JMホールディングスと聞くと、何の会社?って思ってしまうかもしれませんが、元々はジャパンミートです。

茨城県を中心に、店舗展開を広げているスーパーマーケットチェーンです。

安心安全で安価な商品を提供するスーパーとして人気です。

そんな、JMホールディングスの株主優待制度、優待クロス手数料、過去の逆日歩実績をまとめました。

JMホールディングス株主優待引用元:JMホールディングス

JMホールディングス(3539)の株主優待

旧社名のイメージ通り、国内産の肉類が中心の優待品です。

JMホールディングスの優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上2,500円相当の精肉関連商品
500株以上3,500円相当の精肉関連商品
1,000株以上5,000円相当の精肉関連商品
10,000株以上10,000円相当の精肉関連商品

2022年迄は、半年以上でOKですが、2023年以降は1年以上の継続保有が必須です。

例えば、100株以上の場合で2,500円相当の場合

  • 国産鶏ムネ肉 2kg
  • 沖縄琉香豚ばら肉薄切 500g
  • 沖縄琉香豚切落し 500g

スーパー価格においての2,000円相当なので、じつは結構お得な優待品になっています。

 

2022年7月4日更新(優待拡充)

  • 沖縄琉香豚ばら肉薄切 340g→500g
  • 沖縄琉香豚切落し 340g→500g

100株以上の優待価値が2,000円→2,500円相当

500株以上の優待価値が3,000円→3,500円相当

 

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須あり

2022年は半年以上の継続保有が必須、2023年以降は1年以上の継続保有が必須

継続保有の条件

1月と7月の株主名簿に同一株主番号で1単元(100株)以上の保有が記載または記録されている事

JMホールディングスの株主優待制度を利用した感想

社名がジャパンミートの時からですが、本社が茨城という事もあり、ジョイフル本田と密接な関係のある企業です。

ジョイフル本田の生鮮館に出店していたり、茨城県連合で頑張っています。

 

自社店舗で販売している商品のアピールを兼ねての株主優待品、JMホールディングスならではの魅力ある食材が揃っています。

尚ジョイフル本田も株主優待制度を実施しており、詳しくは次を参考にしてください。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年7月31日」です。

権利日最終日の「7月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

JMホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年7月31日

権利日最終:7月27日(木)・・・残り3ヵ月と25日(116日)
逆日歩日数:1日

JMホールディングス(3539)の基本情報

code3539優待内容精肉関連商品
業種小売業上場市場東証プライム 
決算7月 優待月7月
本拠地茨城上場年月日2016年4月21日 
単位100貸借区分貸借
継続保有必須企業の優待HP優待詳細
優待の種類食品
最低必要株100.0最低投資額193,900円
配当予想30.0配当落日2022年7月28日
発行済株数26,679千株データ調査日2022年7月24日

最低投資額のみ、3月31日の終値株価で計算。

JMホールディングス(3539)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-07-271,584-53,300-158,300-105,000463,0002.412.8315.0
2021-07-282,100-43,500-257,100-213,600585,7003.616.8315.0
2020-07-293,555-103,800-267,500-163,700345,4000.628.8315.0
2019-07-291,845-150,200-503,300-353,100581,40013.015.2110.0
2018-07-262,130-17,000-275,900-258,900445,6000.835.2120.0注意
2017-07-261,861-60,900-231,700-170,800368,1001.530.4110.0停止
2016-07-261,40252,000117,40065,400179,500310.0

JMホールディングスの最大逆日歩リスクはどのくらい?【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待7月の逆日歩日数

    ○:少しだけ安全圏かも
    2023年7月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 株主優待クロス取引7月の銘柄数

    △:やや注意
    優待実施銘柄は、全部で31ありますが、クロス向けの貸借銘柄は12とやや少ないので注意が必要です。

    JMホールディングスの優待と同じ分類の『精肉関連商品』等の銘柄一覧です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2018年7月 :80円 (1日)・・・注意
    • 2017年7月 :150円 (1日)・・・停止
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は26,679千株であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/30(木)03005,40003005,40001.00
    03/29(水)09005,7004001,3005,70001.00
    03/28(火)5,8007006,6005,4001006,60001.00
    03/27(月)3004001,50020001,3002001.150
    03/24(金)4004001,60005001,1005001.450
    03/23(木)4002001,60030001,60001.00
    03/22(水)001,40020001,3001001.080
    03/20(月)02001,4001006001,1003001.270
    03/17(金)001,600001,60001.00
    03/16(木)10001,6002001001,60001.00
  5. JMホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    比較的高額な逆日歩が1回、逆日歩も5回発生しており、注意が必要です。
    • 2022年7月 :240円 (3日)
    • 2021年7月 :360円 (3日)
    • 2020年7月 :60円 (3日)
    • 2019年7月 :1,300円 (1日)
    • 2018年7月 :80円 (1日)・・・注意
    • 2017年7月 :150円 (1日)・・・停止

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約19万円
    • 500株:約97万円
    • 1,000株:約194万円
    • 10,000株:約1,939万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ○:少しだけ安全圏かも
    1年以上の継続保有が必須なので、他の優待と比較するとややリスクは下がります。

JMホールディングスのクロス取引(制度信用・一般信用)どちらが良いの?

次はJMホールディングスのクロス取引手数料です。

3月31日の終値、株価1,939円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額19.4万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
17/272414116214115
27/265104102405310437
37/256124123486412445
47/247145143567414552
57/218166164648516660
67/209187184729618767
77/19122492469612824989
87/181326926610413826997
97/1414290286112149104
107/1315311307120159112
117/1219394389151202141
127/1120415409159213149
137/1021435430167223156
147/722456450175234164
157/623183244171
167/526207276193
177/427215287201
187/328223298208
196/3029231308216
206/2930239319223
216/2833263351246

JMホールディングスの権利付最終日(2023年7月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額19.4万円、JMホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年4月2日)から直近の優待権利日(2023年7月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、JMホールディングスを19.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:19.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(119日分)+プレミアム料949円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(119日分)+プレミアム料
1,212円=115円+148円+949円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:19.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(119日分)1,265円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(119日分)
899円=13円+885円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、JMホールディングスを19.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:19.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ41円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
275円=115円+148円+12円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:19.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ41円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
255円=100円+143円+12円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:19.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料12円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
275円=115円+148円+12円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:19.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)12円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:19.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)12円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
275円=115円+148円+12円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
26円=13円+12円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
24円=12円+12円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので2日です。

※JMホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

JMホールディングスのクロス取引・株主優待まとめ

継続保有が必須になっていても、そこそこの逆日歩が毎回発生しています。

信用制度クロスを実施する場合、7月末は優待を実施している企業そのものが少ないので、急な高額逆日歩にご注意です。

毎年の優待を安心して楽しみたいなら、現物保有も良いでしょう。

株価も結構お手頃なので、今が買い時のチャンスかもしれません。