M&Aキャピタルパートナーズ(6080)は、中小企業に特化したM&Aの仲介専門会社です。

企業の買収・合併・資本提携などで、後継者不足の問題に取り組んでいます。

そんなM&Aキャピタルパートナーズの優待クロス取引に必要な情報をまとめています。

当記事を最後まで読むことで、株主優待制度、過去の逆日歩一覧、クロス取引手数料(貸株料・逆日歩)の理解が深まります。

M&Aキャピタルパートナーズ(6080)の株主優待

M&Aキャピタルパートナーズ(6080)の株主優待は、人気の高いQUOカードです。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上3,000円分のQUOカード
M&Aキャピタルパートナーズ(6080)の優待権利日は年1回、9月末です。

QUOカードは、大手コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート等)やドラッグストア(マツモトキヨシ等)で使えます。

さらに、ファミリーレストランのデニーズでも使えるなど、利便性が高い優待品です。

また金券ショップやネットオークション等で転売も可能で、その場合、額面価格の9割以上になります。

しかし、急なお金が必要な方以外は、有効期限の心配もいらないQUOカードのまま使うのが、ベストな選択になるでしょう。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

M&Aキャピタルパートナーズの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り4日(毎日更新)
逆日歩日数:3日

M&Aキャピタルパートナーズ(6080)の基本情報

code6080優待内容クオカード
業種サービス業上場市場東証プライム 
決算9月 優待月9月
本拠地東京上場年月日2013年11月20日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類金券
最低必要株100.0最低投資額270,000円
配当予想0.0配当落日2022年9月29日
発行済株数31,729千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、9月22日の終値株価で計算。

優待開示情報

M&Aキャピタルパートナーズ(6080)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-09-285,940-11,900-113,300-101,400350,4000.148.010.0
2020-09-284,845-93,800-239,700-145,900842,0000.5539.210.0
2019-09-266,13011,1000-11,100194,5000.049.610.0
2018-09-256,62043,00026,000-17,000167,40030.0注意
2017-09-265,25017,0000-17,000166,8000.084.830.0注意
2016-09-272,1490-95,100-95,100185,2000.1535.230.0注意
2014-09-252,14930,40037,9007,50013,20010.0

※2019年12月1日に1株から2株に株式分割をおこなっています。

M&Aキャピタルパートナーズ(6080)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    株主優待数は390、そのうち281銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    M&Aキャピタルパートナーズと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、9月実施のQUOカード優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に3回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2018年9月 :0円 (3日)・・・注意
    • 2017年9月 :0円 (3日)・・・注意
    • 2016年9月 :15円 (3日)・・・注意
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は31,729千株であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/21(木)40030027,900100010027,800279.00
    09/20(水)600027,80000027,800-0
    09/19(火)50020027,20000027,200-0
    09/15(金)2001,10026,90000026,900-0
    09/14(木)70020027,8000100027,800-0
    09/13(水)50030027,300100010027,200273.00
    09/12(火)4001,40027,10000027,100-0
    09/11(月)20020028,10000028,100-0
    09/08(金)01,00028,10000028,100-0
    09/07(木)1,00080029,10000029,100-0
  5. M&Aキャピタルパートナーズの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、3回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2021年9月 :10円 (1日)
    • 2020年9月 :55円 (1日)
    • 2016年9月 :15円 (3日)・・・注意

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

M&Aキャピタルパートナーズ(6080)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の事は、わかりましたか?次はM&Aキャピタルパートナーズのクロス取引手数料です。

9月22日の終値、株価2,700円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額27.0万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274115114445911541
29/265144142557414452
39/256173171678917362
49/2272021997810420272
59/2182312288911823183
69/2011317313122163317114
79/1912346342133178346124
89/1513375370144192135
99/1414404399155207145
109/1318519513200266186
119/1219548541211281197
129/1120577570222296207
139/821606598233311217
149/722635627244325228
159/625277370259
169/526288385269
179/427300399280
189/128311414290
198/3129322429300
208/3032355473331
218/2933366488342

M&Aキャピタルパートナーズの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額27.0万円、M&Aキャピタルパートナーズのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年9月23日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、M&Aキャピタルパートナーズを27.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:27万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)のみ173円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=一般信用手数料+金利(1日)+貸株料(6日分)
590円=198×2円+21円+173円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:27万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)のみ171円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(6日分)
560円=187×2円+15円+171円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:27万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)+プレミアム料67円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(6日分)+プレミアム料
483円=198×2円+21円+67円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(6日分)
1,189円=1,100円+89円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:27万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)173円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(6日分)
590円=198×2円+21円+173円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(6日分)
81円=18円+62円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、M&Aキャピタルパートナーズを27.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ115円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
451円=198×2円+21円+34円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ114円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
421円=187×2円+15円+33円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料34円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
451円=198×2円+21円+34円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
1,134円=1,100円+34円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)33円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
449円=198×2円+21円+33円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
53円=18円+34円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
50円=17円+33円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※M&Aキャピタルパートナーズの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

M&Aキャピタルパートナーズ(6080)のクロス取引・株主優待まとめ

M&Aキャピタルパートナーズ(6080)は、2019年に1株から2株への株式分割をおこなった後も、100株保有の条件を変更していません。

つまり、従来の半分の投資金額で優待のQUOカード3,000円分が取得できるようになったのです。

優待拡充で注目を浴びたM&Aキャピタルパートナーズでしたが、2020年9月末の優待の逆日歩は55円という結果です。

投資金額が約50万円した事や、株式分割で発行済株式数などが増えた影響もあったでしょう。

そんな状況でしたが、株価も下がって実は優待利回りがアップしています。つまりQUOカードクロス取引の優先順位が上がっているという事です。

9月末の優待だから絶対に安心とは限りません。クロス取引する時は、逆日歩をやや警戒しておいた方が良いでしょう。

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