日本ハム(2282)は、食肉産業大手、ハムやソーセージのブランド力も強く、生産・加工・販売までの一貫体制の企業です。

また、グループ企業に「北海道日本ハムファイターズ 」が入っている事を忘れてはいけません!

そんな日本ハム(2282)の株主優待制度、優待クロス取引手数料、過去の逆日歩一覧データをご紹介です。

日本ハム株主優待引用元:日本ハム

日本ハム(2282)の株主優待

日本ハム(2282)の株主優待は、もちろん美味しいハムなどの自社商品です。
さらに、最近では、スポーツ観戦チケットなども登場しています。

日本ハムの優待内容詳細

保有株式数3月末
(自社商品)
9月末
3年以上5年以上
100株以上3,000円相当対象外対象外
500株以上5,000円相当7,500円相当10,000円相当

日本ハム(2282)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

注意が必要なのは、2022年3月末より100株保有の株主優待制度が変更になった事です。
今まで、9月末も優待貰えましたが、年1回で3月末のみです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須なのは、500株保有で9月末の優待時だけです。

継続保有の条件

毎年3月31日と9月30日を基準日として、同日最終の株主名簿に500株以上で記載または記録されること。

日本ハムの株主優待制度を利用した感想

日本ハムの優待品ですから、ハムは必ず選ぶ事が出来る優待品です。
お歳暮で貰えるような贈答品のハムなので、ちょっと贅沢な一品です。

おすすめは、冷凍食品セット、中華の鉄人シリーズって、日本ハムブランドです。

また、野球やサッカーが好きな方なら、スポンサー企業としての優待品もあります。
2022年の場合は、北海道日本ハムファイターズの株主限定ポロシャツやセレッソ大阪の観戦チケットです。

尚、上記優待は、100株保有、500株保有になると、なんと、北海道日本ハムファイターズのレプリカユニホームが貰えます!!

野球観戦チケットはありませんが、北海道での新設球場がオープンしたら、含まれるかもしれませんね。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに500.0株以上の取得が必要です。

日本ハムの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り5ヵ月と25日(178日)
逆日歩日数:3日

日本ハム(2282)の基本情報

code2282優待内容自社グループ商品
業種食料品上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本拠地大阪上場年月日1961年10月1日 
単位100貸借区分貸借
継続保有特典企業の優待HP優待詳細
優待の種類食品 娯楽レジャー
最低必要株500.0最低投資額1,917,500円
配当予想110.0配当落日2023年3月30日
発行済株数102,958千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、3月31日の終値株価で計算。

日本ハム(2282)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-294,3500-43,100-43,100580,6000.235.21102.0
2021-09-284,325-6,600-47,800-41,200762,9000.135.21
2021-03-294,920-1,900-29,700-27,800461,2000.540.0194.0
2020-09-284,820-14,000-67,300-53,300571,5000.139.21
2020-03-273,880-8,100-77,900-69,8001,264,10013.8531.2190.0
2019-09-264,425-5,200-34,100-28,900502,7000.136.01
2019-03-264,08530,8000-30,800666,9000.032.8390.0
2018-09-254,18037,50020,300-17,200623,0003
2018-03-272,256487,000552,00065,0001,619,000353.0
2017-09-263,1452,000-14,000-16,000847,0000.025.23
2017-03-283,175-140,000-168,000-28,0001,028,0007.3525.6352.0
2016-09-272,47524,000-30,000-54,0001,400,0000.1520.03
2016-03-282,587-4,000-87,000-83,000893,0006.220.8133.0
2015-09-252,53822,000-34,000-56,0002,191,0000.020.41
2015-03-262,8360543,000543,0001,293,000146.0
2014-09-252,310-220,000-357,000-137,0001,205,0000.0518.81
2014-03-261,5354,000-90,000-94,0002,722,0000.0516.0137.0
2013-09-251,420-7,000-41,000-34,000854,0000.012.01
2013-03-261,553-227,000-235,000-8,0001,150,0001.216.03
2012-09-251,02822,0005,000-17,000898,0003
2012-03-271,089-30,000-115,000-85,000916,0000.4512.03
2011-09-27980140,000156,00016,0001,241,0003
2011-03-2899656,000-35,000-91,0001,367,0000.08.01

※日本ハムは、2018年4月1日に単元株式数を1,000株から100株に変更すると共に、株式併合で2株を1株にしています。

日本ハムの最大逆日歩リスクはどのくらい?【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施数は390と多く、クロス取引可能な銘柄数も281ですが、ユニークな優待で注目の可能性もありです。

    9月実施、自社グループ商品優待銘柄。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株数は102,958千株もありますが、優待が人気のため、常に株不足になっており、警戒が必要です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/30(木)33,10015,60038,30030047,7007,90030,4004.850
    03/29(水)08,20020,80026,300055,300-34,5000.381.65
    03/28(火)8,5001,40029,0007,100029,00001.00
    03/27(月)1,60020021,9001,60020021,90001.00
    03/24(金)8,90020020,5009,60090020,50001.00
    03/23(木)7003,70011,8008,300011,80001.00
    03/22(水)01,30014,8001001003,50011,3004.230
    03/20(月)1001,50016,1001009003,50012,6004.60
    03/17(金)3,10040017,5001,3005,3004,30013,2004.070
    03/16(木)3003,30014,8007,0001,7008,3006,5001.780
  5. 日本ハムの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去13回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2022年3月 :20円 (1日)
    • 2021年9月 :10円 (1日)
    • 2021年3月 :50円 (1日)
    • 2020年9月 :10円 (1日)
    • 2020年3月 :1,385円 (1日)
    • 2019年9月 :10円 (1日)
    • 2017年3月 :735円 (3日)
    • 2016年9月 :15円 (3日)
    • 2016年3月 :620円 (1日)
    • 2014年9月 :5円 (1日)
    • 2014年3月 :5円 (1日)
    • 2013年3月 :120円 (3日)
    • 2012年3月 :45円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は500株なので、実際の逆日歩金額はさらに5倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ×:投資は自己判断で!
    優待取得の最低投資金額だけでも100万越え、さらに2つのバリエーションもあり警戒が必要です。
    • 100株:約38万円
    • 500株:約192万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:投資は自己判断で!
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

日本ハムの優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の事は、わかりましたか?次は日本ハムのクロス取引手数料です。

3月31日の終値、株価3,835円の必要株数分(500.0株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資額192万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274821810316421821295
29/2651,0261,0133955261,026368
39/2561,2311,2154736311,231442
49/2271,4361,4185527361,436516
59/2181,6411,6206318421,641589
69/20112,2572,2288681,1572,257810
79/19122,4622,4309471,2622,462884
89/15132,6672,6331,0261,368957
99/14142,8722,8351,1051,4731,031
109/13183,6933,6451,4201,8941,326
119/12193,8983,8481,4991,9991,399
129/11204,1034,0501,5782,1041,473
139/8214,3084,2531,6572,2091,547
149/7224,5134,4551,7362,3151,620
159/6251,9732,6301,841
169/5262,0522,7351,915
179/4272,1302,8411,988
189/1282,2092,9462,062
198/31292,2883,0512,136
208/30322,5253,3672,357
218/29332,6043,4722,430

日本ハムの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額192万円、日本ハムのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年4月2日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、日本ハムを192万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計400万円まで4,400円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(181日分)(+プレミアム料)
18,682円=4,400円+14,282円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:2,000円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(181日分)+プレミアム料
15,198円=385×2円+147円+14,282円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計400万円まで4,400円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(181日分)
23,442円=4,400円+19,042円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(181日分)
13,461円=132円+13,330円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、日本ハムを192万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

投資額192万円の手数料【現物:1,238円 信用:880円】

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:信用取引だけにまとめた方が手数料が安くなる為
クロスコスト=制度信用手数料(400万円以内)+金利(1日)+貸株料(4日)
2,149円=1,760円+147円+242円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:1013円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が1013円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
1,159円=385×2円+147円+242円
GMOクリック証券
【1日定額】

192万円の手数料【現物:1,238円 信用:880円】

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:信用取引だけにまとめた方が手数料が安くなる為
クロスコスト=制度信用手数料(400万円以内)+金利(1日)+貸株料(4日)
2,136円=1,760円+145円+231円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:880円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が880円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
865円=264×2円+105円+231円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計400万円まで4,400円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)(+プレミアム料)
4,642円=4,400円+242円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:2,000円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
1,159円=385×2円+147円+242円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計400万円まで4,400円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
4,642円=4,400円+242円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計400万円まで4,400円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
4,631円=4,400円+231円
【超割】

約定毎の手数料【現物:640円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が640円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
1,149円=385×2円+147円+231円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
373円=132円+242円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
352円=121円+231円

投資金額192万円の場合、権利日最終日の4日の貸株料も馬鹿にできません。証券会社を分散して、賢く手数料負担を抑えるのが重要です。

※日本ハムの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

日本ハムのクロス取引・株主優待まとめ

日本ハム(2282)は、日本を代表する企業でもあり、超大型株です。

いくら優待が人気だとしても、日本ハム(2282)が急激な株不足になって、高額逆日歩になる可能性は限りなく低い!と安心しきっていると、大やけどを負います!!

少額ながら、逆日歩も毎回発生、優待クロスは何があるかわかりません。

ただ、3月末より9月末の方が、優待クロス参加者が限られるので、安心度は高いでしょう。500株など、投資金額が高くなる場合は、逆日歩より、貸株料を気にした方がよいかもです。

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