東海カーボン株主優待

炭素製品が強い『東海カーボン』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

タイトルが入ります。

東海カーボンは、タイヤ用カーボン素材や電炉用電極、半導体用素などが主な事業の炭素メーカーです。
顧客は大企業が多く、長期的関係重視で安定経営!カーボンブラック、電極のパイオニアとしての技術蓄積が強み!

東海カーボン(5301)の株主優待

東海カーボン(5301)の株主優待は、自社オリジナルのカタログです。

優待内容詳細

保有株式数保有期間
1年未満1年以上3年以上
100株以上対象外2,000円相当3,000円相当
500株以上対象外3,000円相当5,000円相当
1,000株以上3,000円相当5,000円相当8,000円相当

東海カーボン(5301)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

企業のIR情報には、1年以上の継続保有が必須とは記載されていません。

100株以上を保有する株主様が優待の対象ですと明記されています。

しかし、実質100株の場合は、継続保有が必須です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須・特典あり

1,000株未満は、1年以上の継続保有が必須ですが、1年以上、3年以上で優待価値はアップしていきます。

継続保有の条件

株主名簿に記載された日から12月末までの各基準日(原則6月末及び12月末)に、同一の株主番号で継続して自社普通株式を保有し続けること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

東海カーボンの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り3ヵ月と6日(97日)
逆日歩日数:6日

東海カーボン(5301)の基本情報

code5301優待内容カタログギフト
業種ガラス・土石製品上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本拠地東京上場年月日1949年5月16日 
単位100貸借区分貸借
継続保有必須・特典企業の優待HP優待詳細
優待の種類自社商品
最低必要株100.0最低投資額121,000円
配当予想30.0配当落日2022年12月29日
発行済株数224,943千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、9月15日の終値株価で計算。

東海カーボン(5301)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-12-281,228159,400-210,200-369,6001,358,1000.010.4515.0
2020-12-281,277-62,700-182,500-119,8001,868,6000.2510.4515.0
2019-12-261,132-4,636,600-6,011,400-1,374,8003,181,3004.219.2724.0注意
2018-12-251,226-2,987,200-3,445,200-458,00011,890,9000.3520.8712.0注意
2017-12-261,402-197,000-195,0002,0003,236,9000.312.066.0
2016-12-27383-834,000-699,000135,000813,0000.254.053.0
2015-12-2533610,00055,00045,0001,199,00053.0
2014-12-25371144,000114,000-30,0001,038,00063.0
2013-12-25357-161,000-77,00084,0001,659,0000.06.073.0
2012-12-253540176,000176,0002,773,0007
2011-12-27419-432,000-349,00083,000932,0000.06.05

東海カーボン(5301)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は175、クロス取引可能な貸借銘柄は119、同じ優待分類の企業も多いです。

    東海カーボンの優待分類と同じ『カタログギフト』関連銘柄です。

    尚、12月実施の『自社商品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2019年12月:420円 (7日)・・・注意
    • 2018年12月:35円 (7日)・・・注意
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は224,943千株と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/20(水)7009,70080,10000080,100-0
    09/19(火)02,90089,10000089,100-0
    09/15(金)1,3001,00092,00000092,000-0
    09/14(木)10,2006,90091,70000091,700-0
    09/13(水)3,0004,80088,40000088,400-0
    09/12(火)3004,60090,20000090,200-0
    09/11(月)9,70060094,5000500094,500-0
    09/08(金)4,8001,40085,400500050084,900170.80
    09/07(木)1005,10082,00000082,000-0
    09/06(水)010,80087,00000087,000-0
  5. 東海カーボンの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去5回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2020年12月:25円 (5日)
    • 2019年12月:420円 (7日)・・・注意
    • 2018年12月:35円 (7日)・・・注意
    • 2017年12月:30円 (6日)
    • 2016年12月:25円 (5日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約12万円
    • 500株:約61万円
    • 1,000株:約121万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有が必須と同時に優待額が豪華になる特典付き、警戒は必要です。

東海カーボン(5301)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

東海カーボンは、逆日歩の発生しない、一般信用取引も可能です。

9月15日の終値、株価1,210円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額12.1万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/277918935469132
212/268103102405310337
312/259116115456011642
412/2210129128506612946
512/2111142140557314251
612/2014181179709318165
712/1915194191759919470
812/18162072048010620774
912/15172202178511379
1012/14182332309011984
1112/132127226810413997
1212/1222284281109146102
1312/1123297294114152107
1412/824310306119159111
1512/725124166116
1612/628139186130
1712/529144192135
1812/430149199139
1912/131154206144
2011/3032159212149
2111/2935174232162
2211/2836179239167

東海カーボンの権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額12.1万円、東海カーボンのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年9月21日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、東海カーボンを12.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:12.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(102日分)+プレミアム料507円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(102日分)+プレミアム料
770円=115円+148円+507円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:12.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(102日分)676円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(102日分)
482円=8円+473円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、東海カーボンを12.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ91円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
290円=115円+148円+27円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ89円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
269円=100円+143円+26円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料27円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(7日分)+プレミアム料
290円=115円+148円+27円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)27円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)26円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(7日分)
289円=115円+148円+26円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
35円=8円+27円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
33円=8円+26円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので7日です。

※東海カーボンの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

東海カーボン(5301)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 東海カーボン(5301)は、創業100年以上の歴史がある大企業!
  • 発行済み株式数も多く、最大逆日歩が発生するリスクは低い!
  • 1年未満のクロス取引の場合は、1,000株必要で、その場合の逆日歩リスクは高まる!
  • 逆日歩頻度で考えるなら、貸株料は1,000株で300円以内におさえたい
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