コジマは、栃木県に本社がある家電量販店です。

一時はヤマダ電機とロードサイド店舗で争っていた時期もありましたが、今ではビックカメラグループとしての役割が大きくなっています。

そんなコジマの株主優待制度、クロス取引手数料、過去の逆日歩一覧をご紹介です。

コジマ株主優待引用元:コジマ

コジマ(7513)の株主優待

コジマの株主優待制度は、コジマ、ビックカメラで利用できる買い物優待券です。

割引券ではありません、そのまま金券として利用できるので、ヤマダ電機の優待券より価値が高くて人気です。

コジマの優待内容詳細

保有株式数優待の内容
1年未満1年以上2年以上
100株以上優待券1,000円分優待券2,000円分優待券3,000円分
500株以上優待券3,000円分優待券4,000円分優待券5,000円分
1,000株以上優待券5,000円分優待券6,000円分優待券7,000円分
3,000株以上優待券15,000円分優待券16,000円分優待券17,000円分
5,000株以上優待券20,000円分優待券21,000円分優待券22,000円分

コジマの優待権利日は年1回の8月末のみです。

日本全国、通販サイトを含むビックカメラグループ全店舗で利用できます。

ソフマップやビックカメラアウトレット(通販サイトを除く)でも利用可能です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、利用金額がアップするランクアップ特典です。

2021年8月より、ビックカメラの長期保有制度に準じるように、長期保有制度が新設されています。

継続保有の条件

基準日の株主名簿において、毎年2月および8月末日の株主名簿に連続して3回以上同一株主番号にて記載されること。

コジマの株主優待制度を利用した感想

ビックカメラの買い物優待券と一緒に利用できます。

1度に利用できる枚数制限に限りもありません。

お釣りがでないのも、ビックカメラの買い物優待券と一緒です。

つまり、買い物優待券の機能としては、ビックカメラの買い物優待券とほぼ一緒です。

店舗で売っているのもなら、家電でなくてもOKなので、非常に利便性が高い優待券です。

因みに管理人がビックカメラで購入したものは、次の記事で紹介しています。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年8月31日」です。

権利日最終日の「8月29日」までに100.0株以上の取得が必要です。

コジマの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年8月31日

権利日最終:8月29日(火)・・・残り5ヵ月と2日(155日)
逆日歩日数:1日

コジマ(7513)の基本情報

code7513優待内容買物券
業種小売業上場市場東証プライム 
決算8月 優待月8月
本拠地栃木上場年月日1996年9月12日 
単位100貸借区分貸借
継続保有特典企業の優待HP優待詳細
優待の種類買物券 暮らし
最低必要株100.0最低投資額54,100円
配当予想14.0配当落日2023年8月30日
発行済株数77,912千株データ調査日2022年9月17日

最低投資額のみ、3月24日の終値株価で計算。

コジマ(7513)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-08-29659-262,300-1,446,300-1,184,0001,972,5002.511.2110.0注意
2021-08-27678-51,300-582,700-531,4001,579,7001.5514.0114.010倍
2020-08-27549-324,000-2,230,100-1,906,1002,814,9004.14.8112.0
2019-08-28459-14,600-914,500-899,9002,094,0005.14.0310.0
2018-08-28510-108,900-601,900-493,0001,184,3000.154.830.0
2017-08-283567,800-1,333,800-1,341,6002,187,3003.94.010.0
2016-08-26242-70,700-646,000-575,300816,5000.18.010.0注意
2015-08-26351-112,200-894,400-782,2001,025,4003.84.010.0
2014-08-26323-183,900-1,140,400-956,5001,136,90010.54.034.0
2013-08-27290-144,100-1,065,100-921,0001,100,3000.156.03
2012-08-2824152,80056,5003,70095,9003
2011-08-26520-27,600-21,8005,800184,6000.02.01

コジマ(7513)最大逆日歩リスク【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待8月の逆日歩日数

    ○:少しだけ安全圏かも
    2023年8月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 株主優待クロス取引8月の銘柄数

    △:やや注意
    優待実施銘柄は、全部で102ありますが、クロス向けの貸借銘柄は64とやや少ないので注意が必要です。

    コジマの優待と同じ分類の『買物券』等の銘柄一覧です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に3回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2022年8月 :250円 (1日)・・・注意
    • 2021年8月 :155円 (1日)・・・10倍
    • 2016年8月 :10円 (1日)・・・注意
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は77,912千株であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/23(木)060038,0001002001,80036,20021.110
    03/22(水)900038,60002001,90036,70020.320
    03/20(月)50040037,70002002,10035,60017.950
    03/17(金)500037,60009002,30035,30016.350
    03/16(木)7004,40037,10002003,20033,90011.590
    03/15(水)5,500040,80090003,40037,40012.00
    03/14(火)10010035,30002,0002,50032,80014.120
    03/13(月)4,400035,30008004,50030,8007.840
    03/10(金)040030,90002005,30025,6005.830
    03/09(木)010031,3001004005,50025,8005.690
  5. コジマの発生逆日歩

    ×:投資は自己判断で!
    最大逆日歩にはなっていませんが、高額な逆日歩が過去4回、逆日歩も今まで10回発生、日数が多い時は危険です。
    • 2022年8月 :250円 (1日)・・・注意
    • 2021年8月 :155円 (1日)・・・10倍
    • 2020年8月 :410円 (1日)
    • 2019年8月 :510円 (3日)
    • 2018年8月 :15円 (3日)
    • 2017年8月 :390円 (1日)
    • 2016年8月 :10円 (1日)・・・注意
    • 2015年8月 :380円 (1日)
    • 2014年8月 :1,050円 (3日)
    • 2013年8月 :15円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ×:投資は自己判断で!
    株数によって複数の優待バリエーションがあります。確認できただけでも5つ、大量取得者がいると危険です。
    • 100株:約5万円
    • 500株:約27万円
    • 1,000株:約54万円
    • 3,000株:約162万円
    • 5,000株:約271万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:投資は自己判断で!
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

コジマ(7513)のクロス取引(制度信用・一般信用)比較

コジマは、逆日歩の発生しない、一般信用取引も可能です。

3月24日の終値、株価541円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額5.4万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
18/292121146124
28/283171779176
38/2542323912238
48/245292811152910
58/238464618244617
68/229525120275219
78/2110585722305821
88/1811636324336323
98/17126968273625
108/16158785334431
118/15169291364733
128/14179897385035
138/1018104103405337
148/919110108425639
158/823516848
168/724537150
178/425557452
188/326587754
198/229648660
208/130678962
217/3131699264

コジマの権利付最終日(2023年8月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額5.4万円、コジマのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月27日)から直近の優待権利日(2023年8月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、コジマを5.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:5.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(157日分)+プレミアム料348円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(157日分)+プレミアム料
546円=99円+99円+348円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:5.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(157日分)465円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(157日分)
329円=4円+325円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、コジマを5.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:5.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ12円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
201円=99円+99円+3円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:5.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ11円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
190円=90円+97円+3円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:5.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料3円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
201円=99円+99円+3円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:5.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)3円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:5.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)3円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
201円=99円+99円+3円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
7円=4円+3円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
7円=3円+3円

投資金額5.4万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※コジマの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

コジマ(7513)のクロス取引・株主優待まとめ

コジマの優待券は、ビックカメラの優待券と一緒に利用すると、一度に使える金額が増えるので便利です。

また、8月末の500株以上なら、ビックカメラの買い物優待券より優待額が1,000円多いので、お得です。

コジマの過去の逆日歩では、優待額以上の損失になったのは2014年の1回のみです。

その後も貸借残結果だけは、過去の記録を更新し続けていますが、高額逆日歩は発生していません。

欲張らない100株での優待クロスなら、株初心者でも比較的安心できる銘柄になるでしょう。