ビースタイルホールディングス(302A)が新規上場承認されました。
12月のIPO第15弾です。
もうそろそろ、IPOラッシュも終わりかと思われましたが、本日も新規上場承認の発表が続きます。
ビースタイルホールディングス(302A)は、派遣・紹介事業、メディア事業、DX 事業といろいろな事業がある企業です。
東証グロース市場での上場、主幹事SMBC日興、市場吸収金額13億円(想定価格ベース)で、IPO的には、初値が期待できる案件です。
でも、本当に人気があるの?
IPOのリスクは?
ビースタイルホールディングス(302A)の初値予想に必要なデータを有価証券届出書から、重要な部分をまとめて、分析しているのが、当記事です。過去のIPOとの比較も可能です。
当サイトでは、ビースタイルホールディングス(302A)IPO初値予想に関する最新情報を常に更新しています。新規上場承認時、仮条件決定時、公募価格決定時などの重要な節目ごとに記事を見直し、IPOが上場し、初値が付くまで継続して情報を提供いたします。IPOに関するスケジュール一覧も掲載しており、読者の皆さまが今後の予定を一目で確認できるようになっています。
最新の情報をいち早くキャッチしたい方や、IPOの動向を追いたい方は、定期的にご確認いただけると幸いです。
[html_table_cache file=’csv/html/ipo/302A/type1.html’ table_id=’ipo_table1′]事業内容の解説【投資家向けポイント】
ビースタイルホールディングスは、人材関連事業を展開する企業グループで、以下の4つのセグメントに分かれたサービスを提供しています。
1. 派遣・紹介事業
主力事業であり、2024年3月期の売上高構成比は 67.2%
- サービス内容
- 時短やリモート勤務を希望するハイスキル人材向けの「スマートキャリア」
- 主婦層を中心にした派遣サービス「しゅふJOBスタッフィング」
- プロフェッショナル人材を業務委託で派遣する「BIZdirectors」
- 特徴
- パートタイム派遣求人の比率が約82%と高水準
- フレキシブルワーカーやハイキャリア人材向けの求人スマート化で、効率的な採用をサポート
2. メディア事業
2024年3月期の売上高構成比は 24.6%
- 主力サービス
- 主婦採用に特化した求人メディア「しゅふJOB」
- 約99万人の登録者を持つ大規模なポータルサイト
- 地域や業界の女性採用ニーズに対応し、即戦力となる人材を提供
- 特徴
- 採用課金型、応募課金型など、多様な料金プランを展開
3. DX事業
2024年3月期の売上高構成比は 6.0%
- サービス内容
- 業務自動化支援「BPAソリューションサービス」
- ITエンジニア派遣・業務委託サービス
- 特徴
- 生産性向上やコスト削減を目的としたRPA(業務プロセス自動化)の提供
4. その他の事業
- 障がい者雇用支援事業
- 特例子会社「ビースタイルチャレンジ」による業務代行サービス
まとめると、ビースタイルホールディングス(302Aは、主婦やハイスキル人材向け派遣・紹介事業、主婦特化型求人メディア「しゅふJOB」の運営、DX支援を行う企業です。
[html_table_cache file=”csv/html/ipo/302A/type1.html” table_id=”ipo_table2″] [html_table_cache file=”csv/html/ipo/302A/type1.html” table_id=”ipo_table3″]配当・優待の期待と投資のポイント
- これまで配当は未実施
会社設立以来、利益は内部留保に回しており、配当は行われていません - 株主利益を重視
将来的には、業績や財務状況を考慮し、株主への配当を検討する方針 - 配当方針
中間配当と期末配当の年2回を基本方針
結論として、配当の実施はありません。
株主優待に関しての記述もありません。
IPO資金の使い道と今後の計画
IPOの手取概算額は 約5.07億円です。
- 1. システム開発関連費
人材派遣・紹介事業およびメディア事業のシステム刷新に充当
求職者と企業のマッチング効率を高めるため、契約管理システムや求人媒体管理システムを開発- メディア事業の強化
「しゅふJOB」をAIアプリ基盤で進化させ、主婦向けの理想的な求人媒体を構築 - 充当金額
約1.76億円(2026年3月期)、約2.14億円(2027年3月期以降)
- メディア事業の強化
- 2. 広告宣伝費
ブランド認知向上と「しゅふJOB」への応募数増加を目指し、広告宣伝を実施
テレビCMやデジタル広告を展開し、企業の成長を促進- 充当金額
約1.17億円(2026年3月期)
- 充当金額
過去のIPO【市場吸収金額13億円前後】
東証グロース市場、サービス業、市場吸収金額13億円前後の過去のIPO結果です。
| 上場日 IPO名 |
主幹事 | 吸収金額 [億円] |
公募価格 [円] |
初値 [円] |
騰落率 [%] |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年6月19日(水) |
みずほ証券 | 11.5 | 1,420 | 1,560 | 9.9 |
| 2024年3月29日(金) |
みずほ証券 | 11.3 | 980 | 1,700 | 73.5 |
| 2024年3月27日(水) |
SBI証券 | 12.9 | 1,820 | 3,225 | 77.2 |
| 2023年6月29日(木) |
野村證券 | 15.1 | 3,000 | 7,000 | 133.3 |
| 2023年3月30日(木) |
みずほ証券 | 15.7 | 3,250 | 5,310 | 63.4 |
| 2022年9月28日(水) |
大和証券 | 14.1 | 960 | 1,500 | 56.2 |
| 2022年9月13日(火) |
SMBC日興証券 | 13.4 | 1,020 | 2,010 | 97.1 |
| 2022年6月30日(木) |
みずほ証券 | 13.2 | 1,020 | 1,266 | 24.1 |
初値予想の分析【市場動向とIPOの見通し】
IPO初値予想:マイナス要因
- オファリング・レシオが高め
公開株数に対するオファリング・レシオは39.3%(OA込みで45.2%)とやや高め
需給面での初値形成に圧力がかかる可能性 - 利益水準が低い
2024年3月期の経常利益が1.86億円、純利益が3.14億円と控えめで、他の成長型IPOと比べて物足りなさを感じる - 成長性への懸念
売上高成長率はわずか6%(2023年3月期→2024年3月期)と比較的低く、成長株としての魅力に欠ける印象 - 市場規模がやや限定的
「しゅふJOB」をはじめとした主力事業は、ターゲット市場が特定層(主婦層)に限定、大きな市場拡大は見込みにくい - 配当未実施
設立以来配当実績はなく、株主還元政策への期待が薄い点がデメリット
IPO初値予想:プラス要因
- 吸収金額が小型
想定価格ベースで吸収金額は13億円と小型IPOであり、需給バランスの良さが期待できる - 働き方改革の追い風
「フレキシブルワーク」や「主婦の労働力活用」に特化したサービスは、少子高齢化・労働人口減少の社会課題解決にマッチしている - ロックアップがしっかり設定
主要株主には180日間のロックアップがかかっており、早期売却による需給悪化リスクが低減 - DX推進による業務効率化
DX事業ではITエンジニア派遣・業務委託を含む高度なデジタルサービスを展開、収益性向上が期待できる - 今後の成長期待
調達資金をシステム開発(4億円超)や広告宣伝(1億円超)に積極的に投資予定、さらなる事業拡大が期待できる
ビースタイルホールディングスは、小型IPOの利点や社会的なトレンドを背景に一定の需要が見込まれますが、成長性の鈍さや収益規模の小ささがマイナス要因として目立ちます。
ただし、おそらくですが、12月最後のトリを飾るIPOとして、ある程度の初値は期待できるでしょう。
[include_html file=’csv/html/ipo/302A/type2.html’] [include_html file=’csv/html/ipo/302A/type3.html’]ロックアップ対象者
- 売出人:島田亨、増村一郎
- 貸株人:合同会社Original3
- 株主:合同会社ファースト・ステージビー・スタイル、従業員持株会、宮内修、松田充弘、中村浩史、百瀬愛子、内藤斉美、水澤直人
- 新株予約権者:加藤勝久、プラス株式会社、七村守国、府田嘉昭、川原淳、藤田充仁
- その他178名の株主
ロックアップ解除日と期間
- ロックアップ期間 解除日:2025年6月24日 期間:上場売買開始日から180日後
解除倍率の記載はありません。
[include_html file=’csv/html/ipo/302A/type4.html’]IPO参加スタンスと当選・落選結果
初値予想やIPO考察記事も、上場日まで随時更新していきます。
さて、今回のIPO初値予想記事はいかがでしたでしょうか?
現在、IPOのブログランキングに登録したばかりですが、もうすぐ1位を取れるかも知れません。
(IPO(新規公開株)カテゴリ以外に、株主優待、投資でFIREにも参加)
やる気につながりますので、応援よろしくお願いします。
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