テクマトリックス(3762)は、ネットワークセキュリティ、ITサービスなど、ITのプロフェッショナル集団です。

そんなテクマトリックスで優待クロス取引を行うために必要な情報をまとめています。

当記事を最後まで読むことで、株主優待制度、過去の逆日歩一覧、貸株料等の手数料を把握する事が可能です。

テクマトリックス(3762)の株主優待

テクマトリックス(3762)の株主優待は、カタログギフトです。

テクマトリックスの優待内容詳細

保有株式数優待内容
500株以上1,500円相当の商品
1,000株以上4,000円相当の商品
テクマトリックス(3762)の優待権利日は年1回、9月末のみです。

優待品は、テクマトリックスが厳選したアイテムの中から選ぶ事が可能です。

また、優待相当額分の寄付をする事もできます。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに500.0株以上の取得が必要です。

テクマトリックスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り6ヵ月と5日(189日)
逆日歩日数:3日

テクマトリックス(3762)の基本情報

code3762優待内容商品
業種情報・通信業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月9月
本拠地東京上場年月日2005年2月18日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類暮らし 食品
最低必要株500.0最低投資額718,000円
配当予想21.0配当落日2023年3月30日
発行済株数44,518千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、3月17日の終値株価で計算。

テクマトリックス(3762)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-09-282,0005,2000-5,200348,3000.016.017.0
2020-09-282,28454,50044,900-9,600664,20017.0
2019-09-262,353-21,900-39,200-17,300177,9000.119.2112.0
2018-09-252,181000171,0000.017.63
2017-09-261,49611,9000-11,900212,4000.012.03
2016-09-272,3070-8,500-8,500117,1000.019.23
2014-09-2568945,800-11,100-56,900160,3000.05.61
2013-09-2558961,80025,800-36,000151,0001
2012-09-2557,1002650-2657050.0800.03
2011-09-2745,2001,028969-591633

テクマトリックスの最大逆日歩リスクはどのくらい?【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待数は非常に多く、クロス取引可能な銘柄数は281(優待実施銘柄の全体は390)です。

    テクマトリックスの優待と同じ分類の『商品』等の銘柄一覧です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は44,518千株であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/17(金)1,90050026,90001,50040026,50067.250
    03/16(木)5001,20025,5001,30001,90023,60013.420
    03/15(水)40090026,2000060025,60043.670
    03/14(火)2,200026,7000060026,10044.50
    03/13(月)70040024,500200060023,90040.830
    03/10(金)090024,2000040023,80060.50
    03/09(木)7001,90025,1000040024,70062.750
    03/08(水)80020026,3000040025,90065.750
    03/07(火)50030025,7000040025,30064.250
    03/06(月)02,60025,5000040025,10063.750
  5. テクマトリックスの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、1回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2019年9月 :10円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は500株なので、実際の逆日歩金額はさらに5倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 500株:約72万円
    • 1,000株:約144万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

テクマトリックスの優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

テクマトリックスの手数料を理解するのも大事です。

3月17日の終値、株価1,436円の必要株数分(500.0株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資額72万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274308304118158308110
29/265385380148197385138
39/256462456178237462166
49/227539532207276539193
59/218615608237316615221
69/2011846835325434846304
79/1912923911355473923331
89/15131,000987385513359
99/14141,0771,063414552387
109/13181,3851,367533710497
119/12191,4621,443562750525
129/11201,5391,519592789552
139/8211,6161,595621828580
149/7221,6921,671651868608
159/625740986690
169/5267691,026718
179/4277991,065746
189/1288281,105773
198/31298581,144801
208/30329471,262884
218/29339761,302911

テクマトリックスの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額72万円、テクマトリックスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月22日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、テクマトリックスを72万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(193日分)(+プレミアム料)
7,911円=2,200円+5,711円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(193日分)+プレミアム料
6,536円=385×2円+55円+5,711円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(193日分)
9,814円=2,200円+7,614円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(193日分)
5,379円=49円+5,330円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、テクマトリックスを72万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:72万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ308円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
916円=385×2円+55円+91円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:72万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ304円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
654円=264×2円+39円+87円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)(+プレミアム料)
2,291円=2,200円+91円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
916円=385×2円+55円+91円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,291円=2,200円+91円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,287円=2,200円+87円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
912円=385×2円+55円+87円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
140円=49円+91円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
132円=45円+87円

投資金額72万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※テクマトリックスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

テクマトリックスのクロス取引・株主優待まとめ

テクマトリックスの優待利回りは低いです。かといって配当利回りが高いわけでもありません。

出来高もそこそこ、何を基準に優待クロス取引に参加するか、迷う銘柄です。

人気もないので、逆日歩金額もごくごくわずか、しかし、投資金額が高いので、もしもの時に大ダメージを受ける可能性は残っています。

よって、一般信用売りの在庫が残って、資金力も余っていたら、優待クロスに参加するぐらいのつもりで良いでしょう。

因みに、継続保有等の条件はないので、優待クロス取引はしやすい銘柄です。

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