SANKYO(6417)は、パチンコを製造している企業、フィーバー台で有名です。

そんなSANKYOの株主優待、クロス取引に必要な情報をまとめています。

当記事を最後まで読むことで、過去の逆日歩一覧、クロス取引手数料(貸株料・逆日歩)の理解が深まります。

SANKYO株主優待クロス取引
引用元:SANKYO

三共(6417)の株主優待

三共(6417)の株主優待は、ゴルフ場のプレーフィー無料券や割引券です。

sankyo優待品

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上平日10,000円・土日祝日5,000円割引券 1枚/1回
1,000株以上全日プレーフィー無料券:1,000 株につき1枚/1回
10,000株以上全日プレーフィー無料券:一律10 枚/1 回

SANKYO(6417)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

群馬県高崎市にあるゴルフ場、「吉井カントリークラブ」でのゴルフ料金が割引・無料になる優待です。

なお、吉井カントリークラブは、SANKYOのグループ会社、自社サービスの優待品なので、廃止リスクは低いです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

三共の株主優待制度を利用した感想

SANKYOの優待を取得したタイミングで、コロナ禍になり、オークション等の転売サイトでも売れず、散々な目に逢いました!

因みに、2022年現在、割引券は2枚で2,000円ぐらいの相場です。全日プレーフィー無料券なら、2枚で20,000円ぐらいです。

それにしても、10,000株以上保有するには、4,000万円以上必要です。誰の為の優待かって、それはSANKYO関係者になるんでしょうね。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年3月31日」です。

権利日最終日の「3月29日」までに100.0株以上の取得が必要です。

三共の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年3月31日

権利日最終:3月29日(水)・・・残り2日(毎日更新)
逆日歩日数:3日
最大逆日歩予想範囲:13,420~13,460円 注意喚起で更に2倍(調査日3月2日)

最大逆日歩予想範囲は、逆日歩金額の予想ではなく、株価によって毎日変動する最大逆日歩のリスクです。

予想範囲は、優待必要株数で計算、株主優待クロス取引可能の期限、権利日最終の3月29日前日に更新予定です。

三共(6417)の基本情報

code6417優待内容ゴルフ場割引券
業種機械上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本拠地東京上場年月日1991年10月18日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類娯楽レジャー
最低必要株100.0最低投資額550,000円
配当予想120.0配当落日2023年3月30日
発行済株数66,339千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、3月24日の終値株価で計算。

三共(6417)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-293,475-14,100-55,500-41,400501,6000.128.0150.0
2021-09-282,7949,800-135,700-145,5001,162,4000.122.4150.0
2021-03-293,065-7,900-108,700-100,800834,3000.124.8175.0
2020-09-282,9130-29,300-29,3001,028,8000.0524.0175.0
2020-03-273,200-4,000-152,400-148,400683,00011.725.6175.0
2019-09-263,835900-32,000-32,900453,2000.231.2175.0
2019-03-264,290-600-23,000-22,400441,4004.3534.4375.0
2018-09-254,515-21,100-58,800-37,700386,90011.2536.8375.0
2018-03-273,850-83,800-94,600-10,800493,20011.731.2375.0
2017-09-263,610-13,500-89,200-75,700571,60011.2529.6375.0
2017-03-283,8900-26,200-26,200433,7005.5531.2375.0
2016-09-273,5408,700-11,900-20,600591,9000.028.8375.0
2016-03-284,340-71,700-92,900-21,200311,50010.035.2175.0
2015-09-254,390-17,400-36,500-19,100317,5000.0535.2175.0
2015-03-264,435-37,000-25,70011,300331,2000.036.0175.0
2014-09-254,075-20,600-20,400200238,0000.032.8175.0
2014-03-264,21035,50042,0006,500608,300175.0
2013-09-254,855-13,900-22,800-8,900262,9000.1540.0175.0
2013-03-264,45524,0001,800-22,200153,2003
2012-09-253,70012,50022,70010,200207,4003
2012-03-274,075-14,300-16,200-1,900184,7000.4536.03
2011-09-274,280-26,500-25,900600301,1000.636.03
2011-03-284,275-7,200-6,2001,000349,1000.136.01

三共(6417)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待3月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引3月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は775、クロス取引可能な貸借銘柄は558、同じ優待分類の企業も多いです。

    三共の優待分類と同じ『ゴルフ場割引券』関連銘柄です。

    尚、3月実施の『娯楽レジャー』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ×:投資は自己判断で!
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/23(木)07,10028,6001,7001,40036,000-7,4000.790
    03/22(水)2,4002,20035,700200035,70001.00
    03/20(月)1,1001,50035,5008001,20035,50001.00
    03/17(金)70010,60035,90020011,80035,90001.00
    03/16(木)7,400045,8008004,50047,500-1,7000.960
    03/15(水)1,1005,50038,4005,70060051,200-12,8000.750
    03/14(火)2,70060042,8001,8007,10046,100-3,3000.930
    03/13(月)03,60040,7002,5002,40051,400-10,7000.790
    03/10(金)2,30030044,3004,70010051,300-7,0000.860
    03/09(木)02,40042,30040080046,700-4,4000.910
  5. 三共の発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去17回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2022年3月 :10円 (1日)
    • 2021年9月 :10円 (1日)
    • 2021年3月 :10円 (1日)
    • 2020年9月 :5円 (1日)
    • 2020年3月 :1,170円 (1日)
    • 2019年9月 :20円 (1日)
    • 2019年3月 :435円 (3日)
    • 2018年9月 :1,125円 (3日)
    • 2018年3月 :1,170円 (3日)
    • 2017年9月 :1,125円 (3日)
    • 2017年3月 :555円 (3日)
    • 2016年3月 :1,000円 (1日)
    • 2015年9月 :5円 (1日)
    • 2013年9月 :15円 (1日)
    • 2012年3月 :45円 (3日)
    • 2011年9月 :60円 (3日)
    • 2011年3月 :10円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約55万円
    • 1,000株:約550万円
    • 10,000株:約5,500万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

三共(6417)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩リスクの次は、三共のクロス取引手数料で比較です。

3月24日の終値、株価5,500円の必要株数分(100.0株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資額55万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/2942352329012123584
23/285294290113151294105
33/276353348136181353127
43/247411406158211411148
53/238470464181241470169
63/2211646638249332646232
73/2012705696271362705253
83/1713764754294392274
93/1615882870339452316
103/15181,0581,044407542380
113/14191,1171,102429573401
123/13201,1751,160452603422
133/10211,2341,218475633443
143/9221,2931,276497663464
153/825565753527
163/726588784548
173/627610814570
183/328633844591
193/229655874612
203/132723964675
212/2833746995696

三共の権利付最終日(2023年3月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額55万円、三共のクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月27日)から直近の優待権利日(2023年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、三共を55万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:55万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)のみ353円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=一般信用手数料+金利(1日)+貸株料(6日分)
1,165円=385×2円+42円+353円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:55万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)のみ348円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(6日分)
906円=264×2円+30円+348円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(6日分)(+プレミアム料)
2,336円=2,200円+136円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(6日分)+プレミアム料
948円=385×2円+42円+136円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(6日分)
2,381円=2,200円+181円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(6日分)
2,553円=2,200円+353円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(6日分)
1,165円=385×2円+42円+353円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(6日分)
164円=38円+127円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、三共を55万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:55万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ235円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
882円=385×2円+42円+69円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:55万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ232円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
624円=264×2円+30円+66円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)(+プレミアム料)
2,269円=2,200円+69円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
881円=385×2円+42円+69円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,269円=2,200円+69円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,266円=2,200円+66円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
878円=385×2円+42円+66円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
107円=38円+69円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
101円=35円+66円

投資金額55万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※三共の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

三共(6417)のクロス取引・株主優待まとめ

SANKYO(6417)の優待クロスの魅力は低いと思っていたら、珍しいゴルフ優待だけに欲しい方はそれなりにいます。

一時は、高額逆日歩ばかり発生していました。

コロナ禍ということもあり、ここ数年は逆日歩金額100株あたり、5円や10円ですが、また人々がアクティブに動き出したら、高額な逆日歩が発生する可能性ありです。

現物保有も良いかもと調べたら、財務体質はかなり優良です。ただ、業界評価の低いアニメ制作会社を買収し、そのコンテンツを使うなど、ドンブリ勘定的な経営体質も見え隠れします。

やっぱり低リスクなのは、クロス取引になるんでしょうね。

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