トーホー株主優待

業務用食品卸の大手企業『トーホー』の株主優待情報をまとめました。

過去の逆日歩クロス取引の理解を深めたい方向けの記事です。

投資メモ
トーホーは、外食産業に対する業務用食材の卸売業務および業務用食品現金卸売業務をおこなっている企業です。
わかりやすくまとめると、ホテルやレストラン、あの有名テーマパークに食材を提供している企業です。
さらに生鮮三品(青果、精肉、鮮魚)を中心に、惣菜や日配食品、加工食品および日用雑貨などの小売業も積極展開!

トーホー(8142)の株主優待

トーホー(8142)の株主優待は、4つのコースから選択できる優待制度です。

優待内容詳細

優待の内容
1年未満継続保有1年以上
100株以上A:1,000円分
B:50枚
A:1,000円分
B:50枚
200株以上A:1,000円分
B:50枚
A:2,000円分
B:①200枚
C:①100枚+②星 or ①100枚+②宙
D:②月 or ②雪
400株以上A:1,000円分
B:50枚
A:4,000円分
B:①400枚
C:①200枚+②星 or ①200枚+②宙
D:②華 or ②虹

トーホー(8142)の優待権利日は年1回、1月末のみです。

次の4つのコースの中から選べる優待制度を実施中!

Aコース:社会貢献への寄付
Bコース:①買物割引券(100円)
Cコース:①+②
Dコース:②トーホーセレクト商品

注意すべきは、100株保有時の優待です。

Bコースで買物割引券1,000円分が貰えますが、1,000円以上の利用で100円券が1枚使える割引券です。

百貨店の割引カード優待みたいなものです。

スーパーで利用できるので、使い勝手は良いかもしれませんが、無料券ではありません。

また、200株、400株以上の保有者なら、豪華な自社商品が貰えますが、1年以上の継続保有が必須です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

200株以上で自社商品を貰うなら、1年以上の継続保有が必須です。

継続保有の条件

同じ株主番号で、基準日(1月31日)とその前年の7月31日、1月31日の株主名簿に連続して3回以上、記載または記録されていること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年1月31日」です。

権利日最終日の「1月29日」までに100株以上の取得が必要です。

トーホーの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2024年1月31日

権利日最終:1月29日(月)・・・残り4ヵ月と6日(128日)
逆日歩日数:1日

トーホー(8142)の基本情報

情報更新日:2023年1月14日

code8142優待内容買物割引券
業種卸売業上場市場東証プライム 
決算1月 優待月1月
本社兵庫上場年月日1983年9月1日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数11,012,000企業のHP優待詳細
優待の種類買物券 食品

株価更新日:2023年9月15日

15日の終値株価3,570円最低投資額357,000円
最低必要株数100継続保有特典

トーホー(8142)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-01-27973-19,500-176,300-156,800314,6002.08.015.0
2021-01-271,805-34,200-95,200-61,000169,7003.1515.230.0
2020-01-291,797-56,500-111,600-55,100191,0003.914.4325.0
2019-01-282,063-18,100-113,300-95,200169,2003.933.6125.0注意
2018-01-262,741-25,800-109,300-83,500188,7003.844.8125.0注意
2017-01-262,482-23,400-107,000-83,600221,2004.020.0125.0
2016-01-262,134-25,100-110,900-85,800164,0009.917.6325.0
2015-01-27435-225,000-650,000-425,000607,0000.94.035.0
2014-01-28382-263,000-578,000-315,000796,0000.96.035.0
2013-01-28325-90,000-674,000-584,000762,0000.56.01
2012-01-26316-42,000-486,000-444,000541,0000.556.01
2011-01-26301-104,000-491,000-387,000564,0000.456.01

株価の割に高額な逆日歩が毎回発生中!

トーホー(8142)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(1月31日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年1月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 1月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄数30のうち、クロス向けの貸借銘柄は13、類似優待も少ないので注意です。

    1月実施、「買物割引券」優待銘柄。

    • ストリーム
  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2019/01/28:390円 (1日)・・・注意
    • 2018/01/26:380円 (1日)・・・注意
  4. 近況株不足(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意。

    逆日歩更新日:2023年9月22日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/21(木)4,00070012,00010003,1008,9003.870
    09/20(水)01,4008,7003001,2003,0005,7002.90
    09/19(火)50010010,1008004003,9006,2002.590
    09/15(金)03,8009,7002002003,5006,2002.770
    09/14(木)80050013,5004004003,50010,0003.860
    09/13(水)3,2002,60013,2005005,4003,5009,7003.770
    09/12(火)2,0004,80012,60040017,0008,4004,2001.50
    09/11(月)11,600015,4001,10012,10025,000-9,6000.620.05
    09/08(金)1,2002,7003,80014,4001,10036,000-32,2000.110.10
    09/07(木)2,8006,0005,30020,40070022,700-17,4000.230.10
  5. トーホーの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去12回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2022/01/27:200円 (1日)
    • 2021/01/27:315円 (3日)
    • 2020/01/29:390円 (3日)
    • 2019/01/28:390円 (1日)・・・注意
    • 2018/01/26:380円 (1日)・・・注意
    • 2017/01/26:400円 (1日)
    • 2016/01/26:990円 (3日)
    • 2015/01/27:90円 (3日)
    • 2014/01/28:90円 (3日)
    • 2013/01/28:50円 (1日)
    • 2012/01/26:55円 (1日)
    • 2011/01/26:45円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約36万円
    • 200株:約71万円
    • 400株:約143万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:優待価値では警戒範囲
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

    優待価値は低いですが、『トーホー』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。

トーホー(8142)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩はもう必ず発生する手数料と考えた方が良いでしょう。

後は、各証券会社毎に異なる手数料の把握です。

トーホーの手数料を理解するのも大事です。

9月15日の終値、株価3,570円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額35.7万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
11/292767529397627
21/263114113445911441
31/254153151597815355
41/24726726410313726796
51/238305301117156305110
61/229343339132176343123
71/1910381377147196381137
81/1811420414161215420151
91/1714534527205274192
101/1615572565220293205
111/1516610602235313219
121/1217648640249333233
131/1118687678264352246
141/1021801791308411288
151/922323430301
161/823337450315
171/524352469329
181/425367489342
191/328411548383
201/229425567397
211/130440587411

トーホーの権利付最終日(2024年1月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額35.7万円、トーホーのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年9月23日)から直近の優待権利日(2024年1月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、トーホーを35.7万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:35.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(128日分)+プレミアム料1,878円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(128日分)+プレミアム料
2,301円=198×2円+27円+1,878円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(128日分)
3,604円=1,100円+2,504円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(128日分)
1,777円=24円+1,753円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、トーホーを35.7万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:35.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ76円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
446円=198×2円+27円+22円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:35.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ75円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
415円=187×2円+20円+22円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:35.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料22円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
446円=198×2円+27円+22円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
1,122円=1,100円+22円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:35.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)22円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
445円=198×2円+27円+22円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
47円=24円+22円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
44円=22円+22円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の1日に返却日を加えた2日です。

※トーホーの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

トーホー(8142)のクロス取引・株主優待まとめ

  • トーホーは、高額ではないが、逆日歩常連銘柄!
  • 100株保有で貰える優待品は、買物割引券のみ!
  • スーパーで利用できるメリットは大きいが、1,000円以上の買物毎に1枚(100円)しか使えない!
  • いつ最大逆日歩が発生してもおかしくないので、警戒が必要!
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