デパ地下のショーケースで美味しそうなチーズケーキやプリンを見つけたら、モロゾフだったという事はありませんか?

もしくは贈答品のクッキーなどでモロゾフを知った方もいるでしょう。

意外かもしれませんが、日本市場に株を公開しており、株主優待制度まであります。

そんなモロゾフの株主優待商品、クロス取引における過去の逆日歩等のデータをまとめました。

モロゾフ株主優待引用元:モロゾフ公式サイト

モロゾフ(2217)の株主優待

モロゾフの優待品は、顧客の事をわかっている!!という内容の優待品です。

自社商品もしくは、店舗で利用可能な割引券のどちらか選択できます。

割引券はオンラインショップでも使えるなど、利便性のある優待品です。

モロゾフの優待内容詳細

保有株式数 優待の内容
3年未満 継続保有3年以上
100株以上 2,000円相当の自社商品
or
優待券5冊
2,000円相当の自社商品
or
優待券5冊
1,000株以上 3,000円相当の自社商品
or
優待券10冊
3,000円相当の自社商品
or
優待券10冊

モロゾフの株主優待は、年1回、7月末のみです。
優待券5冊は20枚綴りになっており、1枚で自社店舗とオンラインショップの価格から2割引きになります。

モロゾフのようなブランドは値引きされにくいので、例え20%引きでも、付加価値が高いです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

半年以上継続保有の必須条件も2022年に撤廃!継続保有はランクアップ特典のみです。

でも、あれ?100株でも1,000株でも優待品の額がアップしていないと気が付いた方いるでしょう。
そうなのです。優待品の金額相当に変更はありません。選べる商品が増えているだけです。
継続保有3年以上になると、選択できる自社商品のバリエーションが増えます。

継続保有で、毎年同じものに飽きてしまった方の対策なのかもしれません。

継続保有の条件

株主名簿(7月31日と1月31日の年2回発行)に、同一の株主番号で7回以上連続で記録される事。

モロゾフの株主優待制度を利用した感想

モロゾフオンラインショップの場合、7,000円以上の買い物をしないと送料が無料になりません。

また会員登録必須なので、正直めんどくさいです。また、公式オンラインショップ以外のネットショップでの利用はできません。

 

優待割引券を使うなら、店舗利用がもっともお手軽です。ただ、管理人は毎回自社商品を選んでしまいますが・・・

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年7月31日」です。

権利付き最終日の「7月29日」までに100株以上の取得が必要です。

モロゾフに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

モロゾフの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年7月31日

権利付き最終日:7月29日(火)・・・残り7ヵ月と15日(227日)
逆日歩日数:1日

モロゾフ(2217)の基本情報

情報更新日:2024年8月2日

code2217優待内容飲食割引券等
業種食料品上場市場東証プライム 
決算1月 優待月7月
本社兵庫上場年月日1974年9月1日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数7,088,000企業のHP優待詳細
優待の種類株主優待券または自社商品、オンラインショップ優待割引

株価更新日:2024年12月13日

13日の終値株価4,530円最低投資額453,000円
最低必要株数100継続保有特典

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


スポンサーリンク


モロゾフ(2217)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-07-294,710-94,700-91,7003,000110,1005.576.8135.0停止
2023-07-273,900-69,500-74,200-4,70095,7000.1562.410.0停止
2022-07-273,645-74,800-166,300-91,500182,0000.4559.23注意
2021-07-285,190-12,500-41,600-29,10056,4000.341.63
2020-07-295,100-19,200-32,000-12,80043,0000.340.8340.0
2019-07-294,945-17,000-38,200-21,20055,1007.7540.0150.0
2018-07-266,3100-12,100-12,10048,5003.9551.2150.0
2017-07-26644-166,000-223,000-57,000337,0000.0510.41注意
2016-07-26419-51,000-191,000-140,000320,0000.154.03
2015-07-28389-270,000-420,000-150,000434,0000.04.03
2014-07-28332-183,000-380,000-197,000381,0000.054.01
2013-07-26308-189,000-365,000-176,000301,0000.0512.01
2012-07-26261-59,000-154,000-95,000154,0000.16.01
2011-07-26261-100,000-192,000-92,000148,0000.156.03

モロゾフの最大逆日歩リスクはどのくらい?【7つのチェック】

モロゾフの優待品は、かなりステキなチョコレート!
7月末の優待品の中でも、かなりの人気です。
逆日歩の発生しない一般信用クロスの取得は、競争激化!

では、ちょっとリスクがあるけど、制度信用クロスなら、どうなのでしょうか?

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(7月31日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2025年7月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 7月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄数35のうち、クロス向けの貸借銘柄は13、類似優待も少ないので注意です。
  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    今までの優待権利日では、過去に4回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2024/07/29:550円 (1日)・・・停止
    • 2023/07/27:15円 (1日)・・・停止
    • 2022/07/27:45円 (3日)・・・注意
    • 2017/07/26:5円 (1日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    発行済株数が少ないと、株不足になるという典型的な例。因みに東証プライム 市場、ある程度の逆日歩は覚悟が必要。

    逆日歩更新日:2024年11月22日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/21(木)10001,20010001,20001.00
    11/20(水)4003001,10010001,10001.00
    11/19(火)001,000001,00001.00
    11/18(月)1002001,00010001,00001.00
    11/15(金)001,100009002001.220
    11/14(木)001,100009002001.220
    11/13(水)001,10001009002001.220
    11/12(火)001,10001001,0001001.10
    11/11(月)01001,100001,10001.00
    11/08(金)001,200001,1001001.090
  5. モロゾフの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去13回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2024/07/29:550円 (1日)・・・停止
    • 2023/07/27:15円 (1日)・・・停止
    • 2022/07/27:45円 (3日)・・・注意
    • 2021/07/28:30円 (3日)
    • 2020/07/29:30円 (3日)
    • 2019/07/29:775円 (1日)
    • 2018/07/26:395円 (1日)
    • 2017/07/26:5円 (1日)・・・注意
    • 2016/07/26:15円 (3日)
    • 2014/07/28:5円 (1日)
    • 2013/07/26:5円 (1日)
    • 2012/07/26:10円 (1日)
    • 2011/07/26:15円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約45万円
    • 1000株:約453万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:優待価値では警戒範囲
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

    モロゾフと優待価値が2,000円でほぼ一緒、7月実施の優待一覧。

    • 丸千代山岡家
    • GENDA


スポンサーリンク


モロゾフのクロス取引(制度信用・一般信用)どちらが良いの?

逆日歩の理解を深めたら、次はモロゾフのクロス取引手数料です。

12月13日の終値、株価4,530円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額45.3万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
17/292979637509735
27/283145143567414552
37/254194191749919470
47/2452422399312424287
57/238387382149199387139
67/229436430168223436156
77/2110484478186248484174
87/1811532526205273532191
97/1712581573223298209
107/1615726717279372261
117/1516774765298397278
127/1417823812316422295
137/1118871860335447313
147/1019920908354472330
157/922410546382
167/823428571400
177/724447596417
187/425465621434
197/326484645452
207/229540720504
217/130558745521
226/3031577769539

モロゾフの権利付最終日(2025年7月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額45.3万円、モロゾフのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年12月14日)から直近の優待権利日(2025年7月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、モロゾフを45.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:45.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(227日分)+プレミアム料4,226円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(227日分)+プレミアム料
4,657円=198×2円+35円+4,226円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(227日分)
6,735円=1,100円+5,635円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(227日分)
3,975円=31円+3,944円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


スポンサーリンク


制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、モロゾフを45.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:45.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ97円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
459円=198×2円+35円+29円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:45.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ96円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
426円=187×2円+25円+27円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:45.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料29円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
459円=198×2円+35円+29円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
1,129円=1,100円+29円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:45.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)27円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
458円=198×2円+35円+27円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
60円=31円+29円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
56円=29円+27円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の1日に返却日を加えた2日です。

※モロゾフの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、モロゾフの一般信用売り在庫の近況です。

一般信用売り在庫の増減が分かる一覧表
月/日朝方日中夕方
12/12(木)2,9002,9002,9002,900
12/11(水)2,9002,9002,9002,900
12/10(火)2,9002,8002,8002,900
12/09(月)2,9002,9002,9002,900
12/06(金)2,8002,8002,9002,900
12/05(木)2,8002,8002,8002,900
12/04(水)2,8002,8002,8002,900
12/03(火)3,0002,9002,9002,900
12/02(月)3,0003,0003,0003,000

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

7月の株主優待情報をまとめて確認

モロゾフのクロス取引・株主優待まとめ

モロゾフは2022年1月に株式分割して、2倍に増えていますが、発行済株式数としてはまだまだ少ないです。

また、過去の逆日歩結果は、半年以上継続保有必須条件下においての実績です。

今後、逆日歩金額が上がる可能性に注意です。