四国化成ホールディングス株主優待

家庭用洗剤ブランド『WASHMANIA(ウォッシュマニア)』に注目が集まる『四国化成工業』の株主優待情報をまとめました。

逆日歩、各証券会社毎の手数料(貸株料)を理解して、ベストなつなぎ売り(クロス取引)をおこないたい方向けの記事です。

投資メモ

四国化成工業は、プリント配線板向け水溶性防錆剤や、プールの殺菌消毒用シアヌル酸誘導品などを扱う化学薬品メーカーです。
殺菌・消毒剤「ネオクロール」など、強力なブランドがあるのが強み!
2023年に四国化成ホールディングスに社名が変更!

四国化成ホールディングス(4099)の株主優待

四国化成ホールディングス(4099)の株主優待は、地域特産品や自社商品です。(2022年度優待拡充)

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 1,500円相当の自社商品
1,000株以上 5,000円相当

四国化成ホールディングス(4099)の優待権利日は年1回、12月末です。(優待権利日変更に注意)

四国化成工業と言えば、本社のある香川県の特産品、讃岐うどんの優待が魅力的な企業!

しかし、優待を貰う為には1,000株必要と、ちょっと敷居の高い株主優待でした。

それが2022年12月末より、100株でも「WASHMANIA 洗濯槽クリーナー」という1,500円の自社商品が貰えるように拡充変更です。

さらに1,000株保有なら、地元特産品のオリジナルカタログも加わって、優待価値は5,000円相当と豪華!

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100株以上の取得が必要です。

四国化成工業の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)
逆日歩日数:5日

四国化成ホールディングス(4099)の基本情報

情報更新日:2024年3月24日

code4099優待内容自社商品
業種化学上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本社香川上場年月日1962年10月2日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数44,869,000企業のHP優待詳細
優待の種類食品

株価更新日:2024年7月4日

4日の終値株価2,089円最低投資額208,900円
最低必要株数100継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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四国化成ホールディングス(4099)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-12-271,770-21,700-110,400-88,700464,8000.914.4614.0
2022-12-281,3135,100-34,700-39,800328,1001.7511.251.0
2022-03-291,395-400-7,400-7,00066,4000.111.2112.0
2021-03-291,3280-3,100-3,100107,9000.0511.2112.0
2020-03-271,084-500-9,700-9,200140,2001.058.8112.0
2019-03-261,219-3,900-9,500-5,600134,4001.0510.4311.0
2018-03-271,552-28,900-31,700-2,80053,5001.812.8311.0
2017-03-281,276-80,000-98,000-18,000122,0001.3510.4310.0
2016-03-289650-23,000-23,000179,0000.08.018.5
2015-03-26977-29,000-43,000-14,00063,0000.558.017.5
2014-03-2676013,000-7,000-20,000106,0000.08.016.0
2013-03-26622-6,000-32,000-26,000107,0000.158.03
2012-03-2749419,000-47,000-66,000123,0000.156.03
2011-03-285073,000-42,000-45,00060,0000.058.01

過去の逆日歩は、優待権利日3月末のデータです。

四国化成ホールディングス(4099)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(12月31日)の逆日歩日数

    ×:逆日歩日数では警戒範囲
    2024年12月31日は、逆日歩日数が7日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 12月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は178、クロス取引可能な貸借銘柄は116、同じ優待分類の企業も多いです。

    四国化成ホールディングスと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、12月実施の『食品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意。

    逆日歩更新日:2024年7月26日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    07/25(木)04004,1001,6005003,7004001.110
    07/24(水)1002004,5003001,3002,6001,9001.730
    07/23(火)1,1005004,60001,3003,6001,0001.280
    07/22(月)5001004,0003002,8004,900-9000.820.05
    07/19(金)2,20003,6004002,9007,400-3,8000.490.05
    07/18(木)001,4009002009,900-8,5000.140.05
    07/17(水)02001,4002002,0009,200-7,8000.150.15
    07/16(火)03001,6006001,80011,000-9,4000.150.05
    07/12(金)02001,9001,2002,60012,200-10,3000.160.05
    07/11(木)50002,1005,9002,60013,600-11,5000.150.05
  5. 四国化成ホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去12回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2023/12/27:90円 (6日)
    • 2022/12/28:175円 (5日)
    • 2022/03/29:10円 (1日)
    • 2021/03/29:5円 (1日)
    • 2020/03/27:105円 (1日)
    • 2019/03/26:105円 (3日)
    • 2018/03/27:180円 (3日)
    • 2017/03/28:135円 (3日)
    • 2015/03/26:55円 (1日)
    • 2013/03/26:15円 (3日)
    • 2012/03/27:15円 (3日)
    • 2011/03/28:5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約21万円
    • 1000株:約209万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    優待価値が四国化成ホールディングスと同じぐらいの銘柄。


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四国化成ホールディングス(4099)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

過去の3月末の逆日歩では、高額逆日歩は発生していません。

しかし、優待権利日が変更、最低保有株数も100株となり、クロス取引しやすくなっているので、リスクが高まっています。

早くも各証券会社で12月末の一般信用売り在庫も登場しているので、高額逆日歩が怖い方は一般信用クロス取引がおすすめ!

四国化成ホールディングスの逆日歩の次は、貸株料(手数料)です。

7月4日の終値、株価2,089円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額20.9万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/268179176699217964
212/25112462429412624688
312/241226826510313726896
412/2313290287112149290104
512/2014313309120160313112
612/1915335331129172335120
712/1818402397155206402144
812/1719424419163218152
912/1620447441172229160
1012/1321469463180240168
1112/1222491485189252176
1212/1125558551215286200
1312/1026581573223298208
1412/927603595232309216
1512/628240321224
1612/529249332232
1712/432275366257
1812/333283378265
1912/234292389273
2011/2935301401281
2111/2836309412289
2211/2739335447313

四国化成ホールディングスの権利付最終日(2024年12月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額20.9万円、四国化成ホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年7月27日)から直近の優待権利日(2024年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、四国化成ホールディングスを20.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:20.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(160日分)+プレミアム料1,374円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(160日分)+プレミアム料
1,786円=198×2円+16円+1,374円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:20.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(160日分)1,832円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(160日分)
1,297円=14円+1,283円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、四国化成ホールディングスを20.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:20.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ179円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(8日分)
465円=198×2円+16円+53円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:20.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ176円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(8日分)
436円=187×2円+11円+50円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:20.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)+プレミアム料53円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(8日分)+プレミアム料
465円=198×2円+16円+53円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:20.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)53円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:20.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)50円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(8日分)
462円=198×2円+16円+50円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
67円=14円+53円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
64円=13円+50円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※四国化成ホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、四国化成HDの一般信用売り在庫の近況です。

月/日朝方日中夕方
07/26(金)3,0003,0003,0003,000
07/25(木)3,0003,0003,0003,000
07/24(水)3,0003,0003,0003,000
07/23(火)3,0003,0003,0003,000
07/22(月)3,0003,0003,0003,000
07/19(金)3,0003,0003,0003,000
07/18(木)3,0003,0003,0003,000
07/16(火)3,0003,0003,0003,000

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

12月の株主優待情報をまとめて確認

四国化成ホールディングス(4099)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 四国化成ホールディングスに社名も変更なり、株主優待の魅力がアップ
  • 100株保有でクロス取引しやすいが、逆日歩リスクも高まる
  • 投資金額に対しての優待価値が高いので、12月末の人気優待銘柄の1つになる予感
  • 家庭用洗剤ブランド『WASHMANIA』の今後に期待するなら、現物保有の選択肢もあり
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