埼玉県で大人気のスーパー『ヤオコー』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得な優待クロス取引のやり方がわかります。

ヤオコーは、埼玉県を中心に千葉県、群馬県、茨城県、東京都、栃木県、神奈川県の1都6県に店舗展開している企業です。
生鮮食品、惣菜をはじめとする食料品が大人気、メディアによる紹介も多数!
ヤオコー株主優待
引用元:ヤオコー

ヤオコー(8279)の株主優待

ヤオコー(8279)の株主優待は、自社店舗で使える割引券など、複数の中から選択可能です。

優待内容詳細

保有株式数優待の内容
買物
優待券
自社製
ミネラルウォーター
直輸入
ワインセット
PB商品
詰合せ
100株以上10枚
200株以上20枚1ケース2,000円相当2,000円相当
1,000株以上50枚2ケース5,000円相当5,000円相当
2,000株以上100枚4ケース10,000円相当10,000円相当

ヤオコー(8279)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

100株保有の場合は、買物優待券のみですが、200株以上になると、4つの中から1つ選択することが可能です。

自社製ミネラルウォーターは、谷川連峰の名水で、1ケース550mlペットボトル24本です。

金額にして2,000円相当ですが、重たい水を自宅まで配送してもらえる事を考えるとお得です。

直輸入ワインセット、PB商品詰め合わせもヤオコーで販売している商品です。

気に入ったら、ヤオコーで買えるメリットがあります。

買物優待券は、スーパー系の優待券に多い、1,000円利用で100円引きの割引券です。

1,000円毎に1枚利用可能です。生鮮食品など、日常生活に欠かせない商品に利用できるので、節約効果が大きいです。

正直100株の10枚なんてあっという間、半年ごとに貰えるとしても20枚や50枚は欲しいところです。

50枚なら、5,000円分の家計費が浮く計算です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

ヤオコーの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り5ヵ月と25日(178日)
逆日歩日数:3日

ヤオコー(8279)の基本情報

code8279優待内容買物割引券
業種小売業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本拠地埼玉上場年月日1988年2月5日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類買物券 食品 自社商品
最低必要株100.0最低投資額690,000円
配当予想80.0配当落日2023年3月30日
発行済株数40,013千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、3月31日の終値株価で計算。

ヤオコー(8279)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-296,770400-1,000-1,40059,7000.054.4143.75
2021-09-287,050-3,400-6,000-2,60086,3000.256.8136.25
2021-03-297,1402,5001,300-1,200119,100153.0
2020-09-287,9506000-600139,3000.064.0132.5
2020-03-276,700-10,600-11,600-1,000204,5004.7553.6135.0
2019-09-264,950-4,000-24,600-20,600118,6002.3540.0130.0
2019-03-265,7802,7001,900-80088,600332.5
2018-09-256,880-11,400-17,700-6,30097,6004.255.2327.5
2018-03-275,600-3,400-3,000400109,6000.944.8330.0
2017-09-265,350-15,800-22,600-6,80051,3003.7543.2325.0
2017-03-284,4156,6004,900-1,70076,500327.5
2016-09-274,0758,4008,900500162,200322.5
2016-03-285,0202,7000-2,70078,4000.040.8125.0
2015-03-269,2107,8008,70090046,400150.0
2014-09-256,2302,800-3,500-6,30048,8000.2100.8130.0注意
2014-03-265,0806,9005,400-1,50077,800131.5
2013-09-253,5606,2006,40020035,300128.5
2013-03-263,9907,5007,200-30019,6003
2012-09-253,1307,2007,50030015,8003
2012-03-272,7559,6009,600017,9003
2011-09-272,8016,6005,500-1,10015,7003
2011-03-282,5907,4007,40008,4001

ヤオコー(8279)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は390、クロス取引可能な貸借銘柄は281、同じ優待分類の企業も多いです。

    ヤオコーの優待分類と同じ『買物割引券』関連銘柄です。

    尚、9月実施の『買物券 食品 自社商品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    調査時点で規制情報はありませんが、過去に1度だけ規制が入った事があるので、少しだけ注意です。
    • 2014年9月 :20円 (1日)・・・注意
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は40,013千株であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/30(木)20003002003,6003,900-3,6000.080.15
    03/29(水)06001005,10007,300-7,2000.014.50
    03/28(火)10007004001002,200-1,5000.320.15
    03/27(月)030060060001,900-1,3000.320.15
    03/24(金)1001009003001001,300-4000.690
    03/23(木)40009004002001,100-2000.820
    03/22(水)03005005000900-4000.560.15
    03/20(月)700080004004004002.00
    03/17(金)0700100600100800-7000.120.05
    03/16(木)5001008001005003005002.670
  5. ヤオコーの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去7回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2021年9月 :20円 (1日)
    • 2020年3月 :475円 (1日)
    • 2019年9月 :235円 (1日)
    • 2018年9月 :420円 (3日)
    • 2018年3月 :90円 (3日)
    • 2017年9月 :375円 (3日)
    • 2014年9月 :20円 (1日)・・・注意

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約69万円
    • 200株:約138万円
    • 1,000株:約690万円
    • 2,000株:約1,380万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

ヤオコー(8279)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

怖い逆日歩ですが、ヤオコーは逆日歩なしの一般信用クロス取引も可能です。

3月31日の終値、株価6,900円の必要株数分(100.0株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

貸株料比較表は、69万円の投資額を基準に次の証券会社毎の金利(貸株料)で計算です。

制度信用取引・一般信用取引の金利(貸株料)比較表

証券会社名信用金利貸株料
制度信用一般信用制度信用一般信用
SBI証券2.80%2.80%1.15%一般短期:3.90%
一般無期:1.10%
GMOクリック証券2.75%2.00%1.10%一般短期:3.85%
一般無期:0.80%
auカブコム証券2.98%2.79%1.15%1.50%
松井証券3.10%4.10%1.15%2.00%
楽天証券2.80%2.80%1.10%一般短期:3.90%
一般無期:1.10%
SMBC日興証券2.50%3.00%1.15%1.40%
SBIネオトレード証券2.30%2.75%1.10%取り扱いなし

(2022年9月時点)

投資額69万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274295291113151295106
29/265369364142189369132
39/256442437170227442159
49/227516509198265516185
59/218590582227302590212
69/2011811801312416811291
79/1912885873340454885318
89/1513958946369492344
99/14141,0321,019397529371
109/13181,3271,310510681476
119/12191,4011,383539718503
129/11201,4751,456567756529
139/8211,5481,528595794556
149/7221,6221,601624832582
159/625709945662
169/526737983688
179/4277661,021715
189/1287941,059741
198/31298221,096768
208/30329071,210847
218/29339361,248873

ヤオコーの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額69万円、ヤオコーのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年4月2日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ヤオコーを69万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(181日分)(+プレミアム料)
7,332円=2,200円+5,132円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(181日分)+プレミアム料
5,955円=385×2円+53円+5,132円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(181日分)
9,043円=2,200円+6,843円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(181日分)
4,838円=47円+4,790円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ヤオコーを69万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:69万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ295円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
910円=385×2円+53円+87円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:69万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ291円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
649円=264×2円+38円+83円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)(+プレミアム料)
2,287円=2,200円+87円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
910円=385×2円+53円+87円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,287円=2,200円+87円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,283円=2,200円+83円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
906円=385×2円+53円+83円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
134円=47円+87円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
127円=43円+83円

投資金額69万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※ヤオコーの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ヤオコー(8279)のクロス取引・株主優待まとめ

ヤオコー(8279)の買い物優待券の場合、店舗が埼玉県を中心に1都6県しかないので、利用できる方が限定されます。

それでも、株不足が頻繁に発生するほど、株主優待は大人気!

さすがに優待価値以上の逆日歩が発生したことはありませんが、大量保有する場合は、注意が必要です。

200株以上なら、ワインやPB商品詰め合わせなど、自由に選べるのも魅力の1つでしょう。

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