ポテトチップス『湖池屋』の株主優待情報をまとめました。

過去の逆日歩をしっかり把握して、クロス取引(売買手数料・貸株料)の理解を深めたい方向けの記事です。

投資メモ

湖池屋は、ポテトチップスお菓子メーカーの元祖です。
安くて美味しいポテトチップスがここまで日本で普及したのは、湖池屋のおかげかも!
日清食品ホールディングスが親会社なので、コラボ商品の企画も期待!

湖池屋(2226)株主優待引用元:湖池屋(2226)

湖池屋(2226)の株主優待

湖池屋(2226)の株主優待は、段ボール箱いっぱいの湖池屋ポテトのお菓子類です。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 2,500円相当のお菓子類

湖池屋(2226)の優待権利日は年1回、9月末のみです。

湖池屋の株主優待って、9月末・・・と思った方、さすがです。

湖池屋は12月末に人気のあったお菓子優待です。さらに言うと、過去6月末にも実施していました。

1,000円相当の自社商品が年2回送られてくる優待品だったのです。

それが、2018年に1回に変更、その分商品価値は上がっています。

そしてさらに、2022年から9月末に優待権利日の変更です。

湖池屋の株主優待制度の変更履歴(拡充)

  1. 過去の湖池屋の優待制度
    年2回<6月末と12月末>
    100株:1,000円相当商品
  2. 2018年12月末(拡充)
    年1回<12月末のみ>
    100株:2,500円相当商品
  3. 2022年9月末(変更)
    年1回<9月末のみ>
    100株:2,500円相当商品

いろいろ、企業側の都合があるかもしれませんが、ここで怖いのは、この優待権利日変更による逆日歩情報を反映している株情報サイトがないという事です。

9月末の過去実績で、湖池屋の逆日歩を調べてみると、逆日歩が全く発生していない安全なクロス取引銘柄です。

でも、経験者の皆さんは知っているはず!!

素人が参戦するには危険すぎるクロス取引銘柄です。

その代わり、他の手法でありがたく儲けさせてくれる銘柄だったりもしますが・・・・この辺りの情報はいつかポロリするかも・・・

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

湖池屋に配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

湖池屋の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年9月30日

権利付き最終日:9月26日(木)・・・残り5ヵ月と6日(159日)
逆日歩日数:1日

湖池屋(2226)の基本情報

情報更新日:2023年2月10日

code2226優待内容自社商品
業種食料品上場市場東証スタンダード 
決算3月 優待月9月
本社東京上場年月日2004年6月18日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数5,335,000企業のHP優待詳細
優待の種類食品

株価更新日:2024年4月19日

19日の終値株価4,480円最低投資額448,000円
最低必要株数100継続保有-

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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湖池屋(2226)過去の逆日歩

データ更新中!(しばらくしたらアクセスしてみてください)

先ほどの前置きがありましたが、どこにもないなら、1番最初に作ろうという事で、過去の湖池屋の逆日歩情報です。

6月末も優待を実施していた時期があるので、6月末と12月末の逆日歩結果を掲載しています。

湖池屋(2226)のクロス取引・逆日歩リスク

2022年9月末の株主優待の逆日歩は低額でしたが、今後は?

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は388、クロス取引可能な貸借銘柄は277、同じ優待分類の企業も多いです。

    湖池屋と同じ優待分類の銘柄です。

    尚、9月実施の『食品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    今までの優待権利日では、過去に17回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2023/09/27:75円 (3日)・・・注意
    • 2022/09/28:90円 (3日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    発行済株数が少ないと、株不足になるという典型的な例。因みに東証スタンダード 市場、ある程度の逆日歩は覚悟が必要。

    逆日歩更新日:2024年4月19日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    04/18(木)01001,3002002007006001.860
    04/17(水)20001,40001007007002.00
    04/16(火)05001,20010008004001.50
    04/15(月)20001,700007001,0002.430
    04/12(金)3002001,500007008002.140
    04/11(木)2003001,4001002007007002.00
    04/10(水)01001,50001008007001.880
    04/09(火)6001001,60010009007001.780
    04/08(月)01001,10006008003001.380
    04/05(金)1001001,200001,400-2000.860
  5. 湖池屋の発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    高額逆日歩の常連銘柄です。過去に9回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。
    • 2023/09/27:75円 (3日)・・・注意
    • 2022/09/28:90円 (3日)・・・注意

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    優待価値が湖池屋と同じぐらいの銘柄。


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湖池屋(2226)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩リスクの次は、湖池屋のクロス取引手数料で比較です。

4月19日の終値、株価4,480円の必要株数分(100株)で計算。

次の証券会社毎の金利(貸株料)で計算です。

制度信用取引・一般信用取引の金利(貸株料)比較表

証券会社名 信用金利 貸株料
制度信用 一般信用 制度信用 一般信用
SBI証券 2.80% 2.80% 1.15% 一般短期:3.90%
一般無期:1.10%
GMOクリック証券 2.75% 2.00% 1.10% 一般短期:3.85%
一般無期:0.80%
auカブコム証券 2.98% 2.79% 1.15% 1.50%
松井証券 3.10% 4.10% 1.15% 2.00%
楽天証券 2.80% 2.80% 1.10% 一般短期:3.90%
一般無期:1.10%
SMBC日興証券 2.50% 3.00% 1.15% 1.40%
SBIネオトレード証券 2.30% 2.75% 1.10% 取り扱いなし

(2022年9月時点)

投資金額44.8万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262969537499634
29/2552392369212323986
39/246287284110147287103
49/207335331129172335120
59/198383378147196383137
69/1812574567221295574206
79/1713622614239319622223
89/1314670662258344241
99/1215718709276368258
109/1119910898350466326
119/1020957945368491344
129/9211,005992387516361
139/6221,0531,040405540378
149/5231,1011,087423565395
159/426479638447
169/327497663464
179/228516687481
188/3029534712498
198/2930552736516
208/2833608810567

湖池屋の権利付最終日(2024年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額44.8万円、湖池屋のクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年4月20日)から直近の優待権利日(2024年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、湖池屋を44.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:44.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(161日分)+プレミアム料2,964円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(161日分)+プレミアム料
3,394円=198×2円+34円+2,964円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(161日分)
5,052円=1,100円+3,952円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(161日分)
2,797円=31円+2,767円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、湖池屋を44.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:44.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ96円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
459円=198×2円+34円+28円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:44.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ95円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
426円=187×2円+25円+27円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:44.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料28円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
458円=198×2円+34円+28円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
1,128円=1,100円+28円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:44.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)27円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
457円=198×2円+34円+27円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
59円=31円+28円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
55円=28円+27円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の1日に返却日を加えた2日です。

※湖池屋の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

湖池屋(2226)のクロス取引・株主優待まとめ

湖池屋(2226)は、逆日歩常連、制度信用によるクロス取引向けではない事がわかるでしょう。

特に、2018年は、1,000円相当のポテトチップス代が25,440円、2,500円相当の湖池屋お菓子類が58,240円と大打撃!

これで、優待クロス取引から退場した方も多かったのではないでしょうか?

そんな湖池屋の株は、結果論ですが、現物保有が大正解です。

2020年には、遂に大手日清食品ホールディングスが、湖池屋の子会社化です。

新型コロナウイルス下の巣ごもり消費で、スナック菓子の販売は伸びており、今後も期待できそうです!

コンビニ等で売っている高級ポテトチップス「湖池屋プライドポテト」も抜群に美味しい!

ポテトの高付加価値化に見事に成功した企業です。

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