パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス株主優待

PPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)の名前を聞いて、何の事業をおこなっているかすぐにわかる方は、なかなかいないでしょう。

でも、ドン・キホーテなら皆さん知っていますよね。

ドイトなどを買収し、急成長!

多彩な店舗形態「コンビニエンス+ディスカウント+アミューズメント」の三位一体を店舗コンセプトとする総合ディスカウントストアです。

この「ドン・キホーテ」を運営しているPPIHが遂に株主優待制度を導入?!

株主優待の感想、クロス取引のやり方と各手数料、過去の逆日歩一覧、まとめてご紹介!

投資メモ

PPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)は、ドン・キホーテ等を展開する小売事業中心の企業です。
子会社にユニーや長崎屋もある!インバウンド需要で更なる飛躍の可能性に注目!

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)の株主優待

PPIHの株主優待は、「ドン・キホーテ」を利用したことがある方ならご存知の電子マネー「majica」が貰えます!

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上2,000円相当の「majica」ポイント

電子マネーの「majica」ポイントは、ドン・キホーテ、アピタ、ピアゴ、長崎屋など、多数のブランド店舗で利用できるのが魅力です。

アプリ連動で、ポイントが貯まるだけじゃなく、クーポンが使えたり、お得なキャンペーンに参加する事もできます。

イメージとしては、大手コンビニのローソンのポンタ(Ponta)、セブンイレブンのナナコ(nanaco)だと思うとわかりやすいです。

株主優待制度の導入で、「majica」利用者が益々増える可能性大です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

PPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)の優待を使った感想

ドン・キホーテ株主優待

PPIHは、2022年6月末に、株主優待制度を新設!

記念すべき第1回目の優待品が届きました。

優待品は、ちょっと油断するとそのまま捨ててしまいそうな、3つ折りの冊子です。

最初はmajicaアプリの紹介かなと思っていたら、下の部分にクーポンコードが記載されていました。

クーポンコードで2,000ポイントをチャージするのは、最初にmajicaアプリをインストールしておく必要がありますが、手順はとっても簡単です。

クレジットカードとの連携なども勧められますが、全部無視して、無料会員登録できます。

アプリインストール後に、冊子に記載の通り、クーポンコードを入力したら、即2,000ポイントがチャージされました。

チャージした2,000ポイントは、majicaのクーポンと一緒に使う事もできるので、お得感ありです。

majicoポイントの有効期限は、最後に使用した日から1年間です。

majicaポイントの登録も優待品が届いて約1年間も有効期限があるので、慌てて登録する必要がないのも魅力!

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り3ヵ月と0日(91日)
逆日歩日数:6日

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)の基本情報

code7532優待内容自社ポイント
業種小売業上場市場東証プライム 
決算6月 優待月6月、12月
本拠地東京上場年月日1996年12月17日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類自社商品
最低必要株100.0最低投資額313,600円
配当予想18.0配当落日2023年6月29日
発行済株数634,351千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、9月27日の終値株価で計算。

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-06-282,116-26,800-202,200-175,4001,732,4000.117.6114.0
2021-12-281,59587,00086,800-2002,104,70053.0
2021-06-282,32335,6000-35,6001,726,2000.019.2113.0
2020-12-282,35222,60023,5009001,092,10053.0
2020-06-262,409-131,200-116,40014,8001,037,7000.120.0112.0
2019-12-261,833-147,500-153,100-5,6001,052,7000.3515.273.0
2019-06-256,79010,4008,700-1,700280,800330.0注意
2018-12-256,69025,40033,1007,700456,300710.0停止
2018-06-265,24017,70024,2006,500918,900327.0
2017-12-265,920-23,200-21,9001,300372,9000.048.065.0
2017-06-274,25507,5007,500280,300321.0
2016-12-274,395-12,500-17,200-4,700319,2000.535.255.0
2016-06-273,860-17,400-38,000-20,600986,0000.031.2117.0
2015-12-254,38548,60072,80024,200419,00055.0
2015-06-2510,50057,20074,60017,400274,900130.0
2014-12-258,210-22,500-31,800-9,300136,3000.066.4610.0
2014-06-255,64023,70022,300-1,400140,100126.0
2013-12-256,0001,0007,8006,800187,500710.0
2013-06-254,39532,50033,5001,000302,0003
2012-12-253,130-23,800-25,200-1,400152,8000.028.07
2012-06-262,72310,0005,600-4,400312,9003
2011-12-272,686-10,500-14,800-4,30090,4000.024.05
2011-06-272,70630,50028,000-2,500440,8001

ドン・キホーテの最大逆日歩リスクはどのくらい?【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は175、クロス取引可能な貸借銘柄は119、同じ優待分類の企業も多いです。

    パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの優待分類と同じ『自社ポイント』関連銘柄です。

    尚、12月実施の『自社商品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2019年6月 :0円 (3日)・・・注意
    • 2018年12月:0円 (7日)・・・停止
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は634,351千株と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/26(火)017,00023,10001,30010023,000231.00
    09/25(月)7,3003,00040,10060001,40038,70028.640
    09/22(金)14,90010035,800700080035,00044.750
    09/21(木)1,3002,70021,0000010020,900210.00
    09/20(水)60040022,4000010022,300224.00
    09/19(火)5,2006,80022,20002,70010022,100222.00
    09/15(金)5,2005,70023,8002,70002,80021,0008.50
    09/14(木)6001,00024,3000010024,200243.00
    09/13(水)5004,20024,7000010024,600247.00
    09/12(火)032,90028,4000010028,300284.00
  5. パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去4回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2022年6月 :10円 (1日)
    • 2020年6月 :10円 (1日)
    • 2019年12月:35円 (7日)
    • 2016年12月:50円 (5日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

ドン・キホーテのクロス取引(制度信用・一般信用)どちらが良いの?

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、逆日歩の発生しない、一般信用取引も可能です。

9月27日の終値、株価3,136円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額31.4万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/2772352329012023584
212/26826826510313826896
312/259302298116155302108
412/2210336331129172336120
512/2111369364142189369132
612/2014470464181241470169
712/1915503497194258503181
812/1816537530206275537193
912/1517570563219292205
1012/1418604596232310217
1112/1321705696271361253
1212/1222738729284379265
1312/1123772762297396277
1412/824805795310413289
1512/725323430301
1612/628361482337
1712/529374499349
1812/430387516361
1912/131400533373
2011/3032413551385
2111/2935452602422
2211/2836465619434

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額31.4万円、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年9月27日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスを31.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:31.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(98日分)+プレミアム料1,265円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(98日分)+プレミアム料
1,685円=198×2円+24円+1,265円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(98日分)
2,786円=1,100円+1,686円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(98日分)
1,202円=22円+1,180円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスを31.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:31.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ235円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
489円=198×2円+24円+69円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:31.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ232円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
457円=187×2円+17円+66円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:31.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料69円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)+プレミアム料
489円=198×2円+24円+69円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
1,169円=1,100円+69円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:31.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)66円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)
486円=198×2円+24円+66円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
91円=22円+69円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
86円=20円+66円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の6日に返却日を加えた7日です。

※パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

PPIH(ドン・キホーテ)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 「majica」ポイントは、6月末と12月末にそれぞれ2,000ポイントなので、1年間で4,000ポイント
  • PPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)の株価から算出すると、優待利回りはかなり良い
  • 優待取得の過去逆日歩の最高額は100株保有で10円!(まだ1回だけですが・・・)
  • 発行済株式数も多いですが、「ドン・キホーテ」のファンが殺到すれば、あっという間に株不足になる可能性もあり
  • 優待クロスも可能な銘柄だけに、過去逆日歩データ以外の情報で、逆日歩の可能性を見極めるのが勝利の近道
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