ヤマトインターナショナルは、カジュアルウェア中心のアパレル企業です。

カットソーニット、アウター、ボトム、その他小物雑貨等の繊維製品製造販売業と不動産賃貸業などをおこなっています。

そんなヤマトインターナショナルの株主優待制度、優待クロス取引コスト、過去の逆日歩データをご紹介です。

ヤマトインターナショナル株主優待引用元:ヤマトインターナショナル

ヤマトインターナショナル(8127)の株主優待

ヤマトインターナショナルの株主優待品は、自社商品です。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
300株以上自社商品1,000円相当
500株以上自社商品3,000円相当

ヤマトインターナショナルの優待権利日は年1回、8月末のみです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

ヤマトインターナショナルの株主優待制度を利用した感想

ここ数年、ヤマトインターナショナルの株主優待自社商品は、次の通りです。

  • 300株以上:クロコダイルメンズソックスとクロコダイル今治ハンカチのセット
  • 500株以上:上記2点に追加でクロコダイルバスタオル

高級感あふれる自社商品なので、好きな方は好きでしょう。ソックスやハンカチは、消耗品なので、毎年貰ってもありがたいと言えばありがたいです。

個人的に好きなのは、「ペンフィールド」なんですけどね。

なお数年前に優待は改悪して、100株保有から300株保有に変更しています。

毎年100株クロス取引を実施していた方、株数が足りないと手数料分損するだけなので、ご注意です。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年8月31日」です。

権利日最終日の「8月29日」までに300.0株以上の取得が必要です。

ヤマトインターナショナルの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年8月31日

権利日最終:8月29日(火)・・・残り2ヵ月と18日(79日)
逆日歩日数:1日

ヤマトインターナショナル(8127)の基本情報

code8127優待内容自社商品
業種繊維製品上場市場東証スタンダード 
決算8月 優待月8月
本拠地大阪上場年月日1980年5月21日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類暮らし
最低必要株300.0最低投資額82,200円
配当予想5.0配当落日2023年8月30日
発行済株数21,302千株データ調査日2022年9月17日

最低投資額のみ、6月9日の終値株価で計算。

ヤマトインターナショナル(8127)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-08-29284-58,000-299,800-241,800438,6008.08.015.0停止
2021-08-27333-79,700-225,000-145,300276,6000.854.015.0
2020-08-27344-116,000-316,400-200,400331,7000.954.016.0
2019-08-28428-92,200-241,300-149,100333,6005.44.0311.0
2018-08-28558-25,000-116,000-91,000268,0000.34.8313.0
2017-08-28465-38,000-151,700-113,700259,4000.954.016.0
2016-08-26395-118,000-285,100-167,100232,3004.04.016.0
2015-08-26416-64,800-159,300-94,500178,9000.954.016.0
2014-08-26455-26,400-208,700-182,300254,40012.04.038.0
2013-08-27443-87,200-269,400-182,200257,3000.66.03
2012-08-28394-9,700-41,900-32,20035,3001.656.03
2011-08-26345-1,000-18,900-17,90025,3000.056.01

ヤマトインターナショナル(8127)の最大逆日歩リスク【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待8月の逆日歩日数

    ○:少しだけ安全圏かも
    2023年8月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 株主優待クロス取引8月の銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄は全部で102、クロス可能な貸借銘柄は64、類似優待銘柄は多いですが、注意が必要です。

    ヤマトインターナショナルの優待分類と同じ『自社商品』関連銘柄です。

    尚、8月実施の『暮らし』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    調査時点で規制情報はありませんが、過去に1度だけ規制が入った事があるので、少しだけ注意です。
    • 2022年8月 :800円 (1日)・・・停止
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ×:投資は自己判断で!
    東証スタンダード 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    06/08(木)1001003,900003,90001.00
    06/07(水)1002003,90001003,90001.00
    06/06(火)1001004,000004,00001.00
    06/05(月)8005004,00030004,00001.00
    06/02(金)8005003,70030003,70001.00
    06/01(木)5001,8003,40005003,40001.00
    05/31(水)004,700003,9008001.210
    05/30(火)004,700003,9008001.210
    05/29(月)004,700003,9008001.210
    05/26(金)03004,700003,9008001.210
  5. ヤマトインターナショナルの発生逆日歩

    ×:投資は自己判断で!
    高額逆日歩の常連銘柄です。過去に3回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。
    • 2022年8月 :800円 (1日)・・・停止
    • 2021年8月 :85円 (1日)
    • 2020年8月 :95円 (1日)
    • 2019年8月 :540円 (3日)
    • 2018年8月 :30円 (3日)
    • 2017年8月 :95円 (1日)
    • 2016年8月 :400円 (1日)
    • 2015年8月 :95円 (1日)
    • 2014年8月 :1,200円 (3日)
    • 2013年8月 :60円 (3日)
    • 2012年8月 :165円 (3日)
    • 2011年8月 :5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は300株なので、実際の逆日歩金額はさらに3倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    300株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 300株:約8万円
    • 500株:約14万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

ヤマトインターナショナル(8127)の優待クロス(制度信用・一般信用)比較

ヤマトインターナショナルなら、逆日歩のないクロス取引も可能、それが一般信用クロス取引です。

6月9日の終値、株価274円の必要株数分(300.0株)で計算。

投資額8.2万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
18/292181779186
28/28326261013269
38/254353513183513
48/245444317224416
58/238706927367025
68/229797830407928
78/2110888634458831
88/1811969537499635
98/1712105104405438
108/1615131130516747
118/1516140138547250
128/1417149147577653
138/1018158156618157
148/919166164648560
158/8237810372
168/7248110875
178/4258411279
188/3268811782
198/2299813091
208/13010113594
217/313110413998

ヤマトインターナショナルの権利付最終日(2023年8月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額8.2万円、ヤマトインターナショナルのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年6月11日)から直近の優待権利日(2023年8月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ヤマトインターナショナルを8.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(80日分)+プレミアム料270円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(80日分)+プレミアム料
468円=99円+99円+270円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(80日分)359円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(80日分)
257円=6円+252円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ヤマトインターナショナルを8.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ18円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
203円=99円+99円+5円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ17円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
192円=90円+97円+5円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料5円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
203円=99円+99円+5円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)5円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)5円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
203円=99円+99円+5円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
11円=6円+5円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
10円=5円+5円

投資金額8.2万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※ヤマトインターナショナルの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ヤマトインターナショナル(8127)のクロス取引・株主優待まとめ

ヤマトインターナショナルの高額逆日歩は、優待内容が変更になってから、発生しにくくなっているような気もしますが、油断は禁物です。

少額でも逆日歩が常に発生する銘柄は、いつか大噴火する可能性があるからです。

アパレル関係の自社商品って、センスが合わないと最悪ですが、ヤマトインターナショナルの場合、ソックスや今治ハンカチなので、あまり気にしなくて良いのも魅力。

クロコダイルメンズのロゴが渋い!!