クロスフォーは、山梨県のジュエリーメーカーです。

もうジュエリーと聞くだけで、優待品に期待が膨らみます。

例えば、4℃(ヨンドシー)などの株主優待品も毎年大人気ですからね。

そんな、ジュエリーメーカー、クロスフォーの株主優待品、クロス取引コスト、逆日歩リスクについてまとめました。

クロスフォー株主優待引用元:クロスフォー公式HP

クロスフォー(7810)の株主優待

クロスフォーの株主優待制度は、過去何度も変更しています。

改悪したと思ったら、原点回帰に戻る感じです。

2024年7月も拡充と発表されていますが、本当に優待は拡充したのでしょうか?

クロスフォーの優待内容詳細

クロスフォーの優待権利日は年1回、7月末のみです。

2024年からの株主優待

保有株式数 優待内容
1,000株以上 クーポン券(1 万円分)

優待サイトで利可能な引換(割引)に変更です。

今までは、勝手にジュエリーが贈られてくる楽々優待でしたが、今後は申し込みが必要です。

スケジュールとしては、10月末に優待クーポン券の発送、11月1日より自社サイトでの利用開始です。

デメリットは、クーポン券の有効期限が1月末と、たったの3ヶ月分しかないことです。

また、10,000円以内で交換(無料に)したい場合、選べるジュエリーは少ないです。

クロスフォーの優待サイト

1,000円や2,000円ぐらい追加(自己負担)すると、素敵なデザインのジュエリーも多く見つかりますが、10,000円以内の場合、あまりよいアイテムが見つかりません。

もちろん個人的感想ですが、その点、まだヨンドシーの優待の方がメリットあるかなという印象です。

好きなジュエリーを選べる点では、優待拡充なのかもしれませんが、10,000円クーポンなので、優待価値としては今までと同じです。

また、気に入ったジュエリーが10,000円より低かった場合、優待価値は下がりますが、その辺は個人の価値観になるでしょう。

2023年迄の株主優待

保有株式数 優待内容
1,000株以上 10,000円相当のジュエリー

クロスフォーの最新の優待品は、自社ブランド、自社商品の「Dancing Stone」です。

2022年から人気ジュエリー「Dancing Stone」の復活です。

2021年迄の優待品

豪華なダイヤを散りばめたブレスレットなどの優待品をイメージされた方もいるかもしれませんが、クロスフォーの優待品は、「Dancing Stone御守」です。

クロスフォー御守り引用元:クロスフォー公式サイト

優待品の「Dancing Stone御守」は、「無病息災」「疫病退散」「商売繁盛」「金運上昇」のご祈祷・入魂まで、龍湖山・方外院で行われています。

有難みのある優待品ですが、クロスフォーの本来のジュエリーが好きな方とは、ターゲット層がずれている気もします。

御守優待と言うのが、定着すれば、もっとクロスフォーの事、知ってもらえるんですけどね。

 

投資額を考えたら妥当な優待品かもしれませんが、それなら1,000株などの保有者向けの豪華なラインナップも復活してくれたら、なお嬉しいです。

数年前、クロスフォーの優待で、1万円相当の自社商品を貰ったことありましたが、いつの間にか、優待内容変更になっていました。

世間一般的には、改悪なんでしょうね。

ジュエリーを期待していた方は残念かもしれませんが、地元山梨に特化した優待品という事で、これはこれでありでしょう。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年7月31日」です。

権利付き最終日の「7月29日」までに1000株以上の取得が必要です。

クロスフォーに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

クロスフォーの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年7月31日

権利付き最終日:7月29日(月)・・・残り2日(毎日更新)
逆日歩日数:1日

クロスフォー(7810)の基本情報

情報更新日:2023年10月29日

code7810優待内容自社製品
業種その他製品上場市場東証スタンダード 
決算7月 優待月7月
本社山梨上場年月日2017年7月20日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数17,745,000企業のHP優待詳細
優待の種類ファッション

株価更新日:2024年7月4日

4日の終値株価222円最低投資額222,000円
最低必要株数1,000継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


スポンサーリンク


クロスフォー(7810)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-07-27244-254,300-607,000-352,700540,7008.08.010.75注意
2022-07-27200-326,000-691,200-365,200594,80024.08.030.0注意
2021-07-28243-73,300-149,300-76,000235,7000.154.030.0
2020-07-29332-361,200-594,400-233,200517,60024.08.030.0注意
2019-07-29370-371,900-482,100-110,200291,5008.08.010.3停止
2018-07-26401-342,300-289,90052,400339,4004.04.017.2
2017-07-261,500133,800144,30010,5001,581,000115.0

クロスフォー(7810)の最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(7月31日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年7月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 7月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待実施銘柄は、全部で37ありますが、クロス向けの貸借銘柄は13とやや少ないので注意が必要です。

    クロスフォーの優待と同じ分類の『自社製品』等の銘柄一覧。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    2024年7月25日より注意喚起の規制が発生中、更に今まで4回も規制が入っている、要注意銘柄です。
    • 2023/07/27:800円 (1日)・・・注意
    • 2022/07/27:2,400円 (3日)・・・注意
    • 2020/07/29:2,400円 (3日)・・・注意
    • 2019/07/29:800円 (1日)・・・停止
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は17,745,000であり、東証スタンダード 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年7月26日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    07/25(木)052,900021,30010084,500-84,5000.00.05
    07/24(水)52,9001,20052,90010,30020063,300-10,4000.840
    07/23(火)055,7001,20011,9001,80053,200-52,0000.020.05
    07/22(月)54,90011,50056,90015,800043,10013,8001.320
    07/19(金)60011,00013,5004,5001,10027,300-13,8000.490.05
    07/18(木)6001,90023,90001,30023,90001.00
    07/17(水)3,90080025,2003,100025,20001.00
    07/16(火)9,900022,10013,3003,40022,10001.00
    07/12(金)1,40030012,2001,20010012,20001.00
    07/11(木)3,3001,10011,1002,30010011,10001.00
  5. クロスフォーの発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    高額逆日歩の常連銘柄です。過去に5回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。
    • 2023/07/27:800円 (1日)・・・注意
    • 2022/07/27:2,400円 (3日)・・・注意
    • 2021/07/28:15円 (3日)
    • 2020/07/29:2,400円 (3日)・・・注意
    • 2019/07/29:800円 (1日)・・・停止
    • 2018/07/26:400円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は1,000株なので、実際の逆日歩金額はさらに10倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    必要株数によって、優待内容の差はありませんが、必要株数が最低単位ではなく、1,000なので、やや注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    7月実施の高額優待、他にもあります。

    • ニッソウ
    • タンゴヤ
    • NATTY SWANKYHD


スポンサーリンク


クロスフォー(7810)のクロス取引(制度信用・一般信用)

クロスフォーは、クロス取引の仕方によって、手数料も異なります。

7月4日の終値、株価222円の必要株数分(1000株)で計算。

投資金額22.2万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
17/292474718244717
27/263717027367126
37/254959436499534
47/247166164648516660
57/238190187739719068
67/2292132118210921377
77/19102372349112223785
87/181126125810013426194
97/1714332328128170119
107/1615356351137182128
117/1216380375146195136
127/1117403398155207145
137/1021498492192255179
147/922522515201268187
157/823210280196
167/524219292204
177/425228304213
187/328255341238
197/229265353247
207/130274365255

クロスフォーの権利付最終日(2024年7月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額22.2万円、クロスフォーのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年7月27日)から直近の優待権利日(2024年7月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、クロスフォーを22.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:22.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ47円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=一般信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
460円=198×2円+17円+47円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:22.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ47円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
433円=187×2円+12円+47円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:22.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料18円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
431円=198×2円+17円+18円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:22.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)24円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:22.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)47円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
460円=198×2円+17円+47円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
32円=15円+17円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。


スポンサーリンク


制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、クロスフォーを22.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:22.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ47円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
427円=198×2円+17円+14円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:22.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ47円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
400円=187×2円+12円+13円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:22.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料14円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
427円=198×2円+17円+14円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:22.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)14円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:22.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)13円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
426円=198×2円+17円+13円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
29円=15円+14円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
27円=14円+13円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※クロスフォーの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

クロスフォー(7810)のクロス取引・株主優待まとめ

以前は、高額逆日歩が常に発生していましたが、昨年は落ち着いています。

優待内容がジュエリーから御守りに変更してからなので、優待の人気が下がった可能性があります。

株価が安いので、貸株料もたいした金額になりませんが、優待価値を考えたら、優待クロスは、権利日最終日の1月以内が妥当かも知れません。

2022年より必要株数が1,000株になって、逆日歩リスクは高まっているので、ご注意です。