カンセキ株主優待

カンセキ(9903)は、栃木県を中心にホームセンター事業を展開している企業です。

豊かなアウトドアライフを実現するための「WILD-1」や栃木県内の「業務スーパー」も、カンセキが運営しています。

そんなカンセキの優待クロス取引情報、株主優待制度、過去の逆日歩一覧データをご紹介です。

投資メモ

カンセキは、アウトドア専門店が収益の柱になっているホームセンターです。
格安スーパーの多店舗化を狙う戦略で、リユースショップ、業務用食品スーパーにも積極的!

カンセキ(9903)の株主優待

カンセキ(9903)の株主優待は、栃木県近郊に住んでいる方には嬉しい、買い物割引券です。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上15%割引券2枚
500株以上15%割引券10枚
1,000株以上15%割引券20枚

カンセキ(9903)の優待権利日は年2回、2月末と8月末です。

割引券は、「ホームセンターカンセキ」と「WILD-1」の全店舗で利用可能です。

1枚につき1回限り、現金、指定クレジットカード、電子マネーによるお買上げ金額の15%割引されます。

高額なホームセンターでの買い物に利用できるという事もあり、オークションサイトでの平均販売価格は1枚800円前後です。

有効期限は約半年です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年8月31日」です。

権利日最終日の「8月29日」までに100株以上の取得が必要です。

カンセキの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年8月31日

権利日最終:8月29日(火)・・・残り5ヵ月と7日(160日)
逆日歩日数:1日

カンセキ(9903)の基本情報

情報更新日:2023年2月12日

code9903優待内容買物割引券
業種小売業上場市場東証スタンダード 
決算2月 優待月2月、8月
本社栃木上場年月日1991年9月18日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数8,050,000企業のHP優待詳細
優待の種類買物券 暮らし

株価更新日:2023年3月17日

17日の終値株価1,450円最低投資額145,000円
最低必要株数100継続保有-

カンセキ(9903)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-08-291,840-12,400-66,100-53,70061,50015.215.2112.0
2022-02-241,816-8,700-87,600-78,90090,10015.215.2112.0
2021-08-272,762-7,900-54,800-46,90074,40022.422.4112.0
2021-02-243,070900-100-1,00012,5000.324.8312.0
2020-08-273,475-700-6,900-6,20011,3000.828.0110.0
2020-02-261,882-4,400-17,900-13,50017,20045.615.237.5
2019-08-281,7233,3001,600-1,7003,10035.0
2019-02-251,4901,8001,9001005,10015.0
2018-08-281,19650050003,80035.0
2018-02-231,3205007002004,00014.0
2017-08-284022,0003,0001,00019,00012.0
2016-08-262721,0001,00008,00012.0
2015-08-262479,0005,000-4,00019,00012.0
2012-02-2415480,00085,0005,00018,0001
2011-08-2611383,00087,0004,00011,0001

過去逆日歩の半分以上が最大逆日歩、株不足に注意!

カンセキ(9903)の最大逆日歩リスク【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(8月31日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2023年8月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 8月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄は全部で100、クロス可能な貸借銘柄は62、類似優待銘柄は多いですが、注意が必要です。

    カンセキと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、8月実施の『買物券 暮らし』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 近況株不足(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    発行済株式数や浮動株比率などが低く、株不足の原因になる要素が多いです。

    逆日歩更新日:2023年3月20日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/17(金)005000050001.00
    03/16(木)200600500040050001.00
    03/15(水)00900010090001.00
    03/14(火)0100900001,000-1000.90
    03/13(月)8005001,00030001,00001.00
    03/10(金)007000070001.00
    03/09(木)007000070001.00
    03/08(水)007000070001.00
    03/07(火)007000070001.00
    03/06(月)100100700100070001.00
  5. カンセキの発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    高額逆日歩の常連銘柄です。過去に4回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。
    • 2022/08/29:1,520円 (1日)
    • 2022/02/24:1,520円 (1日)
    • 2021/08/27:2,240円 (1日)
    • 2021/02/24:30円 (3日)
    • 2020/08/27:80円 (1日)
    • 2020/02/26:4,560円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約15万円
    • 500株:約73万円
    • 1000株:約145万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    優待価値は低いですが、『カンセキ』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。

カンセキ(9903)のクロス取引(制度信用・一般信用)比較

カンセキの逆日歩にリスクを感じるなら、一般信用クロス取引です。

3月17日の終値、株価1,450円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額14.5万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
18/292313112163111
28/283464618244617
38/254626124326222
48/245777630407728
58/238124122486412444
68/229139138547213950
78/2110155153607915556
88/1811170168668717061
98/1712186184729567
108/16152322298911983
118/15162482459512789
128/141726326010113595
138/1018279275107143100
148/919294291113151106
158/823137183128
168/724143191133
178/425149199139
188/326155207145
198/229173230161
208/130179238167
217/3131185246172

カンセキの権利付最終日(2023年8月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額14.5万円、カンセキのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月22日)から直近の優待権利日(2023年8月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、カンセキを14.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:14.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(162日分)+プレミアム料965円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(162日分)+プレミアム料
1,228円=115円+148円+965円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:14.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(162日分)1,287円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(162日分)
911円=10円+901円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、カンセキを14.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:14.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ31円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
272円=115円+148円+9円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:14.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ31円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
252円=100円+143円+9円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:14.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料9円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
272円=115円+148円+9円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:14.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)9円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:14.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)9円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
272円=115円+148円+9円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
19円=10円+9円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
18円=9円+9円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので2日です。

※カンセキの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

カンセキ(9903)のクロス取引・株主優待まとめ

  • カンセキの株主優待は、買物割引券なので、店舗が近くにないと魅力は半減!
  • 数年前に1,000株から100株に単元株式数を変更したカンセキ(9903)です。
  • これで多少は逆日歩リスクが軽減されるかなと思った方いたかも知れませんが、発行済株式数も少なく、現状でも常に逆日歩が発生している銘柄
  • 注意喚起等の規制が入らなくても、最大逆日歩が発生
  • 多い時は逆日歩日数3日で100株あたり、4,560円です。
  • 優待クロスをするなら、最大限の警戒が必要