
「遊べる本屋」で一世風靡の『ヴィレッジヴァンガード』の株主優待情報をまとめました。
実際に株主優待を使用した感想、メリットなど、優待投資家でないと知らない情報をご紹介!
いつものクロス取引銘柄ではありませんが、現物保有する価値あるかも!!
ヴィレッジヴァンガードは、雑貨と本屋が融合した、面白複合小売店を展開する企業です。
書籍他、CD、雑貨、食品等を扱う!飲食事業を譲渡したのは残念!
ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(2769)の株主優待
ヴィレッジヴァンガードの株主優待は、「遊べる本屋」“ヴィレッジヴァンガード”で利用できる割引券です。
優待内容詳細
保有株式数 | 優待の内容 | ||
---|---|---|---|
1年未満 | 1年以上 | 2年以上 | |
100株以上 | 10,000円分 | 11,000円分 | 12,000円分 |
ヴィレッジヴァンガードの優待権利日は年1回、11月末のみです。
割引券は、1,000円分が10枚で、10,000円分です。
かつては、10,000円分の商品券でしたが、2,000円以上の買物に付き1枚利用できる割引券に変更!
さらに、1,000円ずつの冊子になっていますが、切り離し無効!とやや使い勝手が悪いです。
株主優待に長期保有制度はあるの?
継続保有が必須ではなく、1年、2年と保有する事で優待額が増えるランクアップ特典です。
継続保有の条件
毎年5月末日及び11月末日の自社株主名簿に連続3回や5回以上同一株主番号にて記載または記録されていること。
株主優待制度を利用した感想
ヴィレッジヴァンガードは、クロス取引できない、優待銘柄です。
各証券会社に一般信用売りの在庫もでないので、ほぼクロス取引は不可能です。
その分、かつては約10万円の投資金額で年間1万円もの商品券が貰える(優待利回り10%以上)という破格の優待銘柄として有名でした。
でも、そんな優待制度が長続きするわけもなく、2022年現在は、2,000円毎に1枚利用可能な割引券です。
イメージとしては、くら寿司、スシロー、ヤマダ電機の優待券と一緒!つまり半額券と考えれば、優待価値は高いです。
例えば、ヴィレッジヴァンガードでは、「スラムダンク」や「JOJO」など、話題の本(漫画)などが大人買いできます。
通常、本って割引価格で売っていませんが、優待券を使えば、半額で購入出来るんです!!
これは結構うまみがあります。
以前は管理人が勝手に優待3大旨いハンバーガー店舗の1つと命名していた「ヴィレッジヴァンガードダイナー」の食事代を半額にしていましたが、もう使えません!(因みに残りの2つは、すかいらーく優待の「ラ・オハナ」とトリドール優待の「コナズ珈琲」)
10,000円の優待だと、結局10,000円分は、さらに出費しないといけないので、実際は5,000円分ぐらい使用して、残りは友人等にあげていましたが、それも切り離し無効になり、できなくなっています。
年々、厳しい条件が追加されている優待制度ですが、その分、廃止になる可能性は低いと考えています。
とにかく、雑貨が安く(半額で)買えるのはメリットあります。
ドン・キホーテと同じような面白グッズが盛りだくさんあるので、安く買いたい時は、ヴィレッジヴァンガードに通っています。
ヴィレッジヴァンガードの隠れ優待!
株主優待制度は、厳しく言うと、年々廃れてきていますが、それを補うだけの価値が、ヴィレッジヴァンガードの株主になるとあります!
それが、お宝発掘セールです。(注:2021年、2022年はコロナ禍で中止)
毎年、東京、大阪、名古屋の会場で実施されますが、なんと店舗価格の最大70%引きで商品が売られるセールが開催されるのです。
開催日近くになると、ヴィレッジヴァンガードの店舗でも3,000円以上の買物をすれば、一般の方も入場できるチケットが(抽選だったかも・・・)貰えますが、株主の方が優遇されています。
株主なら、9:00からの開始時間に合わせて入場できますが、一般参加者は13:00以降しか入場できません。
午前中にほぼめぼしい掘り出し物は、売れてしまいます。
中には、転売ヤーだと思われる方も数人いるようで、恐ろしい量の雑貨を大量購入している方もいます。
また、お宝発掘セールのチケットには、シリアル番号が記載されていますが、抽選でディズニーペアチケットなどの景品が当たるなど、とにかくお祭りセールで、楽しいです。
これを目当てに、株主優待を取得してもいいかも知れません。
株主優待:権利確定日はいつ?
次回の優待権利日は「2023年11月30日」です。
権利日最終日の「11月28日」までに100.0株以上の取得が必要です。
ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの優待が貰える直近の株主優待権利日
優待権利日:2023年11月30日
権利日最終:11月28日(火)・・・残り8ヵ月と1日(246日)
逆日歩日数:1日
ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは、貸借銘柄ではないので、逆日歩は発生しませんが、逆日歩日数は、貸株料に影響します。
ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(2769)の基本情報
code | 2769 | 優待内容 | 買物券 |
---|---|---|---|
業種 | 小売業 | 上場市場 | 東証スタンダード |
決算 | 5月 | 優待月 | 11月 |
本拠地 | 愛知 | 上場年月日 | 2003年4月10日 |
単位 | 100 | 貸借区分 | 制度 |
継続保有 | 継続保有特典 | 企業の優待HP | 優待詳細 |
優待の種類 | 買物券 ファッション | ||
最低必要株 | 100.0 | 最低投資額 | 104,600円 |
配当予想 | 0.0 | 配当落日 | 2023年5月30日 |
発行済株数 | 7,861千株 | データ調査日 | 2022年11月26日 |
最低投資額のみ、3月24日の終値株価で計算。
ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(2769)のクロス取引・株主優待まとめ
- ヴィレッジヴァンガードは、クロス取引がほぼ不可能な制度信用銘柄!
- 優待品の魅力は年々さがってきているが、お宝発掘セールのチケットは魅力あり!
- 数々の失敗経験を得て、「遊べる本屋」の本業に専念しはじめたので、今後の業績も期待!
- 本と雑貨が半額で買えると考えると、まだまだ優待品の魅力は高い!