コムチュア(3844)は、クラウドとビックデータの活用でデジタルトランスフォーメーション(DX)時代をリードすると宣言している企業です。

そんなコムチュア(3844)で優待クロス取引を行うために必要な情報をまとめています。

当記事を最後まで読むことで、株主優待制度、過去の逆日歩一覧、貸株料等の手数料を把握する事が可能です。

コムチュア株主優待
引用元:コムチュア

コムチュア(3844)の株主優待

コムチュア(3844)の株主優待は、QUOカードです。

コムチュアの優待内容詳細

保有株式数優待内容
300株以上1,000円分のQUOカード
コムチュア(3844)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

優待に必要な最低保有株数は300株になっているので、注意です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに300.0株以上の取得が必要です。

コムチュアの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り3ヵ月と17日(109日)
逆日歩日数:3日

コムチュア(3844)の基本情報

code3844優待内容クオカード
業種情報・通信業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本拠地東京上場年月日2007年3月20日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類金券
最低必要株300.0最低投資額642,000円
配当予想44.0配当落日2023年3月30日
発行済株数32,241千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、6月9日の終値株価で計算。

コムチュア(3844)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-293,2103,4001,500-1,90074,900111.25
2021-09-283,0952000-200135,5000.024.818.25
2021-03-292,74515,10014,300-80088,00017.75
2020-09-282,69537,30033,700-3,600165,60017.75
2020-03-272,08216,90012,600-4,300318,90017.25
2019-09-264,05026,20037,80011,600117,900114.5
2019-03-263,390-3,000-5,900-2,90094,9000.027.2319.5
2018-09-254,305-2,100-5,300-3,200208,1000.035.239.5
2018-03-273,66044,90052,8007,900240,700310.4
2017-09-265,83011,2005,100-6,10051,400322.0
2017-03-283,9852,9000-2,90040,9000.032.0323.0
2016-09-273,54500077,6000.028.8318.0
2016-03-282,3328,70012,3003,60024,300138.0
2015-03-262,00213,800168,800155,00028,100124.0
2014-09-252,01038,400107,00068,60016,000124.0
2014-03-261,73192,800160,20067,40036,700126.0
2013-09-251,58224,20051,20027,00016,900116.0
2013-03-262,08066,00070,4004,40054,5003
2012-09-25031,80029,300-2,50003
2012-03-270237244703
2011-09-2701171321503
2011-03-280361343-1801

コムチュアの最大逆日歩リスクはどのくらい?【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    株主優待数は390、そのうち281銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    コムチュアと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、9月実施のQUOカード優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ○:少しだけ安全圏かも
    発行済株数は32,241千株ですが、浮動株比率、貸借残比率などのバランスが良く、株不足に関しては、低リスクとデータが教えてくれています。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    06/08(木)2005008,600007,7009001.120
    06/07(水)5008008,900007,7001,2001.160
    06/06(火)9002009,200007,7001,5001.190
    06/05(月)6001008,500007,7008001.10
    06/02(金)20016,8008,00030007,7003001.040
    06/01(木)500024,60002007,40017,2003.320
    05/31(水)1,30010024,100007,60016,5003.170
    05/30(火)300022,90003007,60015,3003.010
    05/29(月)02,00022,600007,90014,7002.860
    05/26(金)300024,60001007,90016,7003.110
  5. コムチュアの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    今まで1度も逆日歩が発生したことがない、かなり貴重な銘柄です。
  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    必要株数によって、優待内容の差はありませんが、必要株数が最低単位ではなく、300.0なので、やや注意です。
    • 300株:約64万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

コムチュアの優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

怖い逆日歩ですが、コムチュアは逆日歩なしの一般信用クロス取引も可能です。

6月9日の終値、株価2,140円の必要株数分(300.0株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資額64万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/27427427010514027498
29/265342338132175342123
39/256410405158210410147
49/227479473184245479172
59/218547540210281547196
69/2011752743289386752270
79/1912821810316421821295
89/1513889878342456319
99/1414957945368491344
109/13181,2311,215473631442
119/12191,2991,283500666466
129/11201,3681,350526701491
139/8211,4361,418552736516
149/7221,5041,485579772540
159/625658877614
169/526684912638
179/427710947663
189/128736982687
198/31297631,017712
208/30328421,122786
218/29338681,157810

コムチュアの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額64万円、コムチュアのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年6月10日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、コムチュアを64万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(111日分)(+プレミアム料)
5,119円=2,200円+2,919円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(111日分)+プレミアム料
3,738円=385×2円+49円+2,919円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(111日分)
6,093円=2,200円+3,893円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(111日分)
2,769円=44円+2,725円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、コムチュアを64万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:64万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ274円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
900円=385×2円+49円+81円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:64万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ270円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
640円=264×2円+35円+77円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)(+プレミアム料)
2,281円=2,200円+81円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
900円=385×2円+49円+81円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,281円=2,200円+81円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,277円=2,200円+77円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
896円=385×2円+49円+77円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
124円=44円+81円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
117円=40円+77円

投資金額64万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※コムチュアの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

コムチュアのクロス取引・株主優待まとめ

コムチュア(3844)は、クラウド事業が主力の企業です。DX時代をリードすると言っているわりに堅実な企業です。

売上、経常利益共に少しずつ地味に上昇、株価も一緒に上昇中、配当額も増えています。

 

株式数は、2017年9月に3分割、2019年9月に2分割しています。

なお、2016年に株主優待制度が導入、その時は100株保有が条件でしたが、2017年の株式分割に合わせて300株です。

その後、2分割になった時は、最低保有株数を据え置いているので、実質2倍に拡充です。

 

クロス取引するには、資金額が多く必要で、逆日歩リスクも大きいです。

無理にクロス取引でリスクを負うより、現物保有で配当狙いの方が正しい戦略になるかもしれません。

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