フィスコ株主優待

フィスコ(3807)は、株投資をしているなら、一度はWEBサイトを見るべき、金融系の情報配信サービスをおこなっている企業です。

有料会員になれば、個人投資家向け会員制投資情報クラブやモバイルなどの情報配信ネットワークを通じてリアルタイムで投資情報を提供してくれます。

株初心者というより、プロの投資家向けの情報に定評あり。

投資メモ

フィスコ(3807)は、金融情報を提供する企業です。
IR支援や暗号資産も展開中だが、利益の柱は、金融と経済に関しての情報!
ICT・IoTデバイス、フィンテックシステム開発に注目!

フィスコ(3807)の株主優待

フィスコの株主優待は、自社ウェブサイト「クラブフィスコ」のIPOナビ(リミテッド)無料クーポンです。

因みに個人投資家に向けて、各種投資情報や教育講座の販売・提供を行なっているオンラインサービスのCLUB FISCO(クラブフィスコ)の会員登録は無料です。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容(クラブフィスコのIPOナビ)
100株以上 1ヶ月無料クーポン(6,480円相当)
2,500株以上 3ヶ月無料クーポン(19,440円相当)
5,000株以上 6ヶ月無料クーポン(38,880円相当)

フィスコの優待権利日は年2回、6月末と12月末です。

フィスコのサイトをチェックしていただければわかりますが、IPOナビ(リミテッド)の通常料金の表示はありません。
定期購読の案内があるのは、フィスコ IPOナビ スタンダードのみです。

スタンダードの機能を限定した購読物が、IPOナビ(リミテッド)の情報です。

なお、2022年まで実施していたフィスココイン(500 円相当)の進呈は廃止ですが、発表が遅い。

2023年12月の優待変更を2024年3月末に発表、こういうのを後出しジャンケンと言います。

つまり、2023年12月の株主優待で予定されていたフィフスコインの贈呈はなくなったという事です。

でも、FSCC(フィフスコイン)を貰うのは、かなり面倒、暗号資産交換所「Zaif」の口座があるのが条件です。

希望者が少なかったのかもしれません。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待制度を利用した感想

はっきり言いますと、フィスコ提供のIPO情報なんて、当選しなければ意味がないのでいりません。IPO投資のメリットやIPO株の買い方なんて、今の世の中ありふれています。

今後、当サイトでも分析データ等を公開する予定なので、あまり意味を感じていません。

IPO投資の情報は、ある程度株経験がある方には、無用のサービス、それより株式注目銘柄の「渾身の一発」などの情報を購読できたほうがよっぽどありがたいです。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年12月31日」です。

権利付き最終日の「12月26日」までに100株以上の取得が必要です。

フィスコに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

フィスコの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年12月31日

権利付き最終日:12月26日(木)・・・残り4ヵ月と30日(152日)
逆日歩日数:7日

フィスコ(3807)の基本情報

情報更新日:2024年7月1日

code3807優待内容暗号資産
業種情報・通信業上場市場東証グロース 
決算12月 優待月6月、12月
本社大阪上場年月日2006年6月8日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数45,908,000企業のHP優待詳細
優待の種類自社商品

株価更新日:2024年7月4日

4日の終値株価94円最低投資額9,400円
最低必要株数100継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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フィスコ(3807)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2024-06-2697000180,7000.04.030.0
2023-12-2795000555,3000.04.060.0
2023-06-28120000311,7000.04.030.0
2022-12-28135000383,6000.04.053.0
2022-06-28166-288,400-487,700-199,300580,4000.054.01
2021-12-28195-307,600-381,500-73,900392,8000.04.053.0
2021-06-28191198,100198,300200322,2001
2020-12-28148117,60043,800-73,8001,478,80053.0
2020-06-2613218,3000-18,300814,7000.04.01
2019-12-2615259,20047,200-12,000556,00070.5
2019-06-25193000457,1000.04.03
2018-12-25201-86,700-106,700-20,0001,585,3000.04.070.0
2018-06-26302000495,9000.04.03
2017-12-26346000716,5000.04.063.0
2017-06-27351058,90058,900959,3003
2016-12-2729427,900-70,900-98,800587,0000.04.053.0
2016-06-27293983,300931,200-52,100959,3001注意
2015-12-25299271,900183,200-88,7006,544,60053.0停止
2015-06-25393137,600184,90047,300275,4001
2014-12-25328361,800548,600186,800339,70063.0
2014-06-251,36069,20076,9007,70084,1001
2013-12-2575088,00088,60060074,500717.0
2013-06-2571,9008371,0151786483
2012-12-2529,710314281-33707
2012-06-2625,5007031-39903
2011-12-2718,8001051083625
2011-06-2726,700116115-1491

フィスコ(3807)の最大逆日歩リスクはどのくらい?

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(12月31日)の逆日歩日数

    ×:逆日歩日数では警戒範囲
    2024年12月31日は、逆日歩日数が7日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 12月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は178、クロス取引可能な貸借銘柄は116、同じ優待分類の企業も多いです。

    フィスコと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、12月実施の『自社商品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2016/06/27:0円 (1日)・・・注意
    • 2015/12/25:0円 (5日)・・・停止
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は45,908,000であり、東証グロース 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年7月26日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    07/25(木)30,90056,000150,00003,000150,00001.00
    07/24(水)62,60037,500175,1003,0000153,00022,1001.140
    07/23(火)600600150,00000150,00001.00
    07/22(月)9,7009,900150,0000200150,00001.00
    07/19(金)7,3007,600150,2000300150,20001.00
    07/18(木)7,7007,300150,5004000150,50001.00
    07/17(水)10,20010,600150,1000400150,10001.00
    07/16(火)41,00046,400150,50000150,50001.00
    07/12(金)43,00037,100155,9005000150,5005,4001.040
    07/11(木)5,7005,700150,00000150,00001.00
  5. フィスコの発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、1回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2022/06/28:5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約1万円
    • 2500株:約24万円
    • 5000株:約47万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。


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フィスコ(3807)のクロス取引(制度信用・一般信用)

フィスコ(3807)のクロス取引における逆日歩リスクは、ほとんどないでしょう。

ただ、急に人気が出る可能性もあるので、どうしても逆日歩のような想定外のリスクが嫌な方は、逆日歩の発生しない、一般信用クロス取引がおすすめです。

制度信用より、少しだけ手数料が高いですが、安心をお金で買えます。

フィスコの逆日歩にリスクを感じるなら、一般信用クロス取引です。

7月4日の終値、株価94円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額0.9万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/268883483
212/2511111045114
312/2412121146124
412/2313131256134
512/2014131357135
612/1915141467145
712/1818171779176
812/17191818797
912/162019197107
1012/132120208107
1112/122221218118
1212/112524249129
1312/1026252510139
1412/927262610139
1512/628101410
1612/529111410
1712/432121611
1812/333121611
1912/234131712
2011/2935131712
2111/2836131812
2211/2739141913

フィスコの権利付最終日(2024年12月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額0.9万円、フィスコのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年7月27日)から直近の優待権利日(2024年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、フィスコを0.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:0.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(160日分)+プレミアム料59円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(160日分)+プレミアム料
213円=55円+99円+59円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:0.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(160日分)79円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(160日分)
56円=1円+55円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、フィスコを0.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:0.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ8円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(8日分)
156円=55円+99円+2円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:0.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ8円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:50円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(8日分)
149円=50円+97円+2円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:0.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)+プレミアム料2円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(8日分)+プレミアム料
156円=55円+99円+2円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:0.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)2円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:0.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)2円
【超割】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(8日分)
156円=55円+99円+2円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
3円=1円+2円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
3円=1円+2円

優待権利日最終日の制度信用クロスなら、貸株料はごくわずかです。

※フィスコの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

フィスコ(3807)のクロス取引・株主優待まとめ

  • フィスコは、過去、規制が入ったことはありますが、逆日歩実績0(ゼロ)でしたが、2022年6月に逆日歩発生!
  • 2022年6月の逆日歩は100株保有で5円!
  • 優待価値に魅力を感じる方は、一部の投資家だけという事かな?
  • 一般信用クロスも例年、権利日最終日になっても余っている・・・・
  • さすがに転売好きな優待クロス取引プレイヤーも手を出しにくい銘柄