プレミアアンチエイジング(4934)の株主優待

2020年に新規上場、2023年に優待新設『プレミアアンチエイジング』の株主優待情報をまとめました。

逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

上場直後の株価は5,000円以上、2021年には16,000円を超えたのに、急降下で2024年に入り1,000円以下です。

DUOブランドの通販が人気でしたが、ステマ騒動などが問題だったのでしょうか?

復活の兆しは?

優待だけ取得するなら、やはりクロス取引の方が安全かもしれません。

投資メモ

メディアの広告戦略で話題になった「DUO」ブランドを展開する企業
アンチエイジング「カナデル」ブランドも展開中

プレミアアンチエイジング(4934)の株主優待

プレミアアンチエイジング(4934)の株主優待は、DUOやカナデルブランドの自社商品です。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 4,000円相当

優待権利日は年1回、7月末のみです。

記念すべき1回目の優待品は、「デュオ ザ クレンジングバーム」と「カナデル プレミアリフト ミニ [医薬部外品] 」の2つです。

DUOは、東急ハンズ等で販売している正規品サイズですが、カナデルの方は、試供品などによくあるミニサイズです。

公式IRにも、自社商品とのみ記載されているので、今後も同じ優待品になるのか、一押しコスメになるのかは、未知数です。

ただ、優待を実施している多くのコスメ(化粧品)銘柄の多くは、毎年商品を変更しているので、変更になる可能性は高いです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年7月31日」です。

権利付き最終日の「7月29日」までに100株以上の取得が必要です。

プレミアアンチエイジングに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

プレミアアンチエイジングの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年7月31日

権利付き最終日:7月29日(火)・・・残り9ヵ月と7日(280日)
逆日歩日数:1日

プレミアアンチエイジング(4934)の基本情報

情報更新日:2024年8月2日

code4934優待内容自社商品
業種化学上場市場東証グロース 
決算7月 優待月7月
本社東京上場年月日2020年10月28日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数8,720,000企業のHP優待詳細
優待の種類自社商品

株価更新日:2024年10月21日

21日の終値株価725円最低投資額72,500円
最低必要株数100継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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プレミアアンチエイジング(4934)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-07-29894-12,400-26,000-13,60066,6000.0514.41停止
2023-07-271,179-45,900-54,800-8,90090,3000.0519.21停止
2022-07-272,011-124,800-145,700-20,90045,8000.1533.63停止

2022年の7月末は、優待を実施していませんが、参考までの逆日歩です。

プレミアアンチエイジング(4934)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(7月31日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2025年7月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 7月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待実施銘柄は、全部で35ありますが、クロス向けの貸借銘柄は13とやや少ないので注意が必要です。

    7月の自社商品と同じ分類銘柄。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    2024年7月31日より注意喚起の規制が発生中、逆日歩が更に2倍、リスクが高まります。
    • 2024/07/29:5円 (1日)・・・停止
    • 2023/07/27:5円 (1日)・・・停止
    • 2022/07/27:15円 (3日)・・・停止
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    発行済株式数や浮動株比率などが低く、株不足の原因になる要素が多いです。

    逆日歩更新日:2024年10月21日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    10/18(金)10040057,5000080,000-22,5000.720.05
    10/17(木)30010057,800010080,000-22,2000.720.05
    10/16(水)50030057,6000080,100-22,5000.720.15
    10/15(火)30050057,400100080,100-22,7000.720.05
    10/11(金)90010057,600010080,000-22,4000.720.05
    10/10(木)800056,8000080,100-23,3000.710.05
    10/09(水)20020056,0000080,100-24,1000.70.20
    10/08(火)040056,0000080,100-24,1000.70.05
    10/07(月)10040056,400100080,100-23,7000.70.05
    10/04(金)3004,20056,7000080,000-23,3000.710.05
  5. プレミアアンチエイジングの発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、3回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2024/07/29:5円 (1日)・・・停止
    • 2023/07/27:5円 (1日)・・・停止
    • 2022/07/27:15円 (3日)・・・停止

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみ、株価もそれほど高くないので、逆日歩リスクは少ないです。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    7月実施、4,000円相当と優待価値の高い銘柄。

    • 浜木綿


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プレミアアンチエイジング(4934)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較

次はプレミアアンチエイジングのクロス取引手数料です。

10月21日の終値、株価725円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額7.3万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
17/292161568166
27/2832323912238
37/254313112163111
47/245393915203914
57/238626224326222
67/229706927367025
77/2110787730407828
87/1811868533448631
97/17129492364834
107/1615117116456042
117/1516125123486445
127/1417133131516848
137/1118140139547250
147/1019148146577653
157/922668862
167/823699264
177/724729667
187/4257510070
197/3267810473
207/2298711681
217/1309012084
226/30319312487

プレミアアンチエイジングの権利付最終日(2025年7月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額7.3万円、プレミアアンチエイジングのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年10月22日)から直近の優待権利日(2025年7月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、プレミアアンチエイジングを7.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(282日分)+プレミアム料846円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(282日分)+プレミアム料
1,044円=99円+99円+846円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(282日分)1,128円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(282日分)
795円=5円+790円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、プレミアアンチエイジングを7.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ16円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
203円=99円+99円+5円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ15円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
191円=90円+97円+4円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料5円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
203円=99円+99円+5円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)5円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)4円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
202円=99円+99円+4円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
10円=5円+5円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
9円=5円+4円

投資金額7.3万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※プレミアアンチエイジングの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

プレミアアンチエイジング(4934)のクロス取引・株主優待まとめ

  • プレミアアンチエイジング、優待導入で株価上昇を期待したのかもしれないが、現状は効果なし
  • テンバガーの逆で、株価16,000円からの急降下を知ってしまうと、クロス取引が安全を再認識できる
  • 現状の株価が底だとは誰も判断できないが、株価低迷で優待利回りが高いのは事実
  • DUOブランドが気に入っているなら現物保有、優待が20年続くと判断するなら元が取れる計算になる
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