EMシステムズ株主優待

調剤薬局向けのシステム開発大手『EMシステムズ』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ

EMシステムズは、電子カルテやレセコンなど、調剤薬局向けシステム開発の大手企業です。
医科システム、介護や福祉育成なども拡大中!調剤向け国内シェア3割以上!

イーエムシステムズ(4820)の株主優待

EMシステムズ(4820)の株主優待は、セルフメディケーション、ヘルスケア商品など、カタログ選択です。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
200株以上1,000円相当
1,000株以上2,000円相当
2,000株以上5,000円相当

EMシステムズ(4820)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

保有株数に応じて、専用カタログまたはウェブサイトの中から好きな商品が選べます。

医療関連のシステム開発等をおこなっている企業だけあって、体温計や温泉の素や、まくらといったアイテムが多いのが優待の特徴です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須あり

1年以上の継続保有が必須です。

継続保有の条件

毎年12月31日の株主名簿に継続して同一の株主番号で記載または記録されていること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに200.0株以上の取得が必要です。

イーエムシステムズの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り6ヵ月と17日(200日)
逆日歩日数:6日

イーエムシステムズ(4820)の基本情報

code4820優待内容商品
業種情報・通信業上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本拠地大阪上場年月日2000年12月15日 
単位100貸借区分貸借
継続保有必須企業の優待HP優待詳細
優待の種類自社商品
最低必要株200.0最低投資額164,000円
配当予想11.0配当落日2022年12月29日
発行済株数74,514千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、6月9日の終値株価で計算。

イーエムシステムズ(4820)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-12-287660-5,900-5,90059,6000.06.457.0
2020-12-289490-4,400-4,400141,1000.258.056.0
2019-12-261,987-149,700-151,800-2,10056,1000.3516.07
2018-12-25945-11,600-10,90070074,0000.358.07
2017-12-262,52200011,9000.020.86
2016-12-271,590-1,500-8007009,8000.03.25
2015-12-252,4415,5005,300-2004,1005
2014-12-251,6846,5005,000-1,50025,0006
2013-12-251,90210,0009,100-90014,6007
2012-12-251,85315,80011,600-4,20021,4007
2011-12-27969-1,2002,7003,9002,2005

イーエムシステムズ(4820)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待数は非常に多く、クロス取引可能な銘柄数は119(優待実施銘柄の全体は175)です。

    イーエムシステムズの優待と同じ分類の『商品』等の銘柄一覧です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は74,514千株であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    06/08(木)002,70010001002,60027.00
    06/07(水)1001002,7000002,700-0
    06/06(火)04002,700040002,700-0
    06/05(月)20003,10010004002,7007.750
    06/02(金)7008002,90005003002,6009.670
    06/01(木)1,90003,00070008002,2003.750
    05/31(水)01001,10010001001,00011.00
    05/30(火)02001,2000001,200-0
    05/29(月)01,0001,4000001,400-0
    05/26(金)002,4000002,400-0
  5. イーエムシステムズの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、3回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2020年12月:25円 (5日)
    • 2019年12月:35円 (7日)
    • 2018年12月:35円 (7日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は200株なので、実際の逆日歩金額はさらに2倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    200株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 200株:約16万円
    • 1,000株:約82万円
    • 2,000株:約164万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ○:少しだけ安全圏かも
    1年以上の継続保有が必須なので、他の優待と比較するとややリスクは下がります。

イーエムシステムズ(4820)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

イーエムシステムズの逆日歩にリスクを感じるなら、一般信用クロス取引です。

6月9日の終値、株価820円の必要株数分(200.0株)で計算。

投資額16.4万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/277123121476312344
212/268140138547214050
312/259158156618115857
412/2210175173679017563
512/2111193190749919369
612/20142452429412624588
712/191526325910113526394
812/1816280277108144280101
912/1517298294115153107
1012/1418315311121162113
1112/1321368363142189132
1212/1222386381148198138
1312/1123403398155207145
1412/824421415162216151
1512/725168225157
1612/628189252176
1712/529195261182
1812/430202270189
1912/131209279195
2011/3032216288201
2111/2935236315220
2211/2836243324226

イーエムシステムズの権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額16.4万円、イーエムシステムズのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年6月10日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、イーエムシステムズを16.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:16.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(205日分)+プレミアム料1,382円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(205日分)+プレミアム料
1,645円=115円+148円+1,382円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:16.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(205日分)1,842円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(205日分)
1,301円=11円+1,290円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、イーエムシステムズを16.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ123円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
299円=115円+148円+36円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ121円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
278円=100円+143円+35円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料36円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(7日分)+プレミアム料
299円=115円+148円+36円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)36円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)35円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(7日分)
298円=115円+148円+35円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
47円=11円+36円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
45円=10円+35円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので7日です。

※イーエムシステムズの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

イーエムシステムズ(4820)のクロス取引・株主優待まとめ

  • EMシステムズの優待は魅力的だが、継続保有1年が必須の銘柄
  • 優待に必要な最低保有株数は200株からに注意
  • 決算期変更により2020年12月より、権利確定日が3月末から12月末に変更
  • 一般信用売り在庫もあるが、放出量は多くない!
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