採用代行、採用コンサルティングの『ツナググループ・ホールディングス』の株主優待、クロス取引情報をまとめました。

当記事を最後まで読むことで、過去の逆日歩一覧、クロス取引手数料(貸株料・逆日歩)の理解が深まります。

ツナググループ・ホールディングスは、採用プロセスの全てをカバーするサービスをおこなっている企業です。
「低生産性を解決する」「採用・雇用成功を実現する」などの課題を解決に導くプロ集団です。

ツナググループ・ホールディングス(6551)の株主優待

ツナググループ・ホールディングス(6551)の株主優待は、ツナググループプレミアム優待倶楽部です。

従来のカタログギフト優待を、ポイント制にして、ネット環境がないと申し込めない、ちょっと穴がある優待制度です。

詳しくは、プレミアム優待倶楽部を運営管理している「ウィルズ」も上場しているので、参考にしてください。
ウィルズの株価が上がっているときは、プレミアム優待倶楽部も順調ですが、下がっている時は?

優待内容詳細

保有株式数優待内容
500株以上1,000ポイント
1,000株以上2,000ポイント

ツナググループ・ホールディングス(6551)の優待権利日は年1回、9月末のみです。

1ポイント1円換算の価値になります。

ポイント数に応じて、約2,000種類のアイテムから好きな商品を選ぶ事ができます。

ポイントは1回だけ繰り越すことが可能です。ただし、翌年9月末日において株主名簿に同一株主番号で連続2回以上記載された場合のみです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

ツナググループ・ホールディングスの株主優待制度を利用した感想

正直な感想を言うと、このプレミアム優待倶楽部は嫌いです。

各企業で導入が始まって、数年経過しますが、多くの企業が、廃止にしたり、改悪の発表をしているからです。

ツナググループ・ホールディングスの優待制度も一緒です。以前は200株で2,000ポイント、500株なら3,000ポイントもらえました。

しかし、現状株価に対する想定利回り等を勘案して、変更するに至っています。

ポンポン優待制度の中身を変えられるのが、企業側からするとメリットあるのかもしれませんが、投資家からするとたまったものではありません。

長期保有しようとする気にもなりません。もう完全にクロス取引専用銘柄です。

(多くの記事に管理人の考えをチョクチョク載せていますが、クロス取引は管理人にとってはお試しなんです。しばらく株主通信を拝読し、株主総会に出席して、気に入ったら現物保有しています。しかし、プレミアム優待倶楽部は、ただ過剰に大きなポイントで最初だけ投資家を釣って、すぐに改悪!よって好きになれません。)

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに500.0株以上の取得が必要です。

ツナググループ・ホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り3ヵ月と17日(109日)
逆日歩日数:3日

ツナググループ・ホールディングス(6551)の基本情報

code6551優待内容自社ポイント
業種サービス業上場市場東証スタンダード 
決算9月 優待月9月
本拠地東京上場年月日2017年6月30日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類食品 暮らし
最低必要株500.0最低投資額301,000円
配当予想5.0配当落日2022年9月29日
発行済株数8,623千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、6月9日の終値株価で計算。

ツナググループ・ホールディングス(6551)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-09-283105,9000-5,900170,2000.04.010.0
2020-09-284581,100-73,000-74,100230,3000.058.010.0注意
2019-09-266270-22,100-22,10068,0000.811.212.0注意
2018-09-251,04332,60015,600-17,00017,80032.0
2017-09-264,9303,0004,3001,30013,30030.0

ツナググループ・ホールディングス(6551)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は390、クロス取引可能な貸借銘柄は281、同じ優待分類の企業も多いです。

    ツナググループ・ホールディングスの優待分類と同じ『自社ポイント』関連銘柄です。

    尚、9月実施の『食品 暮らし』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2020年9月 :5円 (1日)・・・注意
    • 2019年9月 :80円 (1日)・・・注意
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ×:投資は自己判断で!
    発行済株式数や浮動株比率などが低く、株不足の原因になる要素が多いです。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    06/08(木)40040075,0000075,00001.00
    06/07(水)7,6007,60075,0000075,00001.00
    06/06(火)12,70012,70075,0000075,00001.00
    06/05(月)4,2004,20075,0000075,00001.00
    06/02(金)1,2001,20075,0000075,00001.00
    06/01(木)9,7009,70075,0000075,00001.00
    05/31(水)3,6003,60075,0000075,00001.00
    05/30(火)5,2005,20075,0000075,00001.00
    05/29(月)3,8005,00075,00001,20075,00001.00
    05/26(金)21,10021,40076,200030076,20001.00
  5. ツナググループ・ホールディングスの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、2回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2020年9月 :5円 (1日)・・・注意
    • 2019年9月 :80円 (1日)・・・注意

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は500株なので、実際の逆日歩金額はさらに5倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 500株:約30万円
    • 1,000株:約60万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

ツナググループ・ホールディングス(6551)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

ツナググループ・ホールディングスの手数料を理解するのも大事です。

6月9日の終値、株価602円の必要株数分(500.0株)で計算。

投資額30.1万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274129127496612946
29/265161159628216158
39/256193190749919369
49/2272252228711522581
59/2182572549913225792
69/2011354349136181354127
79/1912386381148198386139
89/1513418413161214150
99/1414450444173231162
109/1318579571223297208
119/1219611603235313219
129/1120643635247330231
139/821675667260346242
149/722708698272363254
159/625309412289
169/526322429300
179/427334445312
189/128346462323
198/3129359478335
208/3032396528369
218/2933408544381

ツナググループ・ホールディングスの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額30.1万円、ツナググループ・ホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年6月10日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ツナググループ・ホールディングスを30.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:30.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(111日分)+プレミアム料1,373円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(111日分)+プレミアム料
1,792円=198×2円+23円+1,373円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(111日分)
2,931円=1,100円+1,831円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(111日分)
1,302円=21円+1,282円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ツナググループ・ホールディングスを30.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:30.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ129円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
457円=198×2円+23円+38円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:30.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ127円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
427円=187×2円+16円+36円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:30.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料38円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
457円=198×2円+23円+38円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
1,138円=1,100円+38円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:30.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)36円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
455円=198×2円+23円+36円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
59円=21円+38円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
55円=19円+36円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の3日に返却日を加えた4日です。

※ツナググループ・ホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ツナググループ・ホールディングス(6551)のクロス取引・株主優待まとめ

ツナググループ・ホールディングス(6551)の優待制度が始まって、すぐに株価が下がっています。

最大逆日歩も今の株価のままなら、100株保有で400円にもならないでしょう。

でも、企業側も考えるんです。従来の200株保有から500株が優待取得の最低ライン、そうなってくると多少の逆日歩でも大ダメージです。

優待クロス取引は、低リスク高リターンが魅力ですが、ツナググループの優待品は、残念ながら高リスク低リターンです。

プレミアム優待俱楽部で選べる商品も、他の銘柄の優待品と一緒だし、付加価値も感じません。

唯一メリットあるのが、株主優待ポイントを共通株主優待コイン「WILLsCoin」と交換することぐらいです。

WILLsCoin は個人株主向け会員制サイト「プレミアム優待倶楽部PORTAL」にて優待商品と交換できますが、沼にはまりそうなので、やっていません。

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