富士ソフト株主優待

ソフト開発の独立系大手『富士ソフト』の株主優待情報をまとめました。

株主優待の感想、クロス取引のやり方と各手数料、過去の逆日歩一覧、まとめて確認できます。

投資メモ

富士ソフト(9749)は、組み込み系ソフトウェアの開発や業務系システムの構築をおこなう、独立系ITソリューションベンダーです。
1970年創立と歴史もある企業、自動車、FA・OA、家電(AV機器)、金融、製造、流通、文教分野等と実績多数!

富士ソフト(9749)の株主優待

富士ソフト(9749)の株主優待は、自社開発ソフトもしくは、自社関連施設で栽培のシイタケのどちらかです。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上はがき・住所録作成ソフト「筆ぐるめ」
or
しいたけ詰め合わせ 1セット

富士ソフト(9749)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

筆ぐるめは、年末になると、コンビニ等でも見かけることが多くなる、年賀状作成の定番ソフト!

windows版の最新ソフト、定価4,000円相当が貰えます。

また、富士ソフト企画株式会社が、福島県耶麻郡西会津町で栽培しているシイタケのセットを選ぶ事も可能!

しいたけは、ITによる新しい農業と障がい者就労フィールドの2つをテーマとして生産!

「全国サンマッシュ生産協議会」が主催する品評会にて、6年連続(2016年から2021年)で金賞を受賞!

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

富士ソフトの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り9ヵ月と0日(275日)
逆日歩日数:6日

富士ソフト(9749)の基本情報

code9749優待内容PCソフト等
業種情報・通信業上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本拠地神奈川上場年月日1987年12月1日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類自社商品 食品
最低必要株100.0最低投資額767,000円
配当予想109.0配当落日2022年12月29日
発行済株数33,700千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、3月24日の終値株価で計算。

富士ソフト(9749)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-12-285,6002,100-12,000-14,10094,6004.044.8526.0
2020-12-285,1205,4000-5,400160,1000.041.6523.0
2019-12-264,26062,20056,500-5,700242,200722.0
2018-12-254,015700-1,000-1,700207,6000.032.8719.0
2017-12-263,585-3,800-21,500-17,700115,7000.928.8618.0
2016-12-272,792020020034,400515.0
2015-12-252,5625,0008,1003,100137,700514.0
2014-12-252,5431,0001,80080034,400614.0
2013-12-252,3395,7000-5,700158,5000.020.077.0
2012-12-251,6356,600-600-7,20050,4000.04.07
2011-12-271,376-22,100-23,300-1,20031,8000.253.05

富士ソフト(9749)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は175、クロス取引可能な貸借銘柄は119、同じ優待分類の企業も多いです。

    富士ソフトの優待分類と同じ『PCソフト等』関連銘柄です。

    尚、12月実施の『自社商品 食品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は33,700千株であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/23(木)30001,40090001,40001.00
    03/22(水)20001,100005006002.20
    03/20(月)10010090001005004001.80
    03/17(金)400100900006003001.50
    03/16(木)1001006000060001.00
    03/15(水)0500600300060001.00
    03/14(火)4004001,10005003008003.670
    03/13(月)2009001,10001,3008003001.380
    03/10(金)80001,8001007002,100-3000.860
    03/09(木)4004001,00010002,700-1,7000.370.15
  5. 富士ソフトの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、3回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2021年12月:400円 (5日)
    • 2017年12月:90円 (6日)
    • 2011年12月:25円 (5日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

富士ソフト(9749)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

富士ソフト(9749)の高額逆日歩リスクは低い!と喜ぶのはちょっと早いです。

優待制度を導入したのは、2021年12月末、つまり実績はまだ1回しかありません。

優待取得の投資金額が高いので、少しの株不足でも高額逆日にになる可能性あり!

逆日歩に脅威を感じるなら、一般信用クロス取引がおすすめですが、手数料などが気になりますよね。

富士ソフトのクロス取引手数料の比較です。

3月24日の終値、株価7,670円の必要株数分(100.0株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資額77万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/277576569222295576207
212/268658650253338658236
312/259740731285380740266
412/2210823812316422823295
512/2111905893348464905325
612/20141,1521,1374435911,152413
712/19151,2341,2184756331,234443
812/18161,3161,3005066751,316473
912/15171,3991,381538717502
1012/14181,4811,462570759532
1112/13211,7281,706665886620
1212/12221,8101,787696928650
1312/11231,8921,868728970679
1412/8241,9751,9497591,013709
1512/7257911,055738
1612/6288861,181827
1712/5299181,224856
1812/4309491,266886
1912/1319811,308916
2011/30321,0131,350945
2111/29351,1081,4771,034
2211/28361,1391,5191,063

富士ソフトの権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額77万円、富士ソフトのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月27日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、富士ソフトを77万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(282日分)(+プレミアム料)
11,124円=2,200円+8,924円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(282日分)+プレミアム料
9,752円=385×2円+59円+8,924円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(282日分)
14,098円=2,200円+11,898円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(282日分)
8,381円=53円+8,329円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、富士ソフトを77万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:77万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ576円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
999円=385×2円+59円+170円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:77万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ569円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
733円=264×2円+42円+162円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(7日分)(+プレミアム料)
2,370円=2,200円+170円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)+プレミアム料
999円=385×2円+59円+170円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
2,370円=2,200円+170円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
2,362円=2,200円+162円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)
992円=385×2円+59円+162円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
223円=53円+170円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
211円=49円+162円

投資金額77万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※富士ソフトの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

富士ソフト(9749)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 富士ソフト(9749)が、優待制度を導入したのは、2021年12月末
  • 記念すべき、1回目の優待時の逆日歩は400円ですが、今後は逆日歩リスクに警戒が必要
  • 理由の1つが株価の上昇、投資金額が多く必要になり、最大逆日歩の上限もあがっているので注意
  • 優待品の申込は、年明けの2月以降になるので、来年以降の年賀状作成で活躍してくれるソフト(筆ぐるめを選んだ場合)
  • 今後も富士ソフトの躍進を期待するなら、現物保有の選択肢もあり
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