イチネンホールディングス(9619)株主優待

2023年3月末の実施をもって廃止予定『イチネンホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

過去の逆日歩クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)の理解を深めたい方向けの記事です。

投資メモ

イチネンホールディングスは、自動車リース関連事業、ケミカル事業、パーキング事業、機械工具販売事業などがある企業です。

イチネンホールディングス(9619)の株主優待

イチネンホールディングス(9619)の株主優待は、QUOカードです。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 1,000円分
500株以上 2,000円分
2,000株以上 4,000円分

優待権利日は年1回、3月末のみです。

保有株数に応じたQUOカードが貰えます。

複数パターンありますが、優待利回りが最も良いのは、100株です。

ただ、残念なことに2023年3月末で優待制度は廃止の予定です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年3月31日」です。

権利付き最終日の「3月27日」までに100株以上の取得が必要です。

イチネンホールディングスに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

イチネンホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年3月31日

権利付き最終日:3月27日(木)・・・残り11ヵ月と2日(336日)
逆日歩日数:1日

イチネンホールディングス(9619)の基本情報

情報更新日:2023年10月29日

code9619優待内容クオカード
業種サービス業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月
本社大阪上場年月日1994年8月2日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数24,262,000企業のHP優待詳細
優待の種類金券

株価更新日:2024年3月29日

29日の終値株価1,756円最低投資額175,600円
最低必要株数100継続保有-

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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イチネンホールディングス(9619)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-03-291,2560-43,800-43,800229,9003.610.4325.0
2022-03-291,3268,900-31,100-40,000172,4001.7511.2123.0
2021-03-291,4200-37,100-37,100216,3003.112.0120.0
2020-03-271,2484,600-31,800-36,400211,5003.110.4126.0
2019-03-261,210000186,7000.010.4320.0
2018-03-271,521900-20,900-21,800118,1002.8512.8318.0
2017-03-281,2015,900-20,000-25,900123,4000.1510.4319.0
2016-03-281,0424,400-42,800-47,200110,0003.08.8117.0
2015-03-261,13114,800-33,200-48,000116,2001.19.6115.0
2014-03-2677028,800-50,100-78,900221,0000.958.0112.0
2013-03-2663626,000-71,100-97,100182,0000.158.03
2012-03-27449-15,100-81,100-66,000139,6000.756.03
2011-03-2842812,800-116,300-129,100181,0000.656.01

過去の逆日歩では、最大逆日歩の発生はありません。

イチネンホールディングス(9619)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(3月31日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2025年3月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 3月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    株主優待数は792、そのうち558銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    イチネンホールディングスと同じQUOカード優待がある銘柄。

    • スペースシャワーネットワーク
    • eBASE
    • 南都銀行
    • TOKAIHD
    • 高速
    • 東海東京フィナンシャル・HD
    • レノバ

    尚、3月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意。

    逆日歩更新日:2024年4月25日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    04/24(水)40010010,000002009,80050.00
    04/23(火)1001,3009,700002009,50048.50
    04/22(月)1,50080010,9000020010,70054.50
    04/19(金)5,100010,200010020010,00051.00
    04/18(木)30005,100003004,80017.00
    04/17(水)03004,800003004,50016.00
    04/16(火)50005,10001,7003004,80017.00
    04/15(月)5006004,6001,70002,0002,6002.30
    04/12(金)1001004,700003004,40015.670
    04/11(木)5001,0004,700003004,40015.670
  5. イチネンホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去12回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2023/03/29:360円 (3日)
    • 2022/03/29:175円 (1日)
    • 2021/03/29:310円 (1日)
    • 2020/03/27:310円 (1日)
    • 2018/03/27:285円 (3日)
    • 2017/03/28:15円 (3日)
    • 2016/03/28:300円 (1日)
    • 2015/03/26:110円 (1日)
    • 2014/03/26:95円 (1日)
    • 2013/03/26:15円 (3日)
    • 2012/03/27:75円 (3日)
    • 2011/03/28:65円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約18万円
    • 500株:約88万円
    • 2000株:約351万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

    イチネンホールディングスと同じ1,000円相当の銘柄です。

    • エフテック
    • 藤森工業
    • C&FロジHD
    • 新潟交通
    • グローブライド


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イチネンホールディングス(9619)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩と同じく経費が掛かるイチネンホールディングスのクロス取引手数料についてです。

3月29日の終値、株価1,756円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額17.6万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/272383714193814
23/265949336489434
33/256113111435811341
43/247132130516813247
53/218150149587715054
63/209169167658716961
73/19122262238711622681
83/18132442419412524488
93/171426326010113595
103/1415282278108145101
113/1316301297116154108
123/1219357353137183128
133/1120376371145193135
143/1021395390152203142
153/722159212149
163/623166222155
173/526188251176
183/427195260182
193/328203270189
202/2829210280196
212/2730217289203
222/2633239318223

イチネンホールディングスの権利付最終日(2025年3月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額17.6万円、イチネンホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年4月25日)から直近の優待権利日(2025年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、イチネンホールディングスを17.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:17.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(338日分)+プレミアム料2,445円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(338日分)+プレミアム料
2,708円=115円+148円+2,445円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:17.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(338日分)3,260円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(338日分)
2,294円=12円+2,282円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、イチネンホールディングスを17.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:17.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ38円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
274円=115円+148円+11円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:17.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ37円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
254円=100円+143円+11円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:17.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料11円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
274円=115円+148円+11円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:17.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)11円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:17.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)11円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
274円=115円+148円+11円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
23円=12円+11円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
22円=11円+11円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので2日です。

※イチネンホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

イチネンホールディングス(9619)のクロス取引・株主優待まとめ

  • イチネンホールディングスの株主優待は人気のQUOカード
  • 2023年3月末で廃止予定
  • 優待価値を超える高額逆日歩が発生したことはない
  • 最後の最後で高額逆日歩発生になるのか注目
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