ラオックス株主優待

爆買いの象徴であった銀座本店が閉店した『ラオックス』の株主優待情報をまとめました。

過去の逆日歩クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)の理解を深めたい方向けの記事です。

投資メモ

ラオックスは、かつては家電量販店、近年は、総合免税店で有名!
その後、免税店は撤収、インバウンド事業のギフト、シャディが主力!
その他、EC関連のグローバル事業、ファッション事業、エンターテインメント事業を展開中!

ラオックス(8202)の株主優待

ラオックス(8202)の株主優待は、ポイント制度によるカタログギフトです。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上1,000ポイント
300株以上2,000ポイント
500株以上3,000ポイント
1,000株以上5,000ポイント

ラオックス(8202)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

ラオックスの株主優待制度は、2010年に1度廃止になり、2017年に再開して、現状の制度です。

株主優待ポイント1,000ポイントで1,000円相当(送料込)の商品と交換可能なWEBギフトです。

人気の高い防水コンパクトシェーバー、LEDライト、セラミックナイフ、バスマット、理美容家電、さらに時計や化粧品フェイスマスク、ステンレスボトルなど約30点の商品から選べます。

また、1,000ポイントで2,000円相当の買い物優待券と交換も可能です。

株主優待ポイントの有効期限は2年間です。
翌年に繰り越して高額ポイントの商品と交換も可能です。(ポイントの繰り越しは、同一の株主番号で保有されている場合のみ)

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

ラオックスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り6ヵ月と25日(208日)
逆日歩日数:6日

ラオックス(8202)の基本情報

code8202優待内容自社ポイント
業種小売業上場市場東証スタンダード 
決算12月 優待月12月
本拠地東京上場年月日1985年12月4日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類暮らし 食品
最低必要株100.0最低投資額24,400円
配当予想0.0配当落日2022年12月29日
発行済株数93,335千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、6月1日の終値株価で計算。

ラオックス(8202)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-12-281620-75,700-75,700817,7000.04.050.0
2020-12-281740-203,700-203,7001,202,0000.258.050.0注意
2019-12-2626955,1007,600-47,500776,70070.0
2018-12-2522118,90041,30022,400806,90070.0
2017-12-26567403,500509,900106,400960,10060.0停止
2016-12-27744-871,000-625,500245,500944,9000.2512.850.0注意
2015-12-25217715,0000-715,00045,533,0000.04.050.0
2014-12-25241-412,0001,923,0002,335,00020,886,00060.0注意
2013-12-25481,858,0004,048,0002,190,0005,505,00070.0
2012-12-2532043,00043,0007,836,0007
2011-12-2730810,000675,000-135,000689,0005

ラオックス(8202)のクロス取引・逆日歩リスク

ラオックスは、貸借銘柄なので、基本クロス取引は可能です。

しかし、申込停止の規制が入りやすいので、注意です。

ラオックスは、2023年4月17日からの申込停止(売禁)により、制度信用クロス取引はできませんが、今後の為に逆日歩回避のチェック結果を残しています。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は175、クロス取引可能な貸借銘柄は119、同じ優待分類の企業も多いです。

    ラオックスの優待分類と同じ『自社ポイント』関連銘柄です。

    尚、12月実施の『暮らし 食品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:投資は自己判断で!
    2023年4月17日より申込停止の規制が発生中、更に今まで4回も規制が入っている、要注意銘柄です。
    • 2020年12月:25円 (5日)・・・注意
    • 2017年12月:0円 (6日)・・・停止
    • 2016年12月:25円 (5日)・・・注意
    • 2014年12月:0円 (6日)・・・注意
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は93,335千株であり、東証スタンダード 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    06/01(木)15,50024,5001,552,20008,400890,000662,2001.740
    05/31(水)19,0003,0001,561,20005,800898,400662,8001.740
    05/30(火)7,4003,1001,545,20003,900904,200641,0001.710
    05/29(月)3,20026,3001,540,9006,9000908,100632,8001.70
    05/26(金)2,500144,6001,564,000030,800901,200662,8001.740
    05/25(木)57,60011,3001,706,100042,000932,000774,1001.830
    05/24(水)4,70010,1001,659,80009,500974,000685,8001.70
    05/23(火)33,60016,5001,665,20061,4000983,500681,7001.690
    05/22(月)29,4001,0001,648,100022,800922,100726,0001.790
    05/19(金)9,6008,9001,619,70004,300944,900674,8001.710
  5. ラオックスの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、2回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2020年12月:25円 (5日)・・・注意
    • 2016年12月:25円 (5日)・・・注意

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約2万円
    • 300株:約7万円
    • 500株:約12万円
    • 1,000株:約24万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

ラオックス(8202)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

ラオックスは、貸借銘柄ですが、申込停止の状態で、制度信用クロス取引はできません。

証券会社に在庫があれば、一般信用クロス取引は可能です。

すぐに一般信用クロス取引の手数料を確認

6月1日の終値、株価244円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額2.4万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/277181879186
212/2682120811217
312/2592323912238
412/221026251013269
512/2111282811142810
612/2014363514183613
712/1915383815203814
812/1816414116214115
912/15174443172216
1012/14184646182417
1112/13215453212819
1212/12225656222920
1312/11235958233021
1412/8246261243222
1512/725253323
1612/628283726
1712/529293827
1812/430303928
1912/131314129
2011/3032324229
2111/2935354632
2211/2836364733

ラオックスの権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額2.4万円、ラオックスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年6月2日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ラオックスを2.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:2.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(213日分)+プレミアム料210円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(213日分)+プレミアム料
364円=55円+99円+210円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:2.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(213日分)280円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(213日分)
198円=2円+196円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料について

制度信用取引の手数料と最適クロス取引の組み合わせは、申込停止(売禁)の規制が解除になり次第、この部分に表示します。

ラオックス(8202)のクロス取引・株主優待まとめ

  • ラオックス(8202)は、中国企業の資本も入り、発行済株式数も多く、クロス取引による逆日歩リスクは少ない傾向
  • ただし、他の要因による、申込停止等の規制が良く入る銘柄なので注意、一般信用売り在庫に期待!
  • 株価が安いので、ちょっとお試しに優待品が欲しいなら、現物保有もあり
  • 約3万円の投資金額で約1,000円の優待品、優待利回りはかなり高いのが魅力!
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