北海道最大のバス会社『北海道中央バス』の株主優待情報をまとめました。

逆日歩優待クロス取引のやり方(比較)、貸株料についての記事です。

投資メモ

北海道中央バス(9085)は、北海道の道央圏を中心にバス事業などを行う企業です。
バス事業の他に、不動産、建設、スキー場運営など、多角化経営!

北海道中央バス(9085)の株主優待

北海道中央バス(9085)の株主優待は、株主優待乗車証やグループ施設で利用できる株主優待利用券です。

優待内容詳細

北海道中央バス(9085)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

株主優待乗車証は、保有株数に応じて、半年ごとに貰えます。

乗車証の種類は3つ、①路線バス運賃半額券、②高速バス運賃半額券、③優待乗車証引換券です。

株主優待乗車証

保有株式数優待内容
100株以上①30枚
300株以上①60枚
500株以上①90枚
700株以上①120枚
990株以上②2枚+③1枚
①路線バス運賃半額券(乗車運賃半額券)

半額券1枚で1回のバス乗車の料金が半額になります。(現金利用の場合のみ)

高速バス路線(全区間)、予約制長距離路線、共同運行路線、定期観光路線、期間限定路線では使用できません。

半額券15枚を窓口で利用する場合、高速バス路線の普通乗車券1枚または往復乗車券1枚を半額にすることも可能です。

②高速バス運賃半額券(高速バス路線半額割引券)

高速バス路線半額割引券1枚で、高速バス路線のみ、普通乗車券1枚または往復乗車券1枚を半額にできます。

バスターミナル等の窓口で購入する場合に限り有効です。

③優待乗車証引換券

990株につき優待乗車証引換券1枚が貰えます。

990株で1枚、1,980株で2枚という感じで増えます。

なお、引換券は、枚数に応じて、次の乗車証に引換えできます。

引換券1枚:地域市内線の乗車証1枚
引換券2枚:高速バス路線の乗車証1枚
引換券4枚:全路線乗車証1枚

株主優待利用券(3月末のみ)

保有株式数優待内容
100株以上食事優待券(1,000円相当) 1枚
ニセコアンヌプリ国際スキー場 リフト・ゴンドラ券(8時間券)
小樽天狗山スキー場 リフト・ロープウエイ券(1日券)
定期観光バス優待券(1,000円相当) 1枚
「いこいの湯宿 いろは」日帰り入浴優待券 2枚

食事優待券は、ワイン&カフェレストラン小樽バイン、はなまるうどん札幌南郷店で利用可能です。

「ニセコアンヌプリ国際スキー場」と「小樽天狗山スキー場」のどちらかで利用できる引換券は、合わせて2枚です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年3月31日」です。

権利日最終日の「3月29日」までに100.0株以上の取得が必要です。

北海道中央バスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年3月31日

権利日最終:3月29日(水)・・・残り2日(毎日更新)
逆日歩日数:3日
最大逆日歩予想範囲:16,780~16,820円(調査日3月2日)

最大逆日歩予想範囲は、逆日歩金額の予想ではなく、株価によって毎日変動する最大逆日歩のリスクです。

予想範囲は、優待必要株数で計算、株主優待クロス取引可能の期限、権利日最終の3月29日前日に更新予定です。

北海道中央バス(9085)の基本情報

code9085優待内容バス乗車割引券等
業種陸運業上場市場札証普通 
決算3月 優待月3月、9月
本拠地北海道上場年月日1950年4月1日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類飲食券 娯楽レジャー 旅行・宿泊
最低必要株100.0最低投資額335,000円
配当予想0.0配当落日2023年3月30日
発行済株数3,146千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、3月17日の終値株価で計算。

北海道中央バス(9085)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-293,0001001000.0048.01停止
2021-09-283,26000.00.050052.81停止
2021-03-293,56000.00.020057.61停止
2020-09-283,70000.00.020059.21停止
2020-03-273,75000.00.040060.81停止
2019-09-264,02500.00.01,50065.61停止
2019-03-264,50000.00.060072.03停止
2018-09-254,98500.00.020080.03停止
2018-03-275,59000.00.010089.6350停止

北海道中央バス(9085)のクロス取引・逆日歩リスク

北海道中央バスは、2004年5月7日からの申込停止(売禁)により、制度信用クロス取引はできませんが、今後の為に逆日歩回避のチェック結果を残しています。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待3月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引3月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は775、クロス取引可能な貸借銘柄は558、同じ優待分類の企業も多いです。

    北海道中央バスの優待分類と同じ『バス乗車割引券等』関連銘柄です。

    尚、3月実施の『飲食券 娯楽レジャー 旅行・宿泊』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:投資は自己判断で!
    2004年5月7日より申込停止の規制が発生中、更に今まで9回も規制が入っている、要注意銘柄です。
    • 2022年3月 :0円 (1日)・・・停止
    • 2021年9月 :0円 (1日)・・・停止
    • 2021年3月 :0円 (1日)・・・停止
    • 2020年9月 :0円 (1日)・・・停止
    • 2020年3月 :0円 (1日)・・・停止
    • 2019年9月 :0円 (1日)・・・停止
    • 2019年3月 :0円 (3日)・・・停止
    • 2018年9月 :0円 (3日)・・・停止
    • 2018年3月 :0円 (3日)・・・停止
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数はかなり少なく3,146千株しかありません。札証普通 市場です。今までは大丈夫だった可能性もあるので、やや注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

  5. 北海道中央バスの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    今まで1度も逆日歩が発生したことがない、かなり貴重な銘柄です。
  6. 優待に必要な株数と投資額

    ×:投資は自己判断で!
    株数によって複数の優待バリエーションがあります。確認できただけでも5つ、大量取得者がいると危険です。
    • 100株:約34万円
    • 300株:約101万円
    • 500株:約168万円
    • 700株:約235万円
    • 990株:約332万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

北海道中央バス(9085)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

北海道中央バスは、貸借銘柄ですが、申込停止の状態で、制度信用クロス取引はできません。

証券会社に在庫があれば、一般信用クロス取引は可能です。

すぐに一般信用クロス取引の手数料を確認

3月17日の終値、株価3,350円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額33.5万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/294143141557314351
23/285179177699217964
33/2762152128311021577
43/2472512479612825190
53/238286283110147286103
63/2211394389151202394141
73/2012430424165220430154
83/1713465459179239167
93/1615537530207275193
103/1518644636248330231
113/1419680671262349244
123/1320716707275367257
133/1021752742289385270
143/922787777303404283
153/825344459321
163/726358477334
173/627372496347
183/328385514360
193/229399532373
203/132441587411
212/2833454606424

北海道中央バスの権利付最終日(2023年3月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額33.5万円、北海道中央バスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月27日)から直近の優待権利日(2023年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、北海道中央バスを33.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:33.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)のみ215円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=一般信用手数料+金利(1日)+貸株料(6日分)
636円=198×2円+26円+215円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:33.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)のみ212円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(6日分)
604円=187×2円+18円+212円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:33.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)+プレミアム料83円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(6日分)+プレミアム料
504円=198×2円+26円+83円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(6日分)
1,210円=1,100円+110円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:33.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)215円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(6日分)
636円=198×2円+26円+215円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(6日分)
100円=23円+77円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料について

制度信用取引の手数料と最適クロス取引の組み合わせは、申込停止(売禁)の規制が解除になり次第、この部分に表示します。

北海道中央バス(9085)のクロス取引・株主優待まとめ

北海道中央バス(9085)の優待内容は魅力的ですが、出来高がほとんどありません。

申込停止の規制も発生しているので、クロス取引もほぼ不可能です。

株価は、2017年の最高値後に下落を続けていますが、2022年に入り、上昇の兆しありです。

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