あらた(2733)は、化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品等の卸売業をおこなっている企業です。

一般ユーザーにはあまり知られてしませんが、日用品・化粧品において、約1,200社のメーカー、約3,500社の小売業とつながりがある日本最大級の規模をもつ卸商社です。

そんなあらた(2733)の株主優待制度、優待クロス手数料、過去の逆日歩一覧データをご紹介です。

あらた株主優待
引用元:あらた

あらた(2733)の株主優待

あらた(2733)の株主優待は、QUOカードです。

あらたの優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上1,000円相当のQUOカード

あらた(2733)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

あらたの株主優待制度を利用した感想

クオカードを知らない方は少ないと思いますが、あえて説明すると全国共通のプリペイドカードです。

コンビニエンスストアやガソリンスタンド等、いろいろな加盟店で利用できます。

優待ではお馴染みの「イエローハット」「ビッグエコー」もQUOカードが使える加盟店です。

多くの本屋さんでもQUOカード加盟店が増えており、図書カード代わりに使う事もできます。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年3月31日」です。

権利日最終日の「3月29日」までに100.0株以上の取得が必要です。

あらたの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年3月31日

権利日最終:3月29日(水)・・・残り2日(毎日更新)
逆日歩日数:3日
最大逆日歩予想範囲:9,820~9,860円 注意喚起で更に2倍(調査日3月2日)

最大逆日歩予想範囲は、逆日歩金額の予想ではなく、株価によって毎日変動する最大逆日歩のリスクです。

予想範囲は、優待必要株数で計算、株主優待クロス取引可能の期限、権利日最終の3月29日前日に更新予定です。

あらた(2733)の基本情報

code2733優待内容クオカード
業種卸売業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本拠地東京上場年月日2002年4月1日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類金券
最低必要株100.0最低投資額396,000円
配当予想136.0配当落日2023年3月30日
発行済株数18,027千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、3月24日の終値株価で計算。

あらた(2733)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-293,7801,7000-1,70063,0000.030.4163.0
2021-09-284,4800-7,400-7,40091,1000.236.0158.0
2021-03-294,9800-5,600-5,60060,7000.540.0150.0
2020-09-285,600900-700-1,600112,7000.044.8145.0
2020-03-274,745-8,100-10,400-2,300107,1000.138.4145.0
2019-09-264,020-4,500-13,400-8,90082,6003.4532.8140.0
2019-03-263,9158,3008,60030078,200340.0
2018-09-255,5303,100200-2,900136,100340.0
2018-03-275,87000093,9000.047.2340.0
2017-09-264,765-30,600-36,800-6,20039,3005.738.4335.0
2017-03-283,1453,300-3,900-7,20082,6000.1525.6335.0
2016-09-272,320-6,600-21,800-15,20045,2003.7519.2330.0
2016-03-282,630-5,300-9,900-4,60034,7001.921.6130.0
2015-09-252,647-4,200-29,600-25,40073,6001.921.6125.0
2015-03-263366,000-50,000-56,000133,0000.54.0110.0
2014-09-2533233,000-138,000-171,000233,0000.04.01
2014-03-26339-3,000-29,000-26,00092,0000.056.0110.0
2013-09-25358-7,000-93,000-86,000125,0000.056.01
2013-03-2642213,000-1,000-14,000122,0000.06.03
2012-09-25380-85,000-109,000-24,00064,0000.156.03
2012-03-27282314,000268,000-46,000214,0003
2011-09-27173-1,000-58,000-57,00095,00018.06.03
2011-03-2818114,00015,0001,00012,0001

あらたの最大逆日歩リスクはどのくらい?【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待3月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引3月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    株主優待数は775、そのうち558銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    あらたと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、3月実施のQUOカード優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ×:投資は自己判断で!
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/23(木)001,10050007004001.570
    03/22(水)001,1001002002009005.50
    03/20(月)001,100003008003.670
    03/17(金)06001,10001003008003.670
    03/16(木)10001,70010004001,3004.250
    03/15(水)7007001,60001003001,3005.330
    03/14(火)60001,6001001004001,2004.00
    03/13(月)20001,000004006002.50
    03/10(金)1000800004004002.00
    03/09(木)020070010004003001.750
  5. あらたの発生逆日歩

    ×:投資は自己判断で!
    最大逆日歩が、いままで1回も発生、逆日歩が脅威です。
    • 2021年9月 :20円 (1日)
    • 2021年3月 :50円 (1日)
    • 2020年3月 :10円 (1日)
    • 2019年9月 :345円 (1日)
    • 2017年9月 :570円 (3日)
    • 2017年3月 :15円 (3日)
    • 2016年9月 :375円 (3日)
    • 2016年3月 :190円 (1日)
    • 2015年9月 :190円 (1日)
    • 2015年3月 :50円 (1日)
    • 2014年3月 :5円 (1日)
    • 2013年9月 :5円 (1日)
    • 2012年9月 :15円 (3日)
    • 2011年9月 :1,800円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

あらたの優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

あらたのクロス取引、手数料も忘れてはいけません。

3月24日の終値、株価3,960円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額39.6万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/294169167658716961
23/2852122098110821276
33/2762542519813025491
43/247296292114152296106
53/238338334130174338122
63/2211465459179239465167
73/2012508501195260508182
83/1713550543212282197
93/1615635627244325228
103/1518762752293391273
113/1419804794309412289
123/1320846835325434304
133/1021889877342456319
143/922931919358477334
153/825407542380
163/726423564395
173/627439586410
183/328456608425
193/229472629440
203/132521694486
212/2833537716501

あらたの権利付最終日(2023年3月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額39.6万円、あらたのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月27日)から直近の優待権利日(2023年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、あらたを39.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:39.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)のみ254円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=一般信用手数料+金利(1日)+貸株料(6日分)
680円=198×2円+30円+254円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:39.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)のみ251円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(6日分)
646円=187×2円+22円+251円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:39.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)+プレミアム料98円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(6日分)+プレミアム料
524円=198×2円+30円+98円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(6日分)
1,230円=1,100円+130円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:39.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)254円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(6日分)
680円=198×2円+30円+254円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(6日分)
118円=27円+91円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、あらたを39.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:39.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ169円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
476円=198×2円+30円+50円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:39.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ167円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
443円=187×2円+22円+48円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:39.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料50円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
476円=198×2円+30円+50円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
1,150円=1,100円+50円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:39.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)48円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
474円=198×2円+30円+48円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
77円=27円+50円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
73円=25円+48円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の3日に返却日を加えた4日です。

※あらたの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

あらたのクロス取引・株主優待まとめ

QUOカード1,000円分が年2回も優待として貰えるあらたですが、必要投資金額が高いのが優待クロスとしては、デメリットです。

さらに、3月末、9月末と、QUOカード優待銘柄が多い優待月なので、もっと優待利回りがよい銘柄がたくさんあります。

その為でしょうか、株不足で少しだけ逆日歩つきますが、大きな逆日歩が発生したことはありません。

つまり、資金に余裕があるなら、制度信用クロスに向いています。逆に一般信用クロスの場合、あまりにも早く取得すると貸株料で利益が相殺されます。

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