シンシア株主優待

コンタクトレンズの製造・販売をおこなっている『シンシア』の株主優待情報をまとめました。

過去の逆日歩クロス取引の理解を深めたい方向けの記事です。

2022年の記念優待、1,000円分のQUOカードが大好評、2023年、2024年と連続拡充でも注目です。

投資メモ

シンシアは、1日の使い捨てコンタクトレンズで、一躍有名になった企業
「pranair」「2week EyeWell」「FAIRY」のブランドを展開
EC・ドラッグストアで販路拡大中

  • コンタクトレンズ事業: 1日使い捨てタイプや2週間・1ヶ月交換タイプ、さらにカラーレンズなど多彩なコンタクトレンズの製造・販売が主力事業
    「L-CON」や「シンシアS」シリーズが好評で、国内外の市場で売上を伸ばしている
  • システム事業: POSシステムの提供や関連サービスを通じて、他の事業分野とのシナジー効果を狙う
    売上も好調、事業の柱の一つとして成長中​
  • コンサルティング事業: 医療分野や関連業界における業務支援

日本国内の安定したコンタクトレンズ市場に加え、アジアや欧米の市場拡大を狙った積極的な展開が魅力。新規事業として始めたシステム事業により事業ポートフォリオも強化。

シンシア(7782)の株主優待

シンシア(7782)の株主優待は、従来のQUOカード優待に加えて、自社オンラインサイトで利用可能なクーポンコードの追加!

優待内容詳細

シンシア(7782)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

株主優待で人気のQUOカードを入手するには、1年以上の継続保有が必要です。

クロス取引向けというより、現物ホルダー向けの優待です。

ただし、使い捨てコンタクトレンズを安く購入したい方にとって、1回限りのクロス取引で手に入る40%割引券は魅力かも。

2024年12月末からの株主優待(現状)

保有株式数 保有期間
1年未満 1年以上 3年以上
100株以上 30%割引券 40%割引券
200株以上 40%割引券 QUOカード1,000円分
50%割引券
QUOカード3,000円分
50%割引券
1,000株以上 50%割引券 QUOカード1,000円分
50%割引券
QUOカード3,000円分
60%割引券

100株以上でも、割引券が貰えるようになりました。

確かに、株主優待の拡充ではありますが、QUOカード優待に変更はなく、大きなサプライズではありません。

2023年12月末までの株主優待(過去)

保有株式数 保有期間
1年未満 1年以上 3年以上
200株以上 40%割引券 QUOカード1,000円分
50%割引券
QUOカード3,000円分
50%割引券
1,000株以上 50%割引券 QUOカード1,000円分
50%割引券
QUOカード3,000円分
60%割引券

QUOカードに加えて、シンシア公式WEBサイトで利用可能な、クーポンコードが貰えます。

クーポンコードの割引率は、保有株数、保有年数で異なります。

↑↑上記が2023年からの優待制度です。

2022年12月末までの株主優待(過去)

保有株式数 保有期間
1年未満 3年以上
200株以上 QUOカード1,000円分
記念QUOカード1,000円分
クーポンコード
QUOカード3,000円分
記念QUOカード1,000円分
クーポンコード

継続保有の縛りはありません!

2022年は記念優待で1,000円分のQUOカードが追加で貰えます。

200株保有で、2,000円相当のQUOカード、さらに新設優待のクーポンコードまで貰える!

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典・必須あり

1年以上の継続保有が必須ですが、3年以上で優待価値は3倍です。

QUOカード優待に必要な、継続保有必須の縛りは、2023年12月より実施。

継続保有の条件

毎年12月末日現在の株主名簿に記載または記録され、かつ12月末日及び6月末時点の株主名簿に、同一の株主番号で連続で、3回や7回以上記載されていること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年12月31日」です。

権利付き最終日の「12月26日」までに200株以上の取得が必要です。

シンシアに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

シンシアの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年12月31日

権利付き最終日:12月26日(木)・・・残り2ヵ月と11日(72日)
逆日歩日数:7日

シンシア(7782)の基本情報

情報更新日:2024年9月29日

code7782優待内容自社商品割引券
業種精密機器上場市場東証スタンダード 
決算12月 優待月12月
本社東京上場年月日2016年12月16日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数6,862,000企業のHP優待詳細
優待の種類自社ブランド商品割引券、QUOカード

株価更新日:2024年10月11日

11日の終値株価446円最低投資額89,200円
最低必要株数200継続保有特典・必須

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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シンシア(7782)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2023-12-27551500-21,100-21,60040,6000.34.8614.0
2022-12-28514-59,200-105,800-46,60071,4000.259.654.0注意
2021-12-28620-17,300-25,200-7,90058,1001.2511.255.0注意
2020-12-28648-173,700-169,8003,90044,00040.011.2513.0停止
2019-12-2662800019,7000.05.674.0
2018-12-25501-37,000-31,2005,80040,3000.74.872.0
2017-12-2698227,60067,90040,300186,700612.0
2016-12-273,54021,30041,70020,4002,079,800530.0

シンシア(7782)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(12月31日)の逆日歩日数

    ×:逆日歩日数では警戒範囲
    2024年12月31日は、逆日歩日数が7日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 12月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施数は180と多く、クロス取引可能な銘柄数も114ですが、ユニークな優待で注目の可能性もありです。
  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に3回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2022/12/28:25円 (5日)・・・注意
    • 2021/12/28:125円 (5日)・・・注意
    • 2020/12/28:4,000円 (5日)・・・停止
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    発行済株式数や浮動株比率などが低く、株不足の原因になる要素が多いです。

    逆日歩更新日:2024年10月14日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    10/10(木)002000020001.00
    10/09(水)01002000020001.00
    10/08(火)00300002001001.50
    10/07(月)0030010002001001.50
    10/04(金)010030001001002003.00
    10/03(木)010040010002002002.00
    10/02(水)00500001004005.00
    10/01(火)01,00050003001004005.00
    09/30(月)001,50030004001,1003.750
    09/27(金)001,500001001,40015.00
  5. シンシアの発生逆日歩

    △:やや注意
    比較的高額な逆日歩が1回、逆日歩も5回発生しており、注意が必要です。
    • 2023/12/27:30円 (6日)
    • 2022/12/28:25円 (5日)・・・注意
    • 2021/12/28:125円 (5日)・・・注意
    • 2020/12/28:4,000円 (5日)・・・停止
    • 2018/12/25:70円 (7日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は200株なので、実際の逆日歩金額はさらに2倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    200株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 200株:約9万円
    • 1000株:約45万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    シンシアと優待価値が2,000円でほぼ一緒、12月実施の優待一覧。


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シンシア(7782)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

シンシアの逆日歩リスクがわかったら、次は貸株料です。

10月11日の終値、株価446円の必要株数分(200株)で計算。

投資金額8.9万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/268767529397627
212/2511105103405410538
312/2412114113445911441
412/2313124122486312444
512/2014133131516813348
612/1915143141557314351
712/1818171169668817161
812/1719181178699365
912/1620190188739868
1012/13212001977710272
1112/12222092078010775
1212/11252382359112285
1312/10262472449512789
1412/9272572539913292
1512/62810213796
1612/52910614199
1712/432117156109
1812/333121161113
1912/234124166116
2011/2935128171119
2111/2836132176123
2211/2739143190133

シンシアの権利付最終日(2024年12月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額8.9万円、シンシアのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年10月15日)から直近の優待権利日(2024年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、シンシアを8.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(82日分)+プレミアム料300円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(82日分)+プレミアム料
498円=99円+99円+300円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(82日分)400円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(82日分)
286円=6円+280円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、シンシアを8.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ76円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(8日分)
220円=99円+99円+22円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ75円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(8日分)
208円=90円+97円+21円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)+プレミアム料22円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(8日分)+プレミアム料
220円=99円+99円+22円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)22円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)21円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(8日分)
219円=99円+99円+21円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
29円=6円+22円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
27円=6円+21円

投資金額8.9万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※シンシアの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

シンシア(7782)のクロス取引・株主優待まとめ

  • シンシア(7782)は、逆日歩常連銘柄、規制も入る、クロス取引時の高額逆日歩に注意
  • 2022年9月に記念優待導入の発表、1,000円分のQUOカードが追加
  • 2022年10月に優待制度の変更(改悪?拡充?)があり、2023年から1年以上の継続保有が必須
  • ただし、クーポンコードの追加で市場評価は好感触、株価は急上昇
  • クロス取引も可能だが、長期保有狙いの現物保有も魅力
  • 継続保有の必須導入が決定した2023年6月末の逆日歩は0.15円、12月はそれ以上の逆日歩を覚悟
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