ブルドッグソース株主優待

関東で高シェアのソース大手『ブルドックソース』の株主優待情報をまとめました。

逆日歩、各証券会社毎の手数料(貸株料)を理解して、ベストなつなぎ売り(クロス取引)をおこないたい方向けの記事です。

投資メモ

ブルドックソースは、ソースやその他調味料を展開する、ウスターソース類のトップメーカーです。
健康志向の高付加価値商品、ドレッシングに注目!
関西地盤のイカリソースは傘下。

ブルドックソース(2804)の株主優待

株主優待は、自社グループ製品の詰合せです。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上1,000円相当
800株以上3,000円相当

優待権利日は年1回、3月末のみです。

保有株数に応じた優待品が貰えます。

100株保有なら、4品ぐらい、傘下のイカリソースの商品も含まれているのが、嬉しいポイントです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年3月31日」です。

権利付き最終日の「3月27日」までに100株以上の取得が必要です。

ブルドックソースに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

ブルドックソースの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年3月31日

権利付き最終日:3月27日(水)・・・残り3ヵ月と23日(114日)
逆日歩日数:3日

ブルドックソース(2804)の基本情報

情報更新日:2023年3月2日

code2804優待内容自社製品
業種食料品上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月
本社東京上場年月日1973年5月16日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数13,954,000企業のHP優待詳細
優待の種類食品

株価更新日:2023年12月1日

1日の終値株価2,086円最低投資額208,600円
最低必要株数100継続保有-

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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ブルドックソース(2804)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-03-291,938-104,100-108,700-4,60035,9002.8516.0318.0
2022-03-292,161-112,400-122,500-10,10024,1002.717.6117.5
2021-03-293,025-466,700-483,900-17,200182,40024.824.8117.5
2020-03-271,160-2,900-15,000-12,10053,4001.359.6117.5
2019-03-262,151-2008001,0004,000320.0
2018-03-272,2492,100900-1,2007,900320.0
2016-03-2822422,00023,0001,00030,00012.0
2015-03-2625063,00066,0003,00035,00012.0
2014-03-261943,0001,000-2,00043,00012.0
2013-03-2618542,00041,000-1,00052,0003
2012-03-2717801,0001,00029,0003
2011-03-2817626,00026,000060,0001

過去逆日歩では、2021年に最大逆日歩が発生、しかしこれは、2021年3月末だけの記念優待が実施されたからでしょう。

本来の優待制度は100株で1,000円相当ですが、2021年のみ2,500円相当、高額逆日歩になるのは当たり前です。

ブルドックソース(2804)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(3月31日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 3月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は769、クロス取引可能な貸借銘柄は551、同じ優待分類の企業も多いです。

    ブルドックソースと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、3月実施の『食品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は13,954,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2023年12月4日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    12/01(金)00010090055,900-55,9000.00.05
    11/30(木)00040060056,700-56,7000.00.05
    11/29(水)0009,80010,20056,900-56,9000.00.15
    11/28(火)00001,90057,300-57,3000.00.05
    11/27(月)000040059,200-59,2000.00.05
    11/24(金)0100060060059,600-59,6000.00.05
    11/22(水)10001006001,00059,600-59,5000.00.05
    11/21(火)00010040060,000-60,0000.00.15
    11/20(月)000060060,300-60,3000.00.10
    11/17(金)00010060060,900-60,9000.00.05
  5. ブルドックソースの発生逆日歩

    △:やや注意
    高額逆日歩がそのまま最大逆日歩であり、1回発生しているので、注意です。
    • 2023/03/29:285円 (3日)
    • 2022/03/29:270円 (1日)
    • 2021/03/29:2,480円 (1日)
    • 2020/03/27:135円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約21万円
    • 800株:約167万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    ブルドックソースと同じ1,000円相当の銘柄です。


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ブルドックソース(2804)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

ブルドックソースのクロス取引手数料の比較です。

12月1日の終値、株価2,086円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額20.9万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/274898834468932
23/265112110435711240
33/256134132526913448
43/227156154608015656
53/218179176699217964
63/20112462429412624688
73/191226826510313726896
83/1813290287112149290104
93/1514313309120160112
103/1415335331129172120
113/1318402397155206144
123/1219424419163218152
133/1120447441172229160
143/821469463180240168
153/722189252176
163/625215286200
173/526223298208
183/427232309216
193/128240321224
202/2929249332232
212/2832275366257
222/2733283378265

ブルドックソースの権利付最終日(2024年3月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額20.9万円、ブルドックソースのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年12月4日)から直近の優待権利日(2024年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ブルドックソースを20.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:20.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(118日分)+プレミアム料1,014円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(118日分)+プレミアム料
1,425円=198×2円+16円+1,014円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:20.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(118日分)1,351円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(118日分)
960円=14円+946円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ブルドックソースを20.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:20.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ89円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
438円=198×2円+16円+26円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:20.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ88円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
411円=187×2円+11円+25円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:20.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料26円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
438円=198×2円+16円+26円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:20.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)26円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:20.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)25円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
437円=198×2円+16円+25円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
41円=14円+26円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
38円=13円+25円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※ブルドックソースの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ブルドックソース(2804)のクロス取引・株主優待まとめ

  • ブルドックソースの株主優待品は、嬉しいソース類の自社グループ製品詰合せ
  • 過去に最大逆日歩が発生したこともあるが、記念優待のためイレギュラーと考えるべき
  • 一般信用売り在庫の取り扱いは、ほとんどない
  • 逆日歩は200円程度を覚悟する必要はあるが、今のところ優待価値を超える高額逆日歩が発生したことはない
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