悪い意味で旬な企業『AOKIホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

面白いネタになる事実も発見!

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得な優待クロス取引のやり方がわかります。

AOKIホールディングスは、紳士服専門店の大手、「AOKI」「ORIHICA」合わせて国内600店舗以上!
複合カフェの「快活CLUB」も運営するなど、多角化事業に成功!

AOKIホールディングス(8214)の株主優待

AOKIホールディングス(8214)の株主優待は、自社店舗で利用できる割引券です。

優待内容詳細

保有株式数保有期間
①自社店舗割引②アニヴェルセル優待③子会社割引
100株以上20%割引券5枚10万円割引券1枚20%割引券10枚
1,000株以上20%割引券10枚10万円割引券1枚20%割引券30枚

AOKIホールディングス(8214)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

優待券は3つ貰えますが、最も使い勝手の良いのは、①の自社店舗割引券です。

①自社店舗割引

割引券は、アパレル店舗「AOKI」「ORIHICA」で20%割引券として使えます

他の割引券・割引特典とも併用できるほか、ネットショップでの利用も可能です。

また、アニヴェルセルカフェでも10%割引券として利用できます。

②アニヴェルセル優待

アニヴェルセルで利用するなら、こちらが本命の優待券です。

1枚利用で、アニヴェルセル各施設の披露宴料金が10万円割引されます。

ワタベウェディングの株主優待がなくなった今、貴重な婚礼費用が安くなる優待券の1つです。

③子会社割引

マンガ喫茶の「快活CLUB」、カラオケ店舗の「コート・ダジュール」の施設料金と飲食料金が、20%割引になる割引券です。

「AOKI」や「ORIHICA」で使える優待券と違って、他の割引券及び割引特典並びにサービスとの併用はできないので、注意です。

利用に制限がありますが、人気がある優待割引券です。

マメ知識!

グループ会社に「快活CLUB」「コートダジュール」「FiT24」を運営する快活フロンティア(旧社名ヴァリック)があります。
「快活CLUB」単独でも日本全国500店舗以上、さらにネットカフェと24時間ジムの併設店で、店舗拡大中!

 

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

優待権利日は「2023年9月30日」ですが、優待権利獲得の取引最終日は、「9月27日」です。

本日の証券会社の取引時間中にクロス取引を終了させておく必要があります。

AOKIホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・本日がクロス取引できる最終日!
逆日歩日数:3日

AOKIホールディングス(8214)の基本情報

code8214優待内容買物割引券等
業種小売業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本拠地神奈川上場年月日1987年4月8日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類買物券 ファッション 娯楽レジャー 暮らし その他
最低必要株100.0最低投資額105,100円
配当予想15.0配当落日2023年3月30日
発行済株数87,649千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、9月27日の終値株価で計算。

AOKIホールディングス(8214)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-295949,800-300,500-310,300301,2000.754.815.0
2021-09-287330-71,300-71,300570,0000.16.415.0
2021-03-2961750,20011,200-39,000754,30010.0
2020-09-28572-24,900-44,000-19,100502,8000.554.8110.0
2020-03-27816-73,100-132,800-59,700392,9000.057.2123.0
2019-09-261,132-38,000-79,000-41,000245,5003.559.6123.0
2019-03-261,228-4,000-37,100-33,100286,5001.9510.4331.0
2018-09-251,581-23,400-49,700-26,300212,7003.7512.8329.0
2018-03-271,628-5,200-21,000-15,800180,6000.013.6322.0
2017-09-261,461-13,300-39,900-26,600313,5003.312.0322.0
2017-03-281,363-3,500-26,000-22,500204,6002.411.2322.0
2016-09-271,1760-33,500-33,500251,2003.39.6321.0
2016-03-281,411100-22,800-22,900245,9000.0512.0120.0
2015-09-251,4909,1000-9,100272,4000.012.0120.0
2015-03-261,66730,80010,300-20,500337,500118.0
2014-09-251,31039,5007,500-32,000314,500118.0
2014-03-261,43552,50025,400-27,100401,900118.0
2013-09-253,495-21,800-43,800-22,000132,9002.2528.0130.0
2013-03-262,40514,40011,100-3,300109,1003
2012-09-251,686-11,400-25,900-14,500133,4001.6516.03
2012-03-271,5293,000-12,400-15,400153,4001.216.03
2011-09-271,131-20,700-37,400-16,700105,9000.312.03
2011-03-281,212-36,500-48,100-11,600110,8000.0512.01

AOKIホールディングス(8214)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待数は非常に多く、クロス取引可能な銘柄数は281(優待実施銘柄の全体は390)です。

    AOKIホールディングスの優待と同じ分類の『買物割引券等』等の銘柄一覧です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ×:投資は自己判断で!
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/26(火)5003,4007,1001,70007,10001.00
    09/25(月)3,10020010,00030005,4004,6001.850
    09/22(金)8003,5007,1008005,5005,1002,0001.390
    09/21(木)8006009,80020009,80001.00
    09/20(水)2,20009,6003,0008009,60001.00
    09/19(火)2,3001,2007,4003,30007,40001.00
    09/15(金)1002006,3001,20004,1002,2001.540
    09/14(木)01,8006,40060002,9003,5002.210
    09/13(水)1,0004,8008,20001,0002,3005,9003.570
    09/12(火)1,90010012,00002,7003,3008,7003.640
  5. AOKIホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去16回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2022年3月 :75円 (1日)
    • 2021年9月 :10円 (1日)
    • 2020年9月 :55円 (1日)
    • 2020年3月 :5円 (1日)
    • 2019年9月 :355円 (1日)
    • 2019年3月 :195円 (3日)
    • 2018年9月 :375円 (3日)
    • 2017年9月 :330円 (3日)
    • 2017年3月 :240円 (3日)
    • 2016年9月 :330円 (3日)
    • 2016年3月 :5円 (1日)
    • 2013年9月 :225円 (1日)
    • 2012年9月 :165円 (3日)
    • 2012年3月 :120円 (3日)
    • 2011年9月 :30円 (3日)
    • 2011年3月 :5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約11万円
    • 1,000株:約105万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

AOKIホールディングス(8214)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

次はAOKIホールディングスのクロス取引手数料です。

9月27日の終値、株価1,051円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額10.5万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274454417234516
29/265565522295620
39/256676626356724
49/227797830407928
59/218908935469032
69/2011123122476312344
79/1912135133526913548
89/1513146144567552
99/1414157155608156
109/13182021997810472
119/12192132108210977
129/11202242228611581
139/8212362339112185
149/7222472449512789
159/625108144101
169/526112150105
179/427117155109
189/128121161113
198/3129125167117
208/3032138184129
218/2933142190133

AOKIホールディングスの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

AOKIホールディングスを10.5万円の投資額で、本日(2023年9月27日)一般信用クロスをした場合の総コストを計算、最安値手数料のシミュレーション結果です。

優待取得の権利日当日、AOKIホールディングスを10.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:10.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ45円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(4日分)
308円=115円+148円+45円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:10.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ44円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(4日分)
287円=100円+143円+44円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:10.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料17円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
280円=115円+148円+17円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:10.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)23円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:10.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)45円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
308円=115円+148円+45円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
23円=7円+16円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、AOKIホールディングスを10.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ45円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
276円=115円+148円+13円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ44円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
256円=100円+143円+13円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料13円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
276円=115円+148円+13円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)13円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)13円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
276円=115円+148円+13円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
20円=7円+13円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
19円=7円+13円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので4日です。

※AOKIホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

AOKIホールディングス(8214)のクロス取引・株主優待まとめ

AOKIホールディングス(8214)の逆日歩リスク、100株保有なら、低リスクです。

過去の逆日歩結果をみても、優待価値をうわまわる逆日歩になった事はありません。

もしかしたら、郊外型店舗を中心に人気がある漫画喫茶「快活CLUB」で使えることを知らない方が多いのかもしれません。

以前存在していた、漫画喫茶アプレシオの優待は大人気だったのですが・・・・

それを考えると、AOKIホールディングスの優待価値を知らない方が多すぎるでしょう。

また、2022年現在、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会とのコンサルティング料金で大問題になっているAOKIホールディングスですが、面白い事に大会組織委員会と契約を結んだ2018年から、株価が下落しているんですよね。

まずいと思った関係者が株を売っていたり・・・・そう思われても仕方ないですね。

とにかく、優待クロスもおすすめですが、現物取得のチャンスと言えば、チャンスかも!

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