ミライト・ワン株主優待

電気通信工事、通信インフラ設備の大手『ミライト・ワン』の株主優待情報をまとめました。

旧社名の「ミライト・ホールディングス」で覚えている方が多いかもしれませんが、社名変更して「ミライト・ワン」です。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ
ミライト・ワンは、通信の他、環境エネルギー、IoTなど、事業領域を拡大している企業です。
通信工事は、NTTが最大顧客、大明、東電通など中堅企業複数が合併して誕生!
さらに2022年7月1日、ミライト・HDを存続会社とし、3社で合併、社名をミライト・ワンに変更

ミライト・ワン(1417)の株主優待

ミライト・ワン(1417)の株主優待は、QUOカードです。

優待内容詳細

保有株式数優待の内容
1年以上3年以上
100株以上1,000円1,000円
500株以上2,000円2,000円
1,000株以上3,000円4,000円

ミライト・ワン(1417)の優待権利日は年1回、3月末のみです。

保有株数、保有年数に応じて、QUOカードが貰えます。

1,000株以上、3年以上なら、QUOカード額面が1,000円分増えます。

株主優待に長期保有制度はあるの?

継続保有特典あり

1年以上の継続保有が必須です。

継続保有の条件

100株以上を、毎年3月末及び9月末の株主名簿に同一株主番号で1年以上は連続3回以上、3年以上は連続7回以上保有していることが記載されていること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年3月31日」です。

権利日最終日の「3月29日」までに100株以上の取得が必要です。

ミライト・ワンの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年3月31日

権利日最終:3月29日(水)・・・残り7日(毎日更新)
逆日歩日数:3日

ミライト・ワン(1417)の基本情報

情報更新日:2023年3月2日

code1417優待内容クオカード
業種建設業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月
本社東京上場年月日2010年10月1日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数103,325,000企業のHP優待詳細
優待の種類金券

株価更新日:2023年3月17日

17日の終値株価1,653円最低投資額165,300円
最低必要株数100継続保有継続保有特典

ミライト・ワン(1417)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-292,0206,1000-6,100279,5000.016.8130.0
2021-03-291,88225,9009,200-16,700383,600122.5
2020-03-271,42515,00012,700-2,300649,000120.0
2019-03-261,60132,60013,200-19,400640,700320.0
2018-03-271,67226,60012,400-14,200331,500320.0
2017-03-281,143-9,100-55,500-46,400290,5000.39.6315.0
2016-03-2891721,200-104,900-126,100556,6002.358.0115.0
2015-03-261,39920,300-30,900-51,200594,7000.011.2115.0
2014-03-2688741,000-53,800-94,800520,3001.28.0110.0
2013-03-2691555,600-23,600-79,200560,5000.08.03
2012-03-2758987,60012,500-75,100416,5003
2011-03-2863918,900-23,400-42,300194,4000.058.01

逆日歩は発生したり、しなかったり、継続保有が必須という事もあり、逆日歩金額は少額です。

ミライト・ワン(1417)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(3月31日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 3月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    株主優待数は769、そのうち551銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    ミライト・ワンと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、3月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 近況株不足(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は103,325,000と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    逆日歩更新日:2023年3月20日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/17(金)1006007,30005007,30001.00
    03/16(木)6008007,8004006007,80001.00
    03/15(水)5,1006,5008,0004001,4008,00001.00
    03/14(火)6,80012,1009,40005,7009,0004001.040
    03/13(月)7002,70014,7001,2003,20014,70001.00
    03/10(金)3,20060016,7003,50090016,70001.00
    03/09(木)4,6001,00014,1004,10050014,10001.00
    03/08(水)5,30070010,5004,600010,50001.00
    03/07(火)1,2006005,9001,40005,90001.00
    03/06(月)2001,9005,30010004,5008001.180
  5. ミライト・ワンの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去4回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2017/03/28:30円 (3日)
    • 2016/03/28:235円 (1日)
    • 2014/03/26:120円 (1日)
    • 2011/03/28:5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約17万円
    • 500株:約83万円
    • 1000株:約165万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    優待がお得になる継続保有特典あり、条件次第で、リスクの増減有!

    ミライト・ワンと同じ1,000円相当の銘柄です。

ミライト・ワン(1417)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の次はミライト・ワンのクロス取引手数料です。

3月17日の終値、株価1,653円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額16.5万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/294717027367125
23/285888734458832
33/276106104415410638
43/247123122476312344
53/238141139547214151
63/2211194191759919470
73/20122122098110821276
83/17132292268811882
93/161526426110213695
103/1518317313122163114
113/1419335331129172120
123/1320353348136181127
133/1021370365142190133
143/922388383149199139
153/825170226158
163/726176235165
173/627183244171
183/328190253177
193/229197262184
203/132217289203
212/2833224298209

ミライト・ワンの権利付最終日(2023年3月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額16.5万円、ミライト・ワンのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月22日)から直近の優待権利日(2023年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ミライト・ワンを16.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:16.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)のみ194円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(11日分)
457円=115円+148円+194円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:16.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)のみ191円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(11日分)
434円=100円+143円+191円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:16.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)+プレミアム料75円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(11日分)+プレミアム料
338円=115円+148円+75円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:16.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)99円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:16.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)194円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(11日分)
457円=115円+148円+194円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(11日分)
81円=11円+70円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ミライト・ワンを16.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ71円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
284円=115円+148円+21円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ70円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
263円=100円+143円+20円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料21円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
284円=115円+148円+21円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)21円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)20円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
283円=115円+148円+20円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
32円=11円+21円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
30円=10円+20円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので4日です。

※ミライト・ワンの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ミライト・ワンの一般信用売り在庫

月/日朝方日中夕方
03/21(火)7,0007,0006,8006,200
03/20(月)7,3007,4007,4007,300
03/19(日)-7,300-7,300
03/18(土)-7,200-7,200
03/17(金)9,0009,0009,3005,800
03/16(木)8,4008,5008,4008,100
03/15(水)8,3008,5008,5008,400
03/14(火)8,1008,3008,3008,100
03/13(月)8,1008,2008,3008,100
03/12(日)-8,000-8,000
03/10(金)8,7008,7009,7008,200
03/09(木)8,5008,0008,0008,000

在庫量が多く、早くからクロス取引可能なSMBC日興証券の一般信用売り在庫の近況です。

ミライト・ワン(1417)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 最低でも1年以上の継続保有が必須なので、ミライト・ワンのクロス取引難易度は高め
  • その分、逆日歩リスクは低いが、手間をかけて迄取得するメリットは少ないかも
  • 株価はやや低迷中だが、通信インフラ工事という、公共性の高い事業だけに企業の安定感はあり
  • 総還元性向50%を目線と配当性向に力をいれているので、クロス取引するより、現物保有で応援の選択肢もあり
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