キリンホールディングス株主優待

ビール類で有名な『キリンホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ

キリンホールディングス(2503)は、酒類・飲料事業、医薬事業をおこなっている企業です。
さらに、2つの中間領域「ヘルスサイエンス事業」を展開中!

キリンホールディングス(2503)の株主優待

キリンホールディングス(2503)の株主優待は、自社商品のビール類です。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上①4本
②7本
③1,000円相当
④タオルマフラー
⑤1,000円分
⑥キリン iMUSE プラズマ乳酸菌サプリメント
1,000株以上①12本
②18本
③3,000円相当
④タオルマフラー+Tシャツ
⑤3,000円分
⑥キリン iMUSE プラズマ乳酸菌サプリメント
キリン iMUSE professional プラズマ乳酸菌サプリメント
⑦ワイン2本
⑧入会初月無料(3,190円相当)

キリンホールディングス(2503)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

保有株数に応じて、次の優待品が選べます。

①一番搾り詰め合わせセット
②清涼飲料の詰め合わせ
③キリンシティお食事券
④サッカー日本代表応援グッズ
⑤「キリン飲酒運転根絶募金」への寄付
⑥機能性表示食品
⑦メルシャンワイン詰め合わせ
⑧会員制生ビールサービスのキリン ホームタップの割引

①~⑥までは、100株以上の株主、①~⑧までが1,000株以上の株主の優待品です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

キリンホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り8ヵ月と25日(269日)
逆日歩日数:6日

キリンホールディングス(2503)の基本情報

code2503優待内容自社グループ商品等
業種食料品上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本拠地東京上場年月日1949年5月16日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類食品
最低必要株100.0最低投資額209,600円
配当予想65.0配当落日2022年12月29日
発行済株数914,000千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、3月31日の終値株価で計算。

キリンホールディングス(2503)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-12-281,90355,300-142,400-197,7003,263,6000.2516.0532.5
2020-12-282,442-144,700-343,000-198,3002,149,7005.020.0532.5
2019-12-262,45816,7000-16,7001,535,7000.020.0732.5
2018-12-252,217-94,400-143,600-49,2002,637,3000.718.4727.0
2017-12-262,929-253,500-395,500-142,0001,404,2001.824.0625.5
2016-12-271,939-287,800-569,600-281,8002,039,6003.2516.0520.0
2015-12-251,642-55,700-430,400-374,7002,434,7000.2513.6519.0
2014-12-251,577-224,000-693,800-469,8002,976,2000.012.8619.0
2013-12-251,51369,000-507,000-576,0003,662,0000.3516.0718.0
2012-12-251,03174,000-593,000-667,0003,132,0000.3512.07
2011-12-27950112,000-362,000-474,0002,090,0000.258.05

キリンホールディングス(2503)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は175、クロス取引可能な貸借銘柄は119、同じ優待分類の企業も多いです。

    キリンホールディングスの優待分類と同じ『自社グループ商品等』関連銘柄です。

    尚、12月実施の『食品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は914,000千株と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/30(木)2,0008,60074,300013,600074,300-0
    03/29(水)21,6001,80080,90012,6001,00013,60067,3005.950
    03/28(火)8,6001,50061,100002,00059,10030.550
    03/27(月)11,60050054,0002,0007,5002,00052,00027.00
    03/24(金)2,2001,00042,9007,5001007,50035,4005.720
    03/23(木)1,8001,10041,700100010041,600417.00
    03/22(水)02,00041,000012,000041,000-0
    03/20(月)2,10070043,00012,000012,00031,0003.580
    03/17(金)5,90090041,600015,100041,600-0
    03/16(木)2007,20036,60015,000015,10021,5002.420
  5. キリンホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去9回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2021年12月:25円 (5日)
    • 2020年12月:500円 (5日)
    • 2018年12月:70円 (7日)
    • 2017年12月:180円 (6日)
    • 2016年12月:325円 (5日)
    • 2015年12月:25円 (5日)
    • 2013年12月:35円 (7日)
    • 2012年12月:35円 (7日)
    • 2011年12月:25円 (5日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約21万円
    • 1,000株:約210万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

キリンホールディングス(2503)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の事は、わかりましたか?次はキリンホールディングスのクロス取引手数料です。

3月31日の終値、株価2,096円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額21.0万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/277157155608115756
212/268180177699218064
312/2592021997810420272
412/22102242228611522481
512/21112472449512724789
612/2014314310121161314113
712/1915337332129173337121
812/1816359354138184359129
912/1517381377147196137
1012/1418404399155207145
1112/1321471465181242169
1212/1222494487190253177
1312/1123516509198265185
1412/824539532207276193
1512/725216288201
1612/628242322226
1712/529250334234
1812/430259345242
1912/131268357250
2011/3032276368258
2111/2935302403282
2211/2836311414290

キリンホールディングスの権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額21.0万円、キリンホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年4月2日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、キリンホールディングスを21.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:21万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(275日分)+プレミアム料2,373円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(275日分)+プレミアム料
2,785円=198×2円+16円+2,373円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:21万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(275日分)3,164円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(275日分)
2,229円=14円+2,215円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、キリンホールディングスを21.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:21万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ157円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
458円=198×2円+16円+46円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:21万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ155円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
430円=187×2円+12円+44円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:21万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料46円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)+プレミアム料
458円=198×2円+16円+46円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:21万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)46円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:21万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)44円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)
456円=198×2円+16円+44円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
61円=14円+46円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
58円=13円+44円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※キリンホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

キリンホールディングス(2503)のクロス取引・株主優待まとめ

  • キリンホールディングス(2503)は、発行済株式数が多く、逆日歩リスクは低い
  • 過去の逆日歩でも、最大で100株保有で500円
  • 人気優待銘柄の1つですが、逆日歩が発生しない年もあり
  • 制度信用クロスでも、十分利益を見込めますが、心配な方は一般信用クロスがおすすめ!
  • 下手に早くクロス取引すると、貸株料で損する場合も!
  • 信用売り在庫も毎年、大量に出るので、優待権利日最終日直前でも全然OK
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