東洋インキSCホールディングスは、日本が誇る有機顔料の合成技術のリーディングカンパニーです。

モノづくり化学メーカーの株主優待品がどんなものか気になりますね。

そんな東洋インキSCホールディングスの株主優待品の詳細、優待クロス情報、過去の逆日歩データをご紹介です。

東洋インキSCホールディングス株主優待引用元:東洋インキSCホールディングス株主優待

東洋インキSCホールディングス(4634)の株主優待

東洋インキSCホールディングスの優待内容詳細

保有株式数優待の内容
継続保有1年以上継続保有3年以上
200株以上1,000円相当のセレクトギフト1,000円相当のセレクトギフト
500株以上対象外2,000円相当のセレクトギフト

優待に必要な株数は200株以上、保有年数も1年以上なので、ご注意ください。

優待品は、毎年少しずつ変わりますが、数点のセレクトギフトの中から選ぶ事が出来ます。

株主優待に長期保有制度はあるの?

継続保有特典あり

200株優待に必要な継続保有年数は1年以上ですが、500株以上の優待の場合はさらに3年以上が必須です。

継続保有の条件

6月30日および12月31日付けの株主名簿に、同一株主番号にて200株もしくは500株以上の保有が記載または記録されている事。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年6月30日」です。

権利日最終日の「6月28日」までに200.0株以上の取得が必要です。

東洋インキSCホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年6月30日

権利日最終:6月28日(水)・・・残り2ヵ月と26日(87日)
逆日歩日数:3日

東洋インキSCホールディングス(4634)の基本情報

code4634優待内容カタログギフト
業種化学上場市場東証プライム 
決算12月 優待月6月
本拠地東京上場年月日1961年10月2日 
単位100貸借区分貸借
継続保有継続保有特典企業の優待HP-
優待の種類自社商品
最低必要株200.0最低投資額411,200円
配当予想90.0配当落日2022年12月29日
発行済株数60,621千株データ調査日2022年6月27日

最低投資額のみ、3月31日の終値株価で計算。

東洋インキSCホールディングス過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-06-281,955-4,800-133,200-128,400322,4003.4516.0145.0
2021-06-282,0862,200-102,700-104,900459,3003.4516.8145.0
2020-06-262,062-64,400-43,40021,000198,1000.5516.8145.0
2019-06-252,295-1,000-47,700-46,700175,6007.0518.4345.0
2018-06-2658523,000-37,000-60,000378,0000.154.838.0
2017-06-2758816,000-17,000-33,000250,0000.01.238.0
2016-06-27422-32,000-20,00012,000550,0000.051.01
2015-06-25525117,000147,00030,0001,512,0001
2014-06-2548689,00047,000-42,000671,0001
2013-06-25465151,000127,000-24,0001,155,0003
2012-06-26278139,000145,0006,000416,0003
2011-06-27365225,000195,000-30,000254,0001

東洋インキSCホールディングスの最大逆日歩リスクはどのくらい?【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待6月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引6月の銘柄数

    △:やや注意
    優待実施銘柄は、全部で109ありますが、クロス向けの貸借銘柄は64とやや少ないので注意が必要です。
  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は60,621千株であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/30(木)1,6001,4006,5001,3001,1006,50001.00
    03/29(水)1,5001,3006,3002,1003006,30001.00
    03/28(火)006,1001001004,5001,6001.360
    03/27(月)06006,10020004,5001,6001.360
    03/24(金)9003006,70001004,3002,4001.560
    03/23(木)2004006,10010004,4001,7001.390
    03/22(水)5003006,3001,30004,3002,0001.470
    03/20(月)8003006,10010003,0003,1002.030
    03/17(金)04005,60006002,9002,7001.930
    03/16(木)40006,00010003,5002,5001.710
  5. 東洋インキSCホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去5回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2022年6月 :345円 (1日)
    • 2021年6月 :345円 (1日)
    • 2020年6月 :55円 (1日)
    • 2019年6月 :705円 (3日)
    • 2018年6月 :15円 (3日)
    • 2016年6月 :5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は200株なので、実際の逆日歩金額はさらに2倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 200株:約41万円
    • 500株:約103万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    優待がお得になる継続保有特典ですが、これが半年以上保有が必須などになると、クロス取引参加者が少なくなる傾向があります。ただし、必須条件でない場合は、逆にリスクも高くなります。

東洋インキSCホールディングスのクロス取引(制度信用・一般信用)どちらが良いの?

逆日歩と同じく経費が掛かる東洋インキSCホールディングスのクロス取引手数料についてです。

3月31日の終値、株価2,056円の必要株数分(200.0株)で計算。

投資額41.1万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
16/284176173689017663
26/2752202178411322079
36/26626326010113526395
46/237307303118158307110
56/228351347135180351126
66/2111483477186248483173
76/2012527520203270527189
86/1913571564220293571205
96/1614615607236315221
106/1515659650253338236
116/1418790780304405284
126/1319834824321428300
136/1220878867338450315
146/921922910355473331
156/822372495347
166/725422563394
176/626439586410
186/527456608426
196/228473631441
206/129490653457
215/3132540721504
225/3033557743520

東洋インキSCホールディングスの権利付最終日(2023年6月28日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額41.1万円、東洋インキSCホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年4月2日)から直近の優待権利日(2023年6月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、東洋インキSCホールディングスを41.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:41.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(90日分)+プレミアム料1,520円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(90日分)+プレミアム料
1,948円=198×2円+31円+1,520円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(90日分)
3,127円=1,100円+2,027円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(90日分)
1,447円=28円+1,419円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、東洋インキSCホールディングスを41.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:41.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ176円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
479円=198×2円+32円+52円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:41.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ173円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
446円=187×2円+23円+50円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:41.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料52円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
479円=198×2円+31円+52円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
1,152円=1,100円+52円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:41.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)50円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
477円=198×2円+32円+50円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
80円=28円+52円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
75円=26円+50円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の3日に返却日を加えた4日です。

※東洋インキSCホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

東洋インキSCホールディングスのクロス取引・株主優待まとめ

最低必要株数が200株、1年以上の継続保有が必須なので、クロス取引向けの銘柄ではありません。

クロスするにしても、超上級者向けです。

苦労してクロス取引するぐらいなら、現物保有の方が良いでしょう。

配当額もよいので、配当利回りが期待できます。