インタートレード(3747)は、金融ソリューション、ビジネスソリューション、ヘルスケア事業のある会社です。

なかでも注目は、スーパーフード認定の「ITはなびらたけ」があるヘルスケア事業です。

そんなインタートレードで優待クロス取引を行うために必要な情報をまとめています。

当記事を最後まで読むことで、株主優待制度、過去の逆日歩一覧、貸株料等の手数料を把握する事が可能です。

インタートレード(3747)の株主優待

インタートレード(3747)の株主優待は、自社製品の「ITはなびらたけ」が購入出来る通販サイトの割引券です。

インタートレードの優待内容詳細

保有株式数優待の内容
3年未満継続保有3年以上
100株以上12,000円相当の優待券
(2,000円優待が6個)
24,000円相当の優待券
(2,000円優待が12個)
インタートレード(3747)の優待権利日は年1回、9月末のみです。

優待券はクーポンコードです。

「ITはなびらたけ」の通販サイト『ビューティーグルカン』でのみ使用可能です。

購入金額が税抜5,000円以上の場合に1個利用できるので、約4割引きになる優待券です。

会員登録の必要もありますし、株主本人しか利用できません。

ただし、ハナビラタケは美容や健康維持で知られるβグルカンが豊富なので、ブームがおこる可能性があります。

因みにハナビラタケのサプリメントなど、楽天でも販売していますが、価格は『ビューティーグルカン』と同じです。

 

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり
継続保有の条件

継続保有が必須ではなく、3年以上で優待価値が2倍になるランクアップ特典です。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

インタートレードの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り6ヵ月と5日(189日)
逆日歩日数:3日

インタートレード(3747)の基本情報

code3747優待内容子会社通販サイト割引
業種情報・通信業上場市場東証スタンダード 
決算9月 優待月9月
本拠地東京上場年月日2004年9月16日 
単位100貸借区分貸借
継続保有特典企業の優待HP優待詳細
優待の種類ファッション
最低必要株100.0最低投資額40,000円
配当予想0.0配当落日2022年9月29日
発行済株数7,444千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、3月17日の終値株価で計算。

インタートレード(3747)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-09-2859060,600114,10053,500817,20010.0停止
2020-09-28535203,600192,500-11,100270,50010.0停止
2019-09-261,02658,30058,200-1001,949,10010.0停止
2018-09-2533500099,2000.08.030.0注意
2017-09-26362242,500235,000-7,5004,066,00030.0停止
2016-09-27203131,200128,800-2,40019,20030.0注意
2014-09-25238168,900167,200-1,7005,80013.0
2013-09-2521398,000120,30022,30019,3001
2012-09-2518,730662660-263
2011-09-2719,530339331-8323

インタートレードの最大逆日歩リスクはどのくらい?【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は390、クロス取引可能な貸借銘柄は281、同じ優待分類の企業も多いです。

    インタートレードの優待分類と同じ『子会社通販サイト割引』関連銘柄です。

    尚、9月実施の『ファッション』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:投資は自己判断で!
    今までの優待権利日では、過去に6回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2021年9月 :0円 (1日)・・・停止
    • 2020年9月 :0円 (1日)・・・停止
    • 2019年9月 :0円 (1日)・・・停止
    • 2018年9月 :0円 (3日)・・・注意
    • 2017年9月 :0円 (3日)・・・停止
    • 2016年9月 :0円 (3日)・・・注意
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数はかなり少なく7,444千株しかありません。東証スタンダード 市場です。今までは大丈夫だった可能性もあるので、やや注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/17(金)06,00012,70000012,700-0
    03/16(木)90030018,70000018,700-0
    03/15(水)5,90010,30018,10000018,100-0
    03/14(火)10,3002,00022,50000022,500-0
    03/13(月)080014,20000014,200-0
    03/10(金)0015,00000015,000-0
    03/09(木)3,000015,00000015,000-0
    03/08(水)3001,90012,00000012,000-0
    03/07(火)040013,60000013,600-0
    03/06(月)1002,00014,00000014,000-0
  5. インタートレードの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    今まで1度も逆日歩が発生したことがない、かなり貴重な銘柄です。
  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待に必要な株数は100株のみ、株価もそれほど高くないので、逆日歩リスクは少ないです。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:投資は自己判断で!
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

インタートレードの優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩と同じく経費が掛かるインタートレードのクロス取引手数料についてです。

3月17日の終値、株価400円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額4.0万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274171779176
29/2652121811218
39/25626251013269
49/227303012153011
59/218343413183412
69/2011474618244717
79/1912515120265118
89/15135655212820
99/14146059233121
109/13187776303928
119/12198180314229
129/11208584334431
139/8219089354632
149/7229493364834
159/625415538
169/526435740
179/427445941
189/128466143
198/3129486444
208/3032537049
218/2933547251

インタートレードの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額4.0万円、インタートレードのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月22日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、インタートレードを4.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(193日分)+プレミアム料317円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(193日分)+プレミアム料
471円=55円+99円+317円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(193日分)423円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(193日分)
299円=3円+296円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、インタートレードを4.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ17円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
159円=55円+99円+5円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ17円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:50円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
152円=50円+97円+5円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料5円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
159円=55円+99円+5円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)5円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)5円
【超割】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
159円=55円+99円+5円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
8円=3円+5円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
7円=3円+5円

優待権利日最終日の制度信用クロスなら、貸株料はごくわずかです。

※インタートレードの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

インタートレードのクロス取引・株主優待まとめ

「ITはなびらたけ」コスメや健康食品の知名度は今ひとつなので、優待品は注目されていません。

さらに、優待券という名前ですが、実態は割引券なので、無料で商品を入手できません。

以上のような理由で、逆日歩もほとんど発生していませんと言いたいと事ですが、じつは申込停止になっている銘柄です。

記事掲載時のチェックでは、申込停止(売禁)の解除がされていますが、発行済株式数が少ないので、すぐ規制が入ります。

 

「ITはなびらたけ」のファンなら、株価も安いですし、優待クロスするより、現物保有が確実です。

割引価格で買える商品ではないので、『ビューティーグルカン』で株主優待割券を使うのが最も安くなるでしょう。

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