ライオン株主優待

おはようからおやすみまで暮らしを見つめる『ライオン』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ

ライオンは、オーラルケア分野で国内トップの企業です。
歯ブラシなどが有名ですが、頭痛薬の「バファリン」もライオンが展開中!

ライオン(4912)の株主優待

ライオン株主優待引用元:ライオン

ライオン(4912)の株主優待は、新製品を中心とした自社商品です。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上1,500円相当の自社商品

ライオン(4912)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

シンプルに100株保有で1,500円相当の自社商品です。

複雑な優待制度でもないので、クロス取引初心者も安心です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

ライオンの株主優待制度を利用した感想

ライオンの株主優待の魅力はなんと言っても、新商品が多いという事です。

歯ブラシはもちろん、消毒液や洗濯用洗剤、台所用洗剤など、日常生活に欠かせない優待品です。

CM等で話題になっているけど、ちょっと高いからと買うのを遠慮する主婦さんも大喜びの商品が届くのがうまい戦略です!

また、毎年、両国国技館で開催される株主総会でも、お土産が貰えます。(近年はコロナ禍で中止)

ライオンが誇るおすすめ自社商品が貰えたり、ちょっとしたお祭り会場になっているので、ライオンってこんな商品も扱っているんだと参考になります。

両国国技館に入れるのも、ちょっと楽しいかもしれません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

ライオンの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り6ヵ月と17日(200日)
逆日歩日数:6日

ライオン(4912)の基本情報

code4912優待内容自社製品
業種化学上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本拠地東京上場年月日1949年5月16日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類暮らし
最低必要株100.0最低投資額137,650円
配当予想25.0配当落日2022年12月29日
発行済株数292,536千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、6月9日の終値株価で計算。

ライオン(4912)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-12-281,57839,2000-39,2001,483,8000.012.8512.0
2020-12-282,566-49,400-134,600-85,2001,105,6002.020.8512.0
2019-12-262,157-9,100-64,400-55,300890,1000.3517.6711.0
2018-12-252,098-12,600-70,300-57,7001,101,9001.0516.8710.0
2017-12-262,155-6,500-31,200-24,7001,679,7000.017.6610.0
2016-12-271,909-491,000-622,000-131,0001,119,0000.2515.658.0
2015-12-251,130-120,000-300,000-180,0001,498,0000.259.255.0
2014-12-25651-127,000-582,000-455,000896,0000.65.665.0
2013-12-255954,000-494,000-498,0001,350,0000.358.075.0
2012-12-25449-33,000-581,000-548,0001,597,0001.056.07
2011-12-27458-282,000-794,000-512,0001,414,0000.56.05

ライオン(4912)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は175、クロス取引可能な貸借銘柄は119、同じ優待分類の企業も多いです。

    ライオンの優待分類と同じ『自社製品』関連銘柄です。

    尚、12月実施の『暮らし』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は292,536千株と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    06/08(木)02,50031,60000031,600-0
    06/07(水)2001,40034,10000034,100-0
    06/06(火)02,70035,30000035,300-0
    06/05(月)2,5002,20038,00000038,000-0
    06/02(金)3,1002,40037,70001,600037,700-0
    06/01(木)3,0001,00037,0001,60001,60035,40023.120
    05/31(水)2,5001,10035,00002,800035,000-0
    05/30(火)3,6006,20033,60001,3002,80030,80012.00
    05/29(月)8,000036,20001,7004,10032,1008.830
    05/26(金)4,7002,70028,2001,10005,80022,4004.860
  5. ライオンの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去9回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2020年12月:200円 (5日)
    • 2019年12月:35円 (7日)
    • 2018年12月:105円 (7日)
    • 2016年12月:25円 (5日)
    • 2015年12月:25円 (5日)
    • 2014年12月:60円 (6日)
    • 2013年12月:35円 (7日)
    • 2012年12月:105円 (7日)
    • 2011年12月:50円 (5日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待に必要な株数は100株のみ、株価もそれほど高くないので、逆日歩リスクは少ないです。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

ライオン(4912)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

日本を代表する企業でもあるライオン!

不祥事でもない限り、株を売りたいと思う方は少ないかも?!

それでも、優待クロス取引時には、数十円程度の逆日歩が発生!最高額は100株保有で200円です。

大型株ですが、一般信用売り在庫もあるので、逆日歩リスクが嫌な方は、一般信用クロス取引がおすすめ!

逆日歩の事は、わかりましたか?次はライオンのクロス取引手数料です。

6月9日の終値、株価1,377円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額13.8万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/277103102405310337
212/268118116456011842
312/259133131516813348
412/2210147146577614753
512/2111162160628316258
612/20142062047910620674
712/19152212188511322179
812/18162362339112123685
912/15172512479612990
1012/141826526210213695
1112/1321310306119159111
1212/1222324320125166116
1312/1123339335130174122
1412/824354349136181127
1512/725142189132
1612/628159212148
1712/529164219154
1812/430170227159
1912/131176234164
2011/3032181242169
2111/2935198265185
2211/2836204272191

ライオンの権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額13.8万円、ライオンのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年6月10日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ライオンを13.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:13.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(205日分)+プレミアム料1,163円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(205日分)+プレミアム料
1,426円=115円+148円+1,163円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:13.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(205日分)1,550円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(205日分)
1,095円=9円+1,085円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ライオンを13.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:13.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ103円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
293円=115円+148円+30円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:13.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ102円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
272円=100円+143円+29円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:13.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料30円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(7日分)+プレミアム料
293円=115円+148円+30円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:13.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)30円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:13.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)29円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(7日分)
292円=115円+148円+29円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
40円=9円+30円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
38円=9円+29円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので7日です。

※ライオンの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ライオン(4912)のクロス取引・株主優待まとめ

  • ライオン(4912)は、少額ながら、クロス取引参加者による逆日歩常連銘柄!
  • 逆日歩は発生するが、金額は本当に少額、高額(最大)逆日歩になった事はない!
  • 大型株なので、発行済株式数も多い!
  • 激戦の一般信用売り在庫を狙うより、制度信用クロス取引でも十分利益を狙える!
  • 過去の逆日歩は最大でも200円!優待クロス初心者は、早めのクロス取引の貸株料で損する可能性大!
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