サッポロホールディングス株主優待

酒類、食品飲料をグローバル展開している『サッポロホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

過去の逆日歩クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)の理解を深めたい方向けの記事です。

投資メモ

サッポロホールディングスは、ビール飲料が主力のメーカーですが、不動産事業も好調!
外食事業、ポッカと経営統合、海外展開など、ブランドを活かした戦略に注目!

サッポロホールディングス(2501)の株主優待

サッポロホールディングス(2501)の株主優待は、ビールなど飲料等の自社商品です。

優待内容詳細

保有株式数優待の内容
3年未満継続保有3年以上
100株以上①4本
②1,000円相当
③1,000円
①6本
②1,500円相当
③1,000円
④1,500円
200株以上①8本
②2,000円相当
③2,000円
①12本
②3,000円相当
③2,000円
④3,000円
1,000株以上①12本
②3,000円相当
③3,000円
①20本
②4,500円相当
③3,000円
④4,500円

サッポロホールディングス(2501)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

次の3つの中から好きな優待品を選ぶ事が出来ます。

①ビール詰め合わせセット(350ml缶)
②食品・飲料詰め合わせセット
③社会貢献活動への寄付

さらに、継続保有3年以上で、ECクーポンも追加で貰えます。
④サッポログループネットショップ限定ECクーポン

また、上記の優待とは別に、200株以上保有で、サッポロライオンチェーン等の飲食20%割引券が追加で5枚貰えます。

サッポログループ(株)サッポロライオン・(株)新星苑等で使えるので、結構重宝する優待券です。

サッポログループの飲食店で使える優待割引券

サッポロホールディングス株主優待

もう10年ぐらい、貰っている気がしますが・・・・ここ数年は、未使用のまま破棄です。

サッポロホールディングス株主優待

20%割引という事で、銀座ライオン等で食事する時には、重宝する優待券ですが、コロナ禍で全てが台無しです。

メルカリ等の転売サイトを確認すると、5枚セットで500円ぐらいで売買されているようですが、出品するのが、時間の無駄なので、いつもそのまま、未使用優待券がたまっていきます。

破棄する前に、記念に写真に撮りました。2023年迄使える優待券もありますが、気っと使わないんだろうな・・・

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、優待価値が約1.5倍になるランクアップ特典です。

継続保有の条件

同一株主番号で、株主名簿基準日(6月30日および12月31日)の株主名簿に連続7回以上記録されること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

サッポロホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り3ヵ月と1日(92日)
逆日歩日数:6日

サッポロホールディングス(2501)の基本情報

code2501優待内容食品・飲料詰合せ
業種食料品上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本拠地東京上場年月日1949年10月31日 
単位100貸借区分貸借
継続保有特典企業の優待HP優待詳細
優待の種類食品 飲食券
最低必要株100.0最低投資額472,800円
配当予想42.0配当落日2022年12月29日
発行済株数78,794千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、9月25日の終値株価で計算。

サッポロホールディングス(2501)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-12-282,2710-115,500-115,500988,5006.518.4542.0
2020-12-282,083-91,200-217,300-126,1001,043,4006.7516.8542.0
2019-12-262,674-55,700-117,000-61,300821,5006.6521.6742.0
2018-12-252,292-1,000-63,700-62,700913,5006.318.4742.0
2017-12-263,535-82,000-195,200-113,200505,5006.328.8640.0
2016-12-273,035-61,800-216,700-154,900640,4005.7524.8537.0
2015-12-25529-628,000-1,494,000-866,0003,577,0001.254.457.0
2014-12-25542-694,000-1,695,000-1,001,0002,515,0000.64.467.0
2013-12-25450-57,000-1,322,000-1,265,0004,038,0000.356.077.0
2012-12-25285-337,000-2,007,000-1,670,0005,876,0000.356.07
2011-12-27302-258,000-1,042,000-784,0004,146,0000.256.05

サッポロホールディングス(2501)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は175、クロス取引可能な貸借銘柄は119、同じ優待分類の企業も多いです。

    サッポロホールディングスの優待分類と同じ『食品・飲料詰合せ』関連銘柄です。

    尚、12月実施の『食品 飲食券』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ×:投資は自己判断で!
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/22(金)3001001,1002,3008,700276,800-275,7000.00.10
    09/21(木)08009004,2001,600283,200-282,3000.00.10
    09/20(水)1001001,7004,4006,400280,600-278,9000.010.30
    09/19(火)5006001,70012,3003,000282,600-280,9000.010.10
    09/15(金)20001,8003,7009,900273,300-271,5000.010.10
    09/14(木)70001,6004,6002,100279,500-277,9000.010.10
    09/13(水)2001,00090060013,500277,000-276,1000.00.40
    09/12(火)1,0007001,70015,700200289,900-288,2000.010.10
    09/11(月)001,4003,0005,100274,400-273,0000.010.10
    09/08(金)20001,4003,5004,300276,500-275,1000.010.10
  5. サッポロホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去11回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2021年12月:650円 (5日)
    • 2020年12月:675円 (5日)
    • 2019年12月:665円 (7日)
    • 2018年12月:630円 (7日)
    • 2017年12月:630円 (6日)
    • 2016年12月:575円 (5日)
    • 2015年12月:125円 (5日)
    • 2014年12月:60円 (6日)
    • 2013年12月:35円 (7日)
    • 2012年12月:35円 (7日)
    • 2011年12月:25円 (5日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約47万円
    • 200株:約95万円
    • 1,000株:約473万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:投資は自己判断で!
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

サッポロホールディングス(2501)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩リスクの次は、サッポロホールディングスのクロス取引手数料で比較です。

9月25日の終値、株価4,728円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額47.3万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/277354349136181354127
212/268404399156207404145
312/259455449175233455163
412/2210505499194259505181
512/2111556549214285556200
612/2014708698272363708254
712/1915758748292389758272
812/1816809798311415809290
912/1517859848330441308
1012/1418910898350467327
1112/13211,0611,048408544381
1212/12221,1121,098428570399
1312/11231,1621,148447596417
1412/8241,2131,197467622435
1512/725486648454
1612/628544726508
1712/529564752526
1812/430583778544
1912/131603803562
2011/3032622829581
2111/2935680907635
2211/2836700933653

サッポロホールディングスの権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額47.3万円、サッポロホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年9月26日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、サッポロホールディングスを47.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:47.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(99日分)+プレミアム料1,924円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(99日分)+プレミアム料
2,357円=198×2円+36円+1,924円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(99日分)
3,666円=1,100円+2,566円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(99日分)
1,829円=32円+1,796円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、サッポロホールディングスを47.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:47.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ354円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
537円=198×2円+36円+104円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:47.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ349円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
500円=187×2円+26円+100円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:47.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料104円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)+プレミアム料
536円=198×2円+36円+104円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
1,204円=1,100円+104円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:47.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)100円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)
532円=198×2円+36円+100円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
137円=32円+104円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
130円=30円+100円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の6日に返却日を加えた7日です。

※サッポロホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

サッポロホールディングス(2501)のクロス取引・株主優待まとめ

  • サッポロホールディングス(2501)は、発行株式数もそこそこ多い大型株ですが、逆日歩は毎年発生
  • 高額というほどではありませんが、ここ数年は100株で600円程度の逆日歩
  • よって、600円前後が早めの一般信用クロスするかどうかのチェック金額
  • 貸株料が500円以下なら早めのクロスを検討!過去データでこのように戦略がたてられる!
  • SBI証券などでフライングクロスを推奨する方もいるようですが、貸株料の方が逆日歩より高くつくので注意
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