FIG株主優待

モバイルクリエイトの親会社『FIG』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ

FIGは、情報通信や装置等関連事業の12の事業会社を傘下に持つ純粋持株会社です。
大分県に本社があり、IOT分野における情報通信事業で積極展開!

FIG(4392)の株主優待

FIG(4392)の株主優待は、2022年度よりプレミアム優待俱楽部です。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
1,500株以上 5,000ポイント
2,000株以上 8,000ポイント
3,000株以上 15,000ポイント
4,000株以上 20,000ポイント

FIG(4392)の優待権利日は年1回12月末のみです。

保有株数に応じて、FIG・プレミアム優待俱楽部で使用する事ができるポイントが付与されます。

ネット環境が整っていないと、使用する事が出来ない優待制度です。

株主限定の特設ウェブサイト「FIG プレミアム優待倶楽部」の開設は、2023年3月予定ですが、HPは既にあります。

詳しくは figinc.premium-yutaiclub.jp/preを参照ください

4,000種類の中から選べると記載されていますが、今まで人気のあった株主優待品の大分特産品が含まれているかは、2022年11月時点では不明です。

野菜果実を使用したノンオイルドレッシングなどの二反田醤油商品詰め合わせや、大分県産百花はちみつが好きだったので、今回の変更は、個人的には改悪です。

優待取得に必要な最低保有株数も1,000株から1,500株に変更です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年12月31日」です。

権利付き最終日の「12月26日」までに1500株以上の取得が必要です。

FIGに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

FIGの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年12月31日

権利付き最終日:12月26日(木)・・・残り8ヵ月と28日(272日)
逆日歩日数:7日

FIG(4392)の基本情報

情報更新日:2024年3月24日

code4392優待内容大分県産品
業種情報・通信業上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本社大分上場年月日2018年7月2日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数31,393,000企業のHP優待詳細
優待の種類食品

株価更新日:2024年3月28日

28日の終値株価345円最低投資額517,500円
最低必要株数1,500継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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FIG(4392)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-12-27332-231,100-938,100-707,0001,131,30024.04.065.0
2022-12-2839423,600-99,000-122,600873,7000.04.055.0
2021-12-283460-91,700-91,700507,6000.754.055.0
2020-12-28284-4,900-360,900-356,000624,90020.04.055.0
2019-12-263072,000-26,400-28,400413,1000.04.075.0
2018-12-2530226,00055,90029,900510,40075.0

FIG(4392)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(12月31日)の逆日歩日数

    ×:逆日歩日数では警戒範囲
    2024年12月31日は、逆日歩日数が7日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 12月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は175、クロス取引可能な貸借銘柄は114、同じ優待分類の企業も多いです。

    FIGと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、12月実施の『食品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は31,393,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年3月29日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/28(木)8,0002,90045,300300038,9006,4001.160
    03/27(水)20026,30040,200040038,6001,6001.040
    03/26(火)9,9006,00066,3003001,90039,00027,3001.70
    03/25(月)18,300062,4001,200040,60021,8001.540
    03/22(金)11,0006,40044,10090030039,4004,7001.120
    03/21(木)11,00041,10039,500070038,8007001.020
    03/19(火)2,90010,50069,600300039,50030,1001.760
    03/18(月)03,40077,200100039,20038,0001.970
    03/15(金)1,80080080,600010039,10041,5002.060
    03/14(木)5,3002,40079,600500039,20040,4002.030
  5. FIGの発生逆日歩

    △:やや注意
    高額逆日歩がそのまま最大逆日歩であり、2回発生しているので、注意です。
    • 2023/12/27:2,400円 (6日)
    • 2021/12/28:75円 (5日)
    • 2020/12/28:2,000円 (5日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は1,500株なので、実際の逆日歩金額はさらに15倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 1500株:約52万円
    • 2000株:約69万円
    • 3000株:約104万円
    • 4000株:約138万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    FIGと同じ優待価値、12月実施の優待一覧。


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FIG(4392)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

FIGの逆日歩の次は、貸株料(手数料)です。

3月28日の終値、株価345円の必要株数分(1500株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資金額52万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/268444439171228444160
212/2511611603235313611219
312/2412667658256342667239
412/2313722713278370722259
512/2014778768299399778279
612/1915833823321427833299
712/18181,0009873855131,000359
812/17191,0561,042406541379
912/16201,1111,097427570399
1012/13211,1671,152449598419
1112/12221,2221,207470627439
1212/11251,3891,371534712499
1312/10261,4451,426556741519
1412/9271,5001,481577769539
1512/628598798558
1612/529620826578
1712/432684912638
1812/333705940658
1912/234727969678
2011/2935748997698
2111/28367691,026718
2211/27398331,111778

FIGの権利付最終日(2024年12月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額52万円、FIGのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年3月29日)から直近の優待権利日(2024年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、FIGを52万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(280日分)(+プレミアム料)
8,184円=2,200円+5,984円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(280日分)+プレミアム料
6,793円=385×2円+40円+5,984円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(280日分)
10,178円=2,200円+7,978円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(280日分)
5,620円=36円+5,585円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、FIGを52万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:52万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ444円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(8日分)
941円=385×2円+40円+131円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:52万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ439円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(8日分)
682円=264×2円+28円+125円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(8日分)(+プレミアム料)
2,331円=2,200円+131円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(8日分)+プレミアム料
941円=385×2円+40円+131円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(8日分)
2,331円=2,200円+131円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(8日分)
2,325円=2,200円+125円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(8日分)
935円=385×2円+40円+125円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
167円=36円+131円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
158円=33円+125円

投資金額52万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※FIGの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

FIG(4392)のクロス取引・株主優待まとめ

  • FIG(4392)は、過去に最大逆日歩を発生している銘柄!
  • 優待に必要な最低保有株数は1,500株からなので、高額逆日歩リスクは高い
  • 一般信用売り在庫もあるが、数は少ないので争奪戦になる
  • 2022年度より、FIG・プレミアム優待俱楽部に優待制度が変更!
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