ソフトクリエイトホールディングス(3371)には、グループ企業にITに関する様々な業務支援(テレワーク関連、コンサルティングなど)を事業とするソフトクリエイトなどがあります。

個人ブログのように見える「情シス」レスキュー隊などのサイトも、実は、ソフトクリエイトが提供しています。

そんな、ソフトクリエイトホールディングス(3371)で優待クロス取引できるの?

優待制度の魅力、過去の逆日歩一覧データを交えて、優待クロス取引に必要な情報とリスクをご紹介です。

ソフトクリエイトホールディングス(3371)の株主優待

ソフトクリエイトホールディングス(3371)の株主優待は、QUOカードです。

ソフトクリエイトホールディングスの優待内容詳細

保有株式数3月末9月末
2年未満2年以上
100株以上500円分500円分500円分
300株以上1,000円分1,500円分1,000円分
900株以上1,500円分2,500円分1,500円分
1,500株以上2,000円分3,500円分2,000円分
2,100株以上2,500円分4,000円分2,500円分
3,000株以上3,000円分5,000円分3,000円分
ソフトクリエイトホールディングス(3371)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、2年以上の継続保有で、3月末のQUOカードの金額がアップします。

継続保有の条件

継続して優待必要株数以上を保有しつつ、同一株主番号で3月末日、9月末日それぞれの株主名簿に連続5回以上記録されること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

ソフトクリエイトホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り1日(毎日更新)
逆日歩日数:3日

ソフトクリエイトホールディングス(3371)の基本情報

code3371優待内容クオカード
業種情報・通信業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本拠地東京上場年月日2005年4月20日 
単位100貸借区分貸借
継続保有特典企業の優待HP優待詳細
優待の種類金券
最低必要株100.0最低投資額168,700円
配当予想40.0配当落日2023年3月30日
発行済株数13,775千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、9月25日の終値株価で計算。

ソフトクリエイトホールディングス過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-294,755-19,500-17,1002,40045,8000.238.4120.0
2021-09-283,2900-7,000-7,00054,9000.126.4120.0
2021-03-292,6604,2000-4,20097,8000.021.6115.0
2020-09-283,260-6,700-18,700-12,000128,6000.126.4115.0
2020-03-271,75000042,2000.014.4110.0
2019-09-261,6832,500-19,900-22,400104,2001.613.6110.0
2019-03-261,55100043,8000.012.8310.0
2018-09-251,82710,800500-10,30050,300310.0注意
2018-03-271,4466,9006,000-90026,200310.0注意
2017-09-261,514-1,000-15,800-14,80067,2001.6525.6310.0注意
2017-03-281,315-1,000-10,800-9,80038,1001.6522.4310.0注意
2016-09-271,074-16,300-35,200-18,90048,3001.6517.6310.0注意
2016-03-28823700-23,800-24,50068,2000.7514.4110.0注意
2015-09-25949100-46,800-46,90075,7000.816.0110.0注意
2015-03-269847,700-30,000-37,70061,5000.0516.0110.0注意
2014-09-2598916,800-35,900-52,700100,2001.5516.0110.0注意
2014-03-2684544,9007,100-37,80091,30018.5
2013-09-2574812,100-55,700-67,80097,1000.6516.018.5
2013-03-261,746-2,200-17,200-15,00029,9001.9516.03
2012-09-251,305-4,200-35,300-31,10051,7004.9512.03
2012-03-271,198-3,600-14,200-10,60026,0001.512.03
2011-09-271,118-7,800-38,000-30,20038,10015.012.03
2011-03-281,19012,400-21,500-33,90051,30012.012.01

ソフトクリエイトホールディングスの最大逆日歩リスクはどのくらい?【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    クロス取引可能な銘柄は281(優待銘柄は390)です。

    ソフトクリエイトホールディングスと同じ人気のQUOカード優待がある銘柄一覧(一例)。

    QUOカード優待を実施している企業は多いですが、ソフトクリエイトホールディングスのQUOカードは、オリジナルデザイン、付加価値がつく可能性あり。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:投資は自己判断で!
    今までの優待権利日では、過去に9回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2018年9月 :0円 (3日)・・・注意
    • 2018年3月 :0円 (3日)・・・注意
    • 2017年9月 :165円 (3日)・・・注意
    • 2017年3月 :165円 (3日)・・・注意
    • 2016年9月 :165円 (3日)・・・注意
    • 2016年3月 :75円 (1日)・・・注意
    • 2015年9月 :80円 (1日)・・・注意
    • 2015年3月 :5円 (1日)・・・注意
    • 2014年9月 :155円 (1日)・・・注意
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ×:投資は自己判断で!
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/22(金)05002,200002002,00011.00
    09/21(木)80002,700002002,50013.50
    09/20(水)001,900002001,7009.50
    09/19(火)001,900002001,7009.50
    09/15(金)01001,90001002001,7009.50
    09/14(木)08002,00002,5003001,7006.670
    09/13(水)40002,8008004002,80001.00
    09/12(火)2003002,4003004002,40001.00
    09/11(月)7001002,5002,30002,50001.00
    09/08(金)10001,900002001,7009.50
  5. ソフトクリエイトホールディングスの発生逆日歩

    ×:投資は自己判断で!
    最大逆日歩が、いままで1回も発生、逆日歩が脅威です。
    • 2022年3月 :20円 (1日)
    • 2021年9月 :10円 (1日)
    • 2020年9月 :10円 (1日)
    • 2019年9月 :160円 (1日)
    • 2017年9月 :165円 (3日)・・・注意
    • 2017年3月 :165円 (3日)・・・注意
    • 2016年9月 :165円 (3日)・・・注意
    • 2016年3月 :75円 (1日)・・・注意
    • 2015年9月 :80円 (1日)・・・注意
    • 2015年3月 :5円 (1日)・・・注意
    • 2014年9月 :155円 (1日)・・・注意
    • 2013年9月 :65円 (1日)
    • 2013年3月 :195円 (3日)
    • 2012年9月 :495円 (3日)
    • 2012年3月 :150円 (3日)
    • 2011年9月 :1,500円 (3日)
    • 2011年3月 :1,200円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ×:投資は自己判断で!
    株数によって複数の優待バリエーションがあります。確認できただけでも6つ、大量取得者がいると危険です。
    • 100株:約17万円
    • 300株:約51万円
    • 900株:約152万円
    • 1,500株:約253万円
    • 2,100株:約354万円
    • 3,000株:約506万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:投資は自己判断で!
    人気のQUOカード優待に加えて、継続保有で利回りアップ、逆日歩リスクが高まるので、ご注意です。

ソフトクリエイトホールディングスの優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の次に大事なソフトクリエイトホールディングスのクロス取引手数料です。

9月25日の終値、株価1,687円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額16.9万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274727128377226
29/265908935469032
39/256108107425610839
49/227126125496512645
59/218144143567414452
69/20111991967610219971
79/19122172148311121778
89/15132352329012084
99/14142532509713091
109/1318325321125167117
119/1219343339132176123
129/1120361357139185130
139/821379374146194136
149/722397392153204143
159/625174232162
169/526181241169
179/427188250175
189/128194259182
198/3129201269188
208/3032222296207
218/2933229306214

ソフトクリエイトホールディングスの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額16.9万円、ソフトクリエイトホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年9月26日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ソフトクリエイトホールディングスを16.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:16.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)のみ90円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(5日分)
353円=115円+148円+90円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:16.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)のみ89円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(5日分)
332円=100円+143円+89円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:16.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)+プレミアム料35円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(5日分)+プレミアム料
298円=115円+148円+35円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:16.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)46円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:16.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)90円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(5日分)
353円=115円+148円+90円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(5日分)
44円=12円+32円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ソフトクリエイトホールディングスを16.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ72円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
284円=115円+148円+21円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ71円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
263円=100円+143円+20円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料21円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
284円=115円+148円+21円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)21円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)20円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
283円=115円+148円+20円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
33円=12円+21円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
31円=11円+20円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので4日です。

※ソフトクリエイトホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ソフトクリエイトホールディングスのクロス取引・株主優待まとめ

出来る会社はやっぱり違う!

ソフトクリエイトホールディングス(3371)の株主優待制度を昔から知っている方は、2016年に長期優待制度が拡充されたのも知っているでしょう。

それまでは、900株以上保有していないと、継続保有の対象にならなかったんです。それが300株でもOKになりました。それからず~と優待制度は続いていますが、株価がもう2016年の時の約4倍以上です。

10万円の投資額で500円(年間1,000円)優待だったのが、今では投資額40万円も必要です。

ここでもう一押しの優待拡充の変更が欲しいところですが・・・・

因みにここ数年は、優待投資金額が高くなってしまったこともあり、優待クロス参加者は少なく、少額の逆日歩のみが発生しています。優待権利日だというのに、出来高も少ないと言えば少ないです。

投資金額が高く、優待利回りは低い、逆日歩リスクだけが高く、クロス取引の旨味は少ないです。資金に余裕がある方だけが、当日の優待クロスに参加するんでしょうね。

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