なとり株主優待

ロングセラー製品「チーズ鱈」が有名な『なとり』の株主優待情報をまとめました。

逆日歩、各証券会社毎の手数料(貸株料)を理解して、ベストなつなぎ売り(クロス取引)をおこないたい方向けの記事です。

投資メモ

なとりは、イカやサラミ、チーズなど、多品種のおつまみを製造販売している企業です。
イカや畜肉、チーズ、素材菓子、レトルト、チルド製品など、多種多様なおつまみが魅力!

なとり(2922)の株主優待

なとり(2922)の株主優待は、自社商品の詰め合わせセットです。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 2,500円相当
1,000株以上 3,500円相当
3,000株以上 4,500円相当

優待権利日は年1回、3月末のみです。

保有株数に応じた自社商品が貰えますが、2022年度に優待拡充!

従来よりそれぞれ500円分優待価値がアップしています。

物価上昇で、優待品の中身が少なくなっている銘柄が多い中、なかなかの太っ腹企業です。

優待品は、もちろん素敵なおつまみセットです。

チータラ、粗びきサラミ、厚切りビーフジャーキーなど、お酒のお供に最高の品です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年3月31日」です。

権利付き最終日の「3月27日」までに100株以上の取得が必要です。

なとりに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

なとりの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年3月31日

権利付き最終日:3月27日(木)・・・残り4ヵ月と4日(124日)
逆日歩日数:1日

なとり(2922)の基本情報

情報更新日:2024年3月30日

code2922優待内容自社製品詰合せ
業種食料品上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月
本社東京上場年月日1999年11月1日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数15,032,000企業のHP優待詳細
優待の種類食品

株価更新日:2024年11月22日

22日の終値株価2,120円最低投資額212,000円
最低必要株数100継続保有-

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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なとり(2922)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-03-272,151-41,800-129,800-88,000254,3001.817.6311.0
2023-03-291,991-18,100-90,100-72,000162,4001.816.0311.0
2022-03-292,033-33,100-84,000-50,900117,1001.716.8111.0
2021-03-292,067-29,600-76,500-46,900209,1001.616.8112.0
2020-03-271,785-19,100-53,100-34,000165,5003.914.4110.0
2019-03-261,705-23,600-46,400-22,800182,6001.6514.4310.0
2018-03-271,990-28,500-43,300-14,80086,0001.6532.0310.0注意
2017-03-281,880-55,800-76,800-21,000120,0003.7530.439.0注意
2016-03-281,710-36,300-91,100-54,800116,80012.014.418.5
2015-03-261,543-42,500-109,000-66,500146,2000.612.818.5
2014-03-261,124-45,200-125,800-80,600112,4002.9512.018.0
2013-03-26997-29,700-90,900-61,200118,1001.058.03
2012-03-27925-14,700-59,700-45,00069,1000.68.03
2011-03-28825-16,900-138,800-121,900137,1008.08.01

優待拡充の2022年に注目していましたが、逆日歩傾向はいつもと同じです。

なとり(2922)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(3月31日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2025年3月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 3月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は793、クロス取引可能な貸借銘柄は553、同じ優待分類の企業も多いです。

    なとりと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、3月実施の『食品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2018/03/27:165円 (3日)・・・注意
    • 2017/03/28:375円 (3日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意。

    逆日歩更新日:2024年11月22日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/21(木)1000800002,200-1,4000.360.05
    11/20(水)010070020002,200-1,5000.320.15
    11/19(火)30008001002002,000-1,2000.40.05
    11/18(月)0050030002,100-1,6000.240.05
    11/15(金)1001005003001001,800-1,3000.280.05
    11/14(木)0050004001,600-1,1000.310.05
    11/13(水)01005001002002,000-1,5000.250.15
    11/12(火)006001001002,100-1,5000.290.05
    11/11(月)200060004002,100-1,5000.290.05
    11/08(金)020040002002,500-2,1000.160.05
  5. なとりの発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    最大逆日歩は、過去に1回発生していますが、それより逆日歩の常連、今まで14回逆日歩が発生しています。
    • 2024/03/27:180円 (3日)
    • 2023/03/29:180円 (3日)
    • 2022/03/29:170円 (1日)
    • 2021/03/29:160円 (1日)
    • 2020/03/27:390円 (1日)
    • 2019/03/26:165円 (3日)
    • 2018/03/27:165円 (3日)・・・注意
    • 2017/03/28:375円 (3日)・・・注意
    • 2016/03/28:1,200円 (1日)
    • 2015/03/26:60円 (1日)
    • 2014/03/26:295円 (1日)
    • 2013/03/26:105円 (3日)
    • 2012/03/27:60円 (3日)
    • 2011/03/28:800円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約21万円
    • 1000株:約212万円
    • 3000株:約636万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    優待価値がなとりと同じぐらいの銘柄。

    • ラウンドワン
    • めぶきフィナンシャルグループ
    • タカチホ
    • ライドオンエクスプレスHD
    • 第四北越フィナンシャルグループ


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なとり(2922)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

なとりの手数料を理解するのも大事です。

11月22日の終値、株価2,120円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額21.2万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/272454517234516
23/265113112445811341
33/256136134527013649
43/247159157618115957
53/218181179709318165
63/2092042017810520473
73/191227226810513927298
83/1813294291113151294106
93/1714317313122163114
103/1415340335131174122
113/1316362358139186130
123/1219430425166221154
133/1120453447174232163
143/1021476470183244171
153/722192256179
163/623200267187
173/526227302211
183/427235314220
193/328244325228
202/2829253337236
212/2730261348244
222/2633288383268

なとりの権利付最終日(2025年3月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額21.2万円、なとりのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年11月23日)から直近の優待権利日(2025年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、なとりを21.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:21.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(126日分)+プレミアム料1,098円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(126日分)+プレミアム料
1,510円=198×2円+16円+1,098円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:21.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(126日分)1,464円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(126日分)
1,039円=15円+1,025円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、なとりを21.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:21.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ45円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
426円=198×2円+16円+13円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:21.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ45円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
398円=187×2円+12円+13円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:21.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料13円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
426円=198×2円+16円+13円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:21.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)13円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:21.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)13円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
425円=198×2円+16円+13円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
28円=15円+13円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
26円=13円+13円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※なとりの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、なとりの一般信用売り在庫の近況です。

一般信用売り在庫の増減が分かる一覧表
月/日朝方日中夕方
11/22(金)1,9001,9001,9001,900
11/21(木)1,9001,9001,9001,900
11/20(水)1,9001,900-1,900
11/19(火)1,9001,9001,9001,900
11/18(月)1,9001,9001,9001,900
11/15(金)1,9001,9001,9001,900
11/14(木)1,9001,9001,9001,900
11/13(水)1,9001,9001,9001,900
11/12(火)1,9001,9001,9001,900
11/11(月)1,9001,9001,9001,900

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

3月の株主優待情報をまとめて確認

なとり(2922)のクロス取引・株主優待まとめ

  • なとりの株主優待品は、貰って嬉しいおつまみセット!
  • 2022年3月末に優待拡充、より貰える品が増えているのが嬉しい
  • 過去に1度だけ、最大逆日歩が発生、近年は少額の逆日歩が毎回発生中
  • 1度ある事は2度あるかも知れないので、まさかの高額逆日歩に警戒は必要
  • 各証券会社に一般信用売り在庫の取り扱いもあるが、早めのクロス取引は逆日歩が少額だった時にショック!
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