トップカルチャー(7640)は、2022年6月9日に優待制度の廃止を発表しています。

優待廃止後も当サイトでは、株価の更新等をおこなってきましたが、優待復活の可能性も少ないので、一旦更新をとめます。

尚、以下の記事は、優待実施の時のものです。

参考までに残しておきます。

 

トップカルチャー(7640)は、蔦屋書店やTSUTAYAを運営している企業です。

TSUTAYAって、カルチュア・コンビニエンス・クラブではないの?と思った方、さすがです。

実は、トップカルチャーは、カルチュア・コンビニエンス・クラブとフランチャイズ契約を締結している企業です。

そんなトップカルチャー(7640)の株主優待制度、優待クロス手数料、過去の逆日歩一覧データをご紹介です。

トップカルチャー株主優待引用元:トップカルチャー

トップカルチャー(7640)の株主優待

トップカルチャー(7640)の優待品は、蔦屋書店やTSUTAYAで利用できる額面500円のTSUTAYAギフト券です。

優待内容詳細

保有株式数 優待の内容
1年未満 継続保有1年以上
500株以上 ギフト券2枚 ギフト券3枚
1,500株以上 ギフト券4枚 ギフト券6枚

トップカルチャーの優待権利日は年1回、10月末のみです。

TSUTAYAギフト券は、全国のTSUTAYAチェーン加盟店(蔦屋書店・TSUTAYA)において、利用できます。

有効期限は約半年、お釣りはでません。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、TSUTAYAギフト券の枚数が1.5倍になるランクアップ特典です。

継続保有の条件

4月末及ひ10月末の株主名簿に同一の株主番号で連続3回以上記載されていること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年10月31日」です。

権利日最終日の「10月27日」までに500.0株以上の取得が必要です。

トップカルチャーの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年10月31日

権利日最終:10月27日(金)・・・残り8ヵ月と1日(243日)
逆日歩日数:1日

トップカルチャー(7640)の基本情報

code 7640 優待内容 ギフト券
業種 小売業 上場市場 東証スタンダード
決算 10月 優待月 10月
本拠地 新潟 上場年月日 2000年4月13日
単位 100 貸借区分 貸借
継続保有 特典 企業の優待HP 優待詳細
優待の種類 娯楽レジャー 金券
最低必要株 500.0 最低投資額 98,000円
配当予想 6.0 配当落日 2022年10月28日
発行済株数 12,688千株 データ調査日 2022年7月6日

最低投資額のみ、2月24日の終値株価で計算。

トップカルチャー(7640)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日 株価 前日
貸借残
当日
貸借残
差分 出来高 確逆 最逆 品貸
日数
配当 規制
2021-10-27 330 -68,400 -211,300 -142,900 330,600 3.75 4.0 3 0.0
2020-10-28 365 -14,400 -215,100 -200,700 312,500 9.0 4.0 3 0.0
2019-10-29 332 -65,000 -209,000 -144,000 248,500 0.05 4.0 1 0.0
2018-10-26 368 -202,300 -311,000 -108,700 171,800 7.9 8.0 1 0.0 注意
2017-10-26 542 -314,900 -488,200 -173,300 342,300 9.6 9.6 1 7.5 注意
2016-10-26 475 -118,400 -350,100 -231,700 325,900 8.0 8.0 1 7.5 注意
2015-10-27 513 -80,200 -231,700 -151,500 328,500 28.8 9.6 3 7.5 注意
2014-10-28 505 -254,100 -451,000 -196,900 435,900 38.4 9.6 4 7.5 注意
2013-10-28 484 -307,600 -618,000 -310,400 553,500 12.0 12.0 1
2012-10-26 376 -148,200 -348,700 -200,500 299,600 6.0 6.0 1
2011-10-26 380 -92,300 -229,500 -137,200 243,100 12.0 12.0 1

トップカルチャー(7640)の最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待10月の逆日歩日数

    ○:少しだけ安全圏かも

    2023年10月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。

  2. 株主優待クロス取引10月の銘柄数

    △:やや注意

    優待実施銘柄は、全部で30ありますが、クロス向けの貸借銘柄は15とやや少ないので注意が必要です。

    トップカルチャーの優待と同じ分類の『ギフト券』等の銘柄一覧です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:投資は自己判断で!

    今までの優待権利日では、過去に5回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。

    • 2018年10月:790円 (1日)・・・注意
    • 2017年10月:960円 (1日)・・・注意
    • 2016年10月:800円 (1日)・・・注意
    • 2015年10月:2,880円 (3日)・・・注意
    • 2014年10月:3,840円 (4日)・・・注意
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ×:投資は自己判断で!

    東証スタンダード 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日 融資新規 融資返済 融資残高 貸株新規 貸株返済 貸株残高 差引残高 貸借倍率 逆日歩
    02/22(水) 1,100 300 4,800 0 0 3,100 1,700 1.55 0
    02/21(火) 400 0 4,000 200 0 3,100 900 1.29 0
    02/20(月) 400 700 3,600 0 1,000 2,900 700 1.24 0
    02/17(金) 100 100 3,900 0 0 3,900 0 1.0 0
    02/16(木) 600 11,100 3,900 1,000 0 3,900 0 1.0 0
    02/15(水) 9,300 200 14,400 0 0 2,900 11,500 4.97 0
    02/14(火) 0 13,200 5,300 1,000 5,700 2,900 2,400 1.83 0
    02/13(月) 10,900 2,000 18,500 0 2,000 7,600 10,900 2.43 0
    02/10(金) 4,400 8,700 9,600 0 6,600 9,600 0 1.0 0
    02/09(木) 3,500 100 13,900 0 0 16,200 -2,300 0.86 0
  5. トップカルチャーの発生逆日歩

    ×:投資は自己判断で!

    高額逆日歩の常連銘柄です。過去に7回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。

    • 2021年10月:375円 (3日)
    • 2020年10月:900円 (3日)
    • 2019年10月:5円 (1日)
    • 2018年10月:790円 (1日)・・・注意
    • 2017年10月:960円 (1日)・・・注意
    • 2016年10月:800円 (1日)・・・注意
    • 2015年10月:2,880円 (3日)・・・注意
    • 2014年10月:3,840円 (4日)・・・注意
    • 2013年10月:1,200円 (1日)
    • 2012年10月:600円 (1日)
    • 2011年10月:1,200円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は500株なので、実際の逆日歩金額はさらに5倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意

    500株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。

    • 500株:約10万円
    • 1,500株:約29万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:投資は自己判断で!

    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

トップカルチャー(7640)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の理解を深めたら、次はトップカルチャーのクロス取引手数料です。

2月24日の終値、株価196円の必要株数分(500.0株)で計算。

投資額9.8万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日 貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
1 10/27 2 21 21 8 11 21 8
2 10/26 3 31 31 12 16 31 11
3 10/25 6 63 62 24 32 63 23
4 10/24 7 73 72 28 38 73 26
5 10/23 8 84 83 32 43 84 30
6 10/20 9 94 93 36 48 94 34
7 10/19 10 105 103 40 54 105 38
8 10/18 13 136 134 52 70 136 49
9 10/17 14 147 145 56 75 53
10 10/16 15 157 155 60 81 56
11 10/13 16 168 165 64 86 60
12 10/12 17 178 176 68 91 64
13 10/11 20 209 207 81 107 75
14 10/10 21 220 217 85 113 79
15 10/6 22 89 118 83
16 10/5 23 93 124 86
17 10/4 27 109 145 101
18 10/3 28 113 150 105
19 10/2 29 117 156 109
20 9/29 30 121 161 113
21 9/28 31 125 166 117

トップカルチャーの権利付最終日(2023年10月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

トップカルチャー(7640)のクロス取引・株主優待まとめ

TSUTAYAギフト券の優待というだけあって、常に逆日歩が発生、ここ10年の間は、最大逆日歩の発生率が5割を超えます。

優待に必要な最低保有株数は500株です。

この情報を知らない方、多いのではないかと思ってしまうほど、毎回逆日歩が発生しています。

500株での逆日歩は、ダメージ大なので、優待クロスにご注意です。