毎日コムネット(8908)の株主優待と逆日歩

毎日コムネット』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ

学生専用マンションの賃貸運営が主力の企業
学生マーケット、就職支援などもおこなう

毎日コムネット(8908)の株主優待

毎日コムネット(8908)の株主優待は、ベネフィット・ステーションの会員権(1年間)の付与です。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 「ベネフィット・ステーション」1年間の会員加入

優待権利日は年1回、5月末のみです。

「ベネフィット・ステーション」1年間の会員加入権利とは?

株主優待で、会員制生活総合サポートサービス「ベネフィット・ステーション(ダイジェストコース)」の1年分の会員加入が貰えます。

ベネフィット・ステーションって、福利厚生として導入している企業が多いのですが、そのサービスを個人でも受けられるようにしています。

メリットは、いろんな施設が会員価格で使えるようになるということです。(無料ではありません)

全国の温泉旅館、シティ&リゾートホテル、ゴルフ場からレンタカー、さらに映画館、遊園地、引越し、人間ドックなど生活のあらゆるシーンに必要なサービスが会員特別価格で利用できます。

管理人も、映画館や水族館、ホテル宿泊、演劇などで利用したことがあります。

たまに特別DAYなどもありますが、滅茶苦茶安くなるわけではありません。

1割や2割ほど安くなる程度です。それでも50,000円の旅行代で1割なら、お得かもしれません。

提携先のホテルなどが、とっても多いので、旅行好きの方ならメリットあるかもしれませんが、他の割引券との併用はできません。

ただね・・・・いろいろな銘柄の株主優待を知っていると、もっと安く、時には無料にする方法がわかるので、あまりベネフィットステーションの利便性を感じてはいません。

なお、ベネフィット・ステーションは、あくまで企業向けの商品です。

優待の場合、企業向けサービスの一部で、利用できないものもあるので、注意です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年5月31日」です。

権利付き最終日の「5月29日」までに100株以上の取得が必要です。

毎日コムネットに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

毎日コムネットの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年5月31日

権利付き最終日:5月29日(水)・・・残り7日(毎日更新)
逆日歩日数:3日

毎日コムネット(8908)の基本情報

情報更新日:2024年4月30日

code8908優待内容割引券
業種不動産業上場市場東証スタンダード 
決算5月 優待月5月
本社東京上場年月日2002年10月29日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数18,000,000企業のHP優待詳細
優待の種類会員制サービス利用権

株価更新日:2024年5月21日

21日の終値株価817円最低投資額81,700円
最低必要株数100継続保有-

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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毎日コムネット(8908)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-05-29798-72,200-123,600-51,400191,7003.16.4120.0
2022-05-27689-41,700-104,400-62,700246,1003.15.6120.0
2021-05-2770615,000-54,400-69,400241,6003.16.4120.0
2020-05-278457,9009,3001,40075,400320.0
2019-05-2876560011,30010,700102,000320.0
2018-05-2898611,90012,10020060,500114.0
2017-05-261,5611,9006,7004,80027,600119.0
2016-05-261,1313,3002,200-1,10015,900130.0
2015-05-261,1766,4005,700-70037,900328.0
2014-05-277188,8008,700-10024,600321.0
2013-05-2870314,50010,300-4,20019,3003
2012-05-284401,3001,100-2008,6001
2011-05-2633828,70027,000-1,70018,5001

毎日コムネット(8908)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(5月31日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 5月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待実施銘柄は、全部で32ありますが、クロス向けの貸借銘柄は23とやや少ないので注意が必要です。

    5月の割引券 と同じ分類銘柄。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は18,000,000であり、東証スタンダード 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年5月21日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    05/20(月)6,0001,80011,8002,900012,900-1,1000.910
    05/17(金)1,5002,1007,6001,800010,000-2,4000.760.05
    05/16(木)1,50008,2001,50008,20001.00
    05/15(水)006,7004,20006,70001.00
    05/14(火)08,0006,70010002,5004,2002.680
    05/13(月)30010014,7001,50002,40012,3006.120
    05/10(金)1,000014,500700090013,60016.110
    05/09(木)40050013,500020020013,30067.50
    05/08(水)50080013,600400040013,20034.00
    05/07(火)03,30013,90000013,900-0
  5. 毎日コムネットの発生逆日歩

    △:やや注意
    比較的高額な逆日歩が1回、逆日歩も3回発生しており、注意が必要です。
    • 2023/05/29:310円 (1日)
    • 2022/05/27:310円 (1日)
    • 2021/05/27:310円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみ、株価もそれほど高くないので、逆日歩リスクは少ないです。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    毎日コムネットと同じ1,000円相当の銘柄です。


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毎日コムネット(8908)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

毎日コムネットの逆日歩リスクがわかったら、次は貸株料です。

5月21日の終値、株価817円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額8.2万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
15/294353513183513
25/285444317224416
35/276535220275319
45/247616124316122
55/238706927367025
65/2211969537499635
75/2112105104405410538
85/2013114112445811441
95/1714123121476344
105/1615131130516747
115/1518158156618157
125/1419166164648560
135/1320175173679063
145/1021184182719466
155/922749969
165/8258411279
175/7268811782
185/2279112185
195/1289412688
204/3033111148104

毎日コムネットの権利付最終日(2024年5月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額8.2万円、毎日コムネットのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年5月22日)から直近の優待権利日(2024年5月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、毎日コムネットを8.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)のみ96円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(11日分)
294円=99円+99円+96円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)のみ95円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(11日分)
282円=90円+97円+95円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)+プレミアム料37円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(11日分)+プレミアム料
235円=99円+99円+37円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)49円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)96円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(11日分)
294円=99円+99円+96円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(11日分)
40円=6円+35円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、毎日コムネットを8.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ35円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
208円=99円+99円+10円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ35円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
197円=90円+97円+10円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料10円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
208円=99円+99円+10円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)10円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)10円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
208円=99円+99円+10円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
16円=6円+10円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
15円=5円+10円

投資金額8.2万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※毎日コムネットの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

毎日コムネット(8908)のクロス取引・株主優待まとめ

  • ベネフィット・ステーションは、自社優待ではなく、ベネフィット・ワンが運営するサービス
  • 優待制度が廃止、もしくは変更になるリスクが、他銘柄の自社優待より高い
  • 無料になる優待ではないので、優待価値としての評価は低い(管理人の判断)
  • 800円前後の株価なのに、300円を超える逆日歩が毎年発生中
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