アダストリア(2685)の株主優待とクロス取引【逆日歩一覧】

アダストリアの株主歴10年以上の投資家が本音をズバリ!

グローバルワークなどのファッションブランドを展開する『アダストリア』の株主優待情報をまとめました。

株主優待の感想、クロス取引のやり方と各手数料、過去の逆日歩一覧、まとめて確認できます。

投資メモ
アダストリアは、「グローバルワーク」等のカジュアル衣料を展開する企業です。
その他、「ニコアンド」、「ローリーズファーム」といった人気ファッションブランドが多数!
衣料品・雑貨などの企画・製造・販売で積極事業展開!

アダストリア(2685)の株主優待

アダストリア(2685)の株主優待は、自社運営する店舗で利用できる優待券です。

優待内容詳細

保有株式数優待の内容
2年未満継続保有2年以上
100株以上3,000円分5,000円分
1,000株以上10,000円分12,000円分
10,00株以上20,000円分22,000円分

アダストリア(2685)の優待権利日は年1回、2月末のみです。

保有株数、継続年数に応じた優待券が貰えます。

株主優待券は1枚、1,000円の価値として、「グローバルワーク」や「ローリーズファーム」等のブランド店舗で利用できます。

2019年2月末までは、200株で5,000円とかなり良い優待内容だっただけに、制度変更時は改悪と騒がれた銘柄です。

クロス取引銘柄としてのメリットは少なくなりましたが、継続保有する事で優待利回りはアップ。

優待券が使えるブランド店舗

アダストリアの株主優待は、毎年、利用できるブランドが増え続けている素晴らしい優待券!

ネットショップや期間限定ショップでの利用はできませんが、ほぼ全てのファッションブランドで利用できるのが魅力です。

2023年2月時点は、国内40以上のブランドで優待券が使えます。

グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム、スタディオクリップ、ベイフロー、ラコレ、エルーラなど。

 

中でも注目なのが、飲食ブランドの「ミズ カサブランカ」などの飲食店舗でも優待券が使えるという事です。

まだまだ、飲食優待というほど、国内に店舗があるわけではありませんが、横浜や表参道などにアクセスできる方なら、利便性が広がります。

また、「フォーエバー21」もアダストリア傘下のブランドとして、2023年2月に再上陸!

優待券が利用できるかは、まだ不明ですが、今後に期待です。

株主優待券を利用した感想

アダストリア株主優待

様々なブランドを展開しているので、店舗がないといった、優待利用で困った事はありません。

株主になる事で、こんなにも多くのブランドがアダストリアだったと驚かされます。

1年に1回の株主優待なので、有効期限もたっぷり1年間と長いのが魅力です。

また、タイムセールや割引商品にも優待券は利用できます。

デメリットはお釣りが出ない事ぐらいでしょう。

他の優待券との併用も可能で、東京ドームシティの株主優待券があった頃は、東京ドームシティ内の「グローバルワーク」で、2つの株主優待券を一緒に利用した事もあります。

現物保有していた頃もありますが、最近は優待権利日当日に一般信用売り在庫でのクロス取引です。

欲張って1,000株クロスなど目指さなければ、大抵毎年、権利日最終日でも一般信用クロス取引できるのが、アダストリアの魅力!

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、2年以上で優待券2,000円分の追加です。

継続保有の条件

毎年2月末日及び8月末日の株主名簿に同一株主番号で連続して5回以上、1単元以上で記載または記録されること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年2月28日」です。

権利日最終日の「2月26日」までに100株以上の取得が必要です。

アダストリアの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2024年2月28日

権利日最終:2月26日(月)・・・残り5ヵ月と4日(157日)
逆日歩日数:1日

アダストリア(2685)の基本情報

情報更新日:2023年2月12日

code2685優待内容商品券
業種小売業上場市場東証プライム 
決算2月 優待月2月
本社茨城上場年月日2000年12月12日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数48,800,000企業のHP優待詳細
優待の種類買物券 ファッション

株価更新日:2023年9月15日

15日の終値株価2,907円最低投資額290,700円
最低必要株数100継続保有特典

アダストリア(2685)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-02-241,6660-266,800-266,800966,9003.8513.6130.0
2021-02-242,090-54,300-261,500-207,200726,2005.116.8325.0
2020-02-261,9549,500-39,000-48,500772,1000.1516.0325.0
2019-02-251,906-45,200-384,200-339,000737,9002.016.0130.0
2018-02-232,315-5,800-263,200-257,4001,586,5006.219.2115.0
2017-02-232,889-1,100-160,200-159,1001,138,7003.1523.2140.0
2016-02-246,1008,200-72,100-80,300461,7000.148.8190.0
2015-02-243,030-28,400-169,300-140,900532,1006.924.8345.0
2014-02-252,49043,400-23,500-66,900444,1000.020.0325.0
2013-02-253,260-19,980-150,630-130,650279,3905.040.01
2012-02-243,1458,980-41,510-50,490271,3400.540.01
2011-02-233,9802,220-21,590-23,810282,6300.040.01

優待制度の改悪で、高額逆日歩リスクが低減すると思われましたが、2021年は510円の逆日歩が発生です。

アダストリア(2685)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(2月28日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年2月28日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 2月28日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待実施銘柄は、全部で121ありますが、クロス向けの貸借銘柄は74とやや少ないので注意が必要です。

    アダストリアの優待と同じ分類の『商品券』等の銘柄一覧。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 近況株不足(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は48,800,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2023年9月21日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/20(水)3,500014,9003,8002009,0005,9001.660
    09/19(火)1,0001,90011,4001002005,4006,0002.110
    09/15(金)2,30040012,30004005,5006,8002.240
    09/14(木)30080010,4007001,9005,9004,5001.760
    09/13(水)200010,9001,90007,1003,8001.540
    09/12(火)600010,70001005,2005,5002.060
    09/11(月)900010,10006005,3004,8001.910
    09/08(金)08009,200005,9003,3001.560
    09/07(木)400010,00001005,9004,1001.690
    09/06(水)1,0003,8009,6001003006,0003,6001.60
  5. アダストリアの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去10回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2022/02/24:385円 (1日)
    • 2021/02/24:510円 (3日)
    • 2020/02/26:15円 (3日)
    • 2019/02/25:200円 (1日)
    • 2018/02/23:620円 (1日)
    • 2017/02/23:315円 (1日)
    • 2016/02/24:10円 (1日)
    • 2015/02/24:690円 (3日)
    • 2013/02/25:500円 (1日)
    • 2012/02/24:50円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約29万円
    • 1000株:約291万円
    • 10000株:約2,907万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:優待価値では警戒範囲
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

    アダストリアと同じ3,000円相当の優待価値、2月実施の優待一覧。

アダストリア(2685)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

トータル的なデータ分析でも、それほど逆日歩リスクは高くないはずですが、ここ数年の優待クロスの人気で、注意は必要です。

ただ、一般信用売り在庫も大量に登場するので、欲張らない限り、それほど慌てなくても一般信用クロス取引できるでしょう。

アダストリアの逆日歩にリスクを感じるなら、一般信用クロス取引です。

9月15日の終値、株価2,907円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額29.1万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
12/262626124326222
22/233939236489333
32/224124123486412445
42/2172182158411221878
52/2082492469612824989
62/199280276108144280100
72/1610311307120159311112
82/1511342338132175342123
92/1414435430167223156
102/1315466460179239167
112/1216497491191255179
122/917529522203271190
132/818560553215287201
142/721653645251335234
152/622263351246
162/523275367257
172/224287383268
182/125299399279
191/3128335446313
201/3029347462324
211/2930359478335

アダストリアの権利付最終日(2024年2月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

一般信用売り在庫がある場合、投資金額29.1万円、アダストリアのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年9月22日)から直近の優待権利日(2024年2月28日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、アダストリアを29.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:29.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(157日分)+プレミアム料1,878円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(157日分)+プレミアム料
2,296円=198×2円+22円+1,878円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(157日分)
3,603円=1,100円+2,503円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(157日分)
1,772円=20円+1,752円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

優待取得の権利日当日、アダストリアを29.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:29.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ62円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
437円=198×2円+22円+18円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:29.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ61円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
407円=187×2円+16円+18円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:29.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料18円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
437円=198×2円+22円+18円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
1,118円=1,100円+18円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:29.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)18円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
436円=198×2円+22円+18円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
38円=20円+18円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
36円=18円+18円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※アダストリアの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

アダストリアの一般信用売り在庫

月/日朝方日中夕方
09/21(木)3,8003,8003,7003,700
09/20(水)3,8003,8003,8003,800
09/19(火)3,8003,8003,8003,800
09/17(日)3,8003,8003,8003,800
09/15(金)3,8003,8003,8003,800
09/14(木)3,8003,8003,8003,800
09/13(水)3,8003,8003,8003,800
09/12(火)3,8003,8003,8003,800
09/07(木)3,600-3,8003,800
09/06(水)3,6003,6003,6003,600
09/05(火)3,5003,5003,6003,600

在庫量が多く、早くからクロス取引可能なSMBC日興証券の一般信用売り在庫の近況です。

アダストリア(2685)のクロス取引・株主優待まとめ

  • アダストリアの株主優待は、200株保有がなくなるなど、優待内容が改悪、それでも逆日歩リスクは継続
  • 本当のファンには嬉しい、長期保有制度が魅力
  • 株主優待制度が今後もず~と続くなら、今の約2,000円の株価なら40年で元がとれる!
  • 継続保有のチェックは8月も100株以上必要
  • 取得コスト(費用と手間暇)を考えたら、長期保有のクロス取引はあまりおすすめできない
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