GMOインターネット株主優待

GMOグループの企業は株主優待制度を実施しているところが多いですが、GMOインターネットの優待内容がおそらくベスト!

投資額に対する、優待利回りが高いだけじゃなく、情報発信したい方には最高の各プラットフォームの割引サービスが整っているからです。

そんなGMOインターネットの株主優待制度を利用した感想、クロス取引する場合の逆日歩リスクをご紹介です。

投資メモ
GMOインターネットは、グループ企業が9社も上場している、インターネットインフラ事業が強い企業です。
インターネット広告やメディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業を展開!
金融が中核事業!低迷中の暗号資産の将来性に期待!

GMOインターネットグループ(9449)の株主優待

優待品は、銘柄名の通り、インターネット関連の自社サービスの割引券です。

優待内容詳細

保有株式数 優待の内容
サービス名等 金額相当
100株以上 GMOクリック証券 GMOインターネット株式買付手数料相当額キャッシュバック
100株以上 GMOクリック証券 売買手数料最大5,000円キャッシュバック
100株以上 グループ各種サービス利用料割引 最大5,000円の割引
100株以上 GMOコイン 2,100円分のビットコイン付与

上記全て100株以上の保有で優待の権利を受けることが可能であり、少なくとも全サービスを受けた場合、12,100円以上の優待価値です。

それが6月末と12月末の年2回です。

尚、GMOグループ各種のサービスは次の中から選択可能です。

  • とくとくBB
  • お名前.com
  • お名前.comレンタルサーバー
  • ConoHa
  • Z.com Web Hosting
  • Z.com Cloud
  • MakeShop

鋭い方なら気が付かれると思いますが、GMOインターネットの優待券を利用すれば、ドメインを取得して、レンタルサーバーを借りて、ブログやネットショップの開設が全部無料で出来ます。

現に管理人がそうだったりします。

GMOクリック証券の口座を開設すれば、GMOインターネットのクロス取引まで無料です。

尚、口座開設だけで何か貰えるようなお得なキャンペーン等は終了してしまっているので、もし口座開設するなら、ハピタス(ポイントサイト経由)がいいでしょう。

優待でビットコインを貰うなら、GMOコインの開設も必要なので、合わせて登録すると、優待以外に1,200ポイントも!

GMOクリック証券ハピタス

公式ハピタス」ポイントサイトを見てみる。

株主優待に長期保有制度はあるの?

継続保有特典あり

ランクアップ特典はありません。半年以上の継続保有が必須です。

継続保有の条件

半年以上、同じ株主番号で連続して1単元以上所有し、株主名簿に2回以上記載されている事。

GMOインターネットグループの株主優待制度を利用した感想

GMOインターネットは、優待も魅力ですが、株主総会も飽きさせません。

数年前はLINEの元社長の方など、話題性にとんだゲストが訪れるなど、他の企業とは一線を画す面白さです。

優待制度もビットコインの付与など、新しいサービスが追加、つまり拡充しているのです。

配当額こそ低いものの、自社サービスの魅力で株主を増やそうとする戦略が見事です。

ただ、GMOグループの優待制度の申込画面だけは、システム最悪でした。(過去形)

継続保有必須のくせに、優待制度の申込に関しては、毎回、キャッシュバックの銀行口座や氏名などの入力が求められるのです。

入力項目が多すぎて、非常に面倒!それがようやく2022年6月末の優待制度から変更になっています。

きちんと前回の申込内容を引き継げる形式になっているので、優待申込も簡単です。

株主へのサービスなんて後回しなんだとず~と思っていましたが、ようやく10年ぐらい経ってシステム変更です。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年6月30日」です。

権利付き最終日の「6月26日」までに100株以上の取得が必要です。

GMOインターネットグループに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

GMOインターネットグループの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年6月30日

権利付き最終日:6月26日(水)・・・残り2ヵ月と28日(89日)
逆日歩日数:3日

GMOインターネットグループ(9449)の基本情報

情報更新日:2024年3月24日

code9449優待内容自社手数料優待等
業種情報・通信業上場市場東証プライム 
決算12月 優待月6月、12月
本社東京上場年月日1999年8月27日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数109,176,000企業のHP優待詳細
優待の種類自社商品

株価更新日:2024年3月29日

29日の終値株価2,781円最低投資額278,050円
最低必要株数100継続保有継続保有特典

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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GMOインターネットグループ過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-12-272,53737,6000-37,600323,2000.020.8614.2
2023-06-282,7790-10,800-10,800271,6000.1522.430.0
2022-12-282,46045,60036,100-9,500252,0000.0100.050.0
2022-06-282,3369,600-1,200-10,800394,4000.019.2128.0
2021-12-282,77328,200-12,900-41,100303,2000.022.4512.6
2021-06-283,02551,80037,900-13,900455,700112.2
2020-12-282,86334,3000-34,300677,2000.023.2510.6
2020-06-263,1500-126,000-126,0002,001,5000.125.616.2
2019-12-262,0925,000-132,400-137,400501,7000.3516.875.0
2019-06-251,927-160,100-248,800-88,7001,365,2000.1516.036.0
2018-12-251,325219,10086,100-133,0001,394,800711.8
2018-06-262,58154,600-54,000-108,6001,726,6000.1520.836.2
2017-12-261,908215,00015,500-199,5002,710,10066.0
2017-06-271,46287,300-82,900-170,2001,421,2000.612.036.0
2016-12-271,51057,600-143,100-200,7001,038,1000.012.856.0
2016-06-271,025277,30056,200-221,1001,547,70015.0
2015-12-251,587402,500254,200-148,3002,271,100520.0
2015-06-251,623-7,700-214,600-206,9001,393,2000.013.615.0
2014-12-251,057177,1000-177,100799,7000.08.865.0
2014-06-251,145195,30028,300-167,000889,70014.0
2013-12-251,368220,10081,900-138,2002,200,20075.0
2013-06-25961931,700894,200-37,5002,394,90033.0
2012-12-25517205,60096,300-109,3001,632,1007
2012-06-2639288,6000-88,6001,001,9000.06.03
2011-12-272881,678,2001,491,800-186,400578,6005
2011-06-27344523,500428,400-95,100674,2001

GMOインターネットグループ(9449)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(6月30日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 6月30日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄は全部で106、クロス可能な貸借銘柄は62、類似優待銘柄は多いですが、注意が必要です。

    GMOインターネットグループと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、6月実施の『自社商品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は109,176,000と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    逆日歩更新日:2024年3月29日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/28(木)9,6009,40015,500017,2006,1009,4002.540
    03/27(水)5,2004,90015,3002002,60023,300-8,0000.660
    03/26(火)08,60015,0002,90080025,700-10,7000.580
    03/25(月)6,00010023,60050010023,60001.00
    03/22(金)6,000017,70011,500023,200-5,5000.760
    03/21(木)4,1006,40011,7006002,90011,70001.00
    03/19(火)1,800014,0001,800014,00001.00
    03/18(月)6,1002,00012,2004,30020012,20001.00
    03/15(金)08008,1005001,3008,10001.00
    03/14(木)6002,0008,9001004,9008,90001.00
  5. GMOインターネットグループの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去6回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2023/06/28:15円 (3日)
    • 2020/06/26:10円 (1日)
    • 2019/12/26:35円 (7日)
    • 2019/06/25:15円 (3日)
    • 2018/06/26:15円 (3日)
    • 2017/06/27:60円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    優待がお得になる継続保有特典あり、条件次第で、リスクの増減有!

    6月実施の高額優待、他にもあります。

    • ジェクシード
    • グラフィコ
    • 小林製薬
    • ASIAN STAR


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GMOインターネットグループのクロス取引(制度信用・一般信用)

GMOインターネットグループの逆日歩が嫌なら、早めの一般信用クロス取引です。

3月29日の終値、株価2,781円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額27.8万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
16/264119117466111943
26/255149147577614953
36/246178176699117864
46/2172082058010720875
56/2082382359112223885
66/1911327323126168327117
76/1812356352137183356128
86/1713386381149198386139
96/1414416411160213149
106/1315446440171228160
116/1218535528206274192
126/1119564557217289203
136/1020594586228305213
146/721624616240320224
156/622251335235
166/525286381267
176/426297396277
186/327308411288
195/3128320427299
205/3029331442309
215/2932366487341
225/2833377503352

GMOインターネットグループの権利付最終日(2024年6月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額27.8万円、GMOインターネットグループのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年3月29日)から直近の優待権利日(2024年6月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、GMOインターネットグループを27.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:27.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(91日分)+プレミアム料1,040円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(91日分)+プレミアム料
1,457円=198×2円+21円+1,040円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(91日分)
2,486円=1,100円+1,386円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(91日分)
989円=19円+970円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、GMOインターネットグループを27.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ119円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
452円=198×2円+21円+35円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ117円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
423円=187×2円+15円+34円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料35円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
452円=198×2円+21円+35円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
1,135円=1,100円+35円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)34円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
451円=198×2円+21円+34円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
54円=19円+35円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
51円=18円+34円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※GMOインターネットグループの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、GMOの一般信用売り在庫の近況です。

月/日朝方日中夕方
03/28(木)11,6008,6009,1009,100
03/27(水)1,3008001,1006,100
03/26(火)2,4002,3002,8001,500
03/25(月)3,7003,6004,3002,900
03/22(金)3001004004,400
03/21(木)1,5001,5002,000900
03/20(水)1,8001,8001,6001,600
03/19(火)2,8002,8002,9002,000
03/18(月)02,9003,0002,900

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

6月の株主優待情報をまとめて確認

GMOインターネットグループのクロス取引・株主優待まとめ

  • 超大型株、株不足が起きても、そうそう高い逆日歩にはならない
  • 優待の権利を取得するには、最低でも半年間の継続保有が必須なので、優待クロスのレベルは中級者以上
  • 株価も上昇しているので、長い目でみると、優待目当てのクロス取引より、現物保有の方が利益率が高い
  • GMOインターネットの優待でクロス取引の売買手数料を無料にすることも可能
  • 100万円の無料枠を超えても、優待で更に5,000円分無料になるのは、大きい!
  • GMOクリック証券でクロス取引するなら、絶対欲しい株主優待!
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