TOKYO BASE株主優待

日本的なデザインや品質に特化した独自のブランド戦略で急成長「TOKYO BASE(3415)」の株主優待制度が拡充です。

そこで、アパレル企業『TOKYO BASE』の株主優待情報をまとめました。

逆日歩、各証券会社毎の手数料(貸株料)を理解して、ベストなつなぎ売り(クロス取引)をおこないたい方向けの記事です。

投資メモ
TOKYO BASEは、国内ブランドのセレクトショップを展開する企業
TOKYO BASE(3415)は、日本のアパレル小売業界で急成長を遂げた企業で、ファッション商品を提供
主力ブランドとして「STUDIOUS」、「UNITED TOKYO」、「PUBLIC TOKYO」などがあり、国内外のハイエンドな顧客をターゲットにした商品を展開
ブランドは、物理店舗だけでなく、オンラインショップやZOZOTOWNなどのオンラインモールでも販売

  • STUDIOUS事業: 国内デザイナーの作品に焦点を当て、若年層から高い支持を受けている
    トレンドに敏感な顧客層をターゲット
  • UNITED TOKYO事業: 自社で企画・製造を行うブランド、高品質な素材と国内生産にこだわった商品を提供
    コストパフォーマンスの高いファッションを実現
  • PUBLIC TOKYO事業: よりカジュアルなラインを展開、幅広い年代層に向けた商品展開が特徴
  • 海外展開: 国内外に物理店舗を展開、香港や中国本土にも進出
    海外市場への積極的な展開が今後の成長のカギ

国内生産にこだわり、コストと品質のバランスを保った商品展開で競争力を高めているのが魅力です。

TOKYO BASE(3415)の株主優待

TOKYO BASE(3415)の株主優待は、自社系列店舗で利用できる買物券でしたが、2024年優待制度の拡充を発表。

優待内容詳細

TOKYO BASE(3415)の優待権利日は年1回、1月末のみです。

2025年1月末からの株主優待(現状)

保有株式数 優待の内容
2年未満 継続保有2年以上
100株以上 2,000円分 4,000円分
1,000株以上 8,000円分 16,000円分
5,000株以上 15,000円分 30,000円分

株主優待券を進呈と発表していますが、詳細は未定です。

お釣りは出るのか?いくら以上で使えるのか?何枚まで同時に使えるのかなど、全て不明です。

ライバルブランドを意識して、優待制度の発表をしたのかもしれませんが、担当者が優待制度に詳しくないのかも知れません・・・・

明らかなのは、オンラインショップでも利用できるという点だけです。

おそらく、近日中に詳細が発表されると思いますので、その時にまた更新させていただきます。

2024年1月末までの株主優待(過去)

保有株式数 優待内容
100株以上 2枚
300株以上 4枚
500株以上 6枚

保有株数に応じて、買物割引券が貰えます。

優待価値は1枚の割引券で10%OFFです。

何枚あっても常に1割引きです。

2枚なら、20%割引ではないので、注意です。

国内実店舗ほか、オンラインストアでも利用可能です

株主優待に長期保有制度はあるの?

2年以上の継続保有で、優待価値が2倍になるランクアップ特典です。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年1月31日」です。

権利付き最終日の「1月29日」までに100株以上の取得が必要です。

TOKYO BASEに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

TOKYO BASEの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年1月31日

権利付き最終日:1月29日(水)・・・残り1ヵ月と7日(38日)
逆日歩日数:3日

TOKYO BASE(3415)の基本情報

情報更新日:2024年3月30日

code3415優待内容商品割引券
業種小売業上場市場東証プライム 
決算1月 優待月1月
本社東京上場年月日2015年9月2日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数45,966,000企業のHP優待詳細
優待の種類買物券 ファッション

株価更新日:2024年12月20日

20日の終値株価312円最低投資額31,200円
最低必要株数100継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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TOKYO BASE(3415)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-01-29323-233,500-298,900-65,400438,6000.04.014.0
2023-01-27396-337,300-405,100-67,8002,177,5000.358.012.0注意
2022-01-2741614,30015,100800507,60010.0
2021-01-27465-122,900-139,400-16,500344,3000.01.03
2020-01-295215,4004,100-1,300272,2003
2019-01-28714-429,500-548,800-119,300898,8000.053.21注意
2018-01-264,465-172,600-214,400-41,800230,2000.059.01
2017-01-262,96810,30011,10080071,3001

気にするような逆日歩は発生していません。

しかし、優待拡充後の2025年からは逆日歩に注意が必要です。

TOKYO BASE(3415)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(1月31日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 1月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待実施銘柄は、全部で28ありますが、クロス向けの貸借銘柄は11とやや少ないので注意が必要です。

    TOKYO BASEの優待と同じ分類の『商品割引券』等の銘柄一覧。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2023/01/27:35円 (1日)・・・注意
    • 2019/01/28:5円 (1日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は45,966,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年11月22日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/21(木)4,00030066,20014,600043,40022,8001.530
    11/20(水)5,10050062,5001,1001,00028,80033,7002.170
    11/19(火)1,00050057,9001,20020028,70029,2002.020
    11/18(月)2,20040057,4001,3001,00027,70029,7002.070
    11/15(金)3002,00055,600015,00027,40028,2002.030
    11/14(木)20,0006,60057,3002001,70042,40014,9001.350
    11/13(水)60070043,90030020043,90001.00
    11/12(火)042,50044,00005,90043,8002001.00
    11/11(月)31,9007,70086,5002,50070049,70036,8001.740
    11/08(金)14,60020,10062,3004,10024,00047,90014,4001.30
  5. TOKYO BASEの発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、3回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2023/01/27:35円 (1日)・・・注意
    • 2019/01/28:5円 (1日)・・・注意
    • 2018/01/26:5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約3万円
    • 300株:約9万円
    • 500株:約16万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    優待価値は低いですが、『TOKYO BASE』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。


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TOKYO BASE(3415)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

クロス取引に必要な投資金額も低いので、逆日歩は脅威になりません

TOKYO BASEは、クロス取引の仕方によって、手数料も異なります。

12月20日の終値、株価312円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額3.1万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
11/294131357135
21/285171668176
31/2762020810207
41/2472323912238
51/238262610142610
61/2211363614193613
71/2112403915204014
81/2013434317224315
91/17144646182417
101/16155049192518
111/15186059233121
121/14196362243223
131/13206665253424
141/10217069273625
151/922283726
161/825324230
171/726334431
181/627344632
191/328364833
201/229374934
211/132415438

TOKYO BASEの権利付最終日(2025年1月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額3.1万円、TOKYO BASEのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年12月22日)から直近の優待権利日(2025年1月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、TOKYO BASEを3.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:3.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(41日分)+プレミアム料52円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(41日分)+プレミアム料
206円=55円+99円+52円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:3.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(41日分)70円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(41日分)
51円=2円+49円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、TOKYO BASEを3.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:3.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ13円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
158円=55円+99円+4円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:3.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ13円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:50円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
151円=50円+97円+4円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:3.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料4円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
158円=55円+99円+4円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:3.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)4円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:3.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)4円
【超割】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
158円=55円+99円+4円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
6円=2円+4円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
6円=2円+4円

優待権利日最終日の制度信用クロスなら、貸株料はごくわずかです。

※TOKYO BASEの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、トウキョウベースの一般信用売り在庫の近況です。

一般信用売り在庫の増減が分かる一覧表
月/日朝方日中夕方
12/20(金)0016,10018,400
12/19(木)10,9005,400-22,600
12/18(水)5,1002,4003,7002,600
12/17(火)6,4004,5007,8005,100
12/16(月)13,2007,0003,0005,300
12/12(木)10,3006,6007,60011,800
12/11(水)6,8006,20012,2007,200
12/10(火)3,7005,00018,5005,800
12/09(月)11,9003,3003,3004,200

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

1月の株主優待情報をまとめて確認

TOKYO BASE(3415)のクロス取引・株主優待まとめ

  • TOKYO BASEの株主優待は、10%割引券で、魅力は少ない
  • 優待制度拡充で、今後は人気がでる可能性あり
  • 高額逆日歩リスクはほとんどなし
  • 仮に最大逆日歩が発生しても、投資金額が低いので、痛みもほとんどなし。
  • 貸株料も数十円程度なので、いつクロス取引しても、問題なし!
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