ヒューリック株主優待

「駅と未来に近いビル」がスローガンの『ヒューリック』の株主優待情報をまとめました。

過去の逆日歩クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)の理解を深めたい方向けの記事です。

投資メモ

ヒューリックは、好立地のオフィス・商業ビル等を展開する「不動産賃貸事業」を中核事業にしている企業です。
高齢者施設、ホテル旅館の開発など、物件の多角化に注目!

ヒューリック(3003)の株主優待

ヒューリック(3003)の株主優待は、グルメカタログギフトです。

優待内容詳細

ヒューリックの優待制度は、2025年12月末より変更になるので、クロス取引する際は注意が必要!

2025年12月末からの優待制度

保有株式数 優待の内容
2年未満 継続保有2年以上
300株以上 対象外 6,000円相当

継続保有期間が2年と短くなりましたが、2年未満は対象外です。

2024年12月末までの優待制度

保有株式数 優待の内容
3年未満 継続保有3年以上
300株以上 3,000円相当 6,000円相当

ヒューリック(3003)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

シャインマスカットやメロン、山形のさくらんぼなど、旬のフルーツや北海しまえび、特製ハンバーグなど、美味しい食材に特化したグルメカタログが優待品です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、優待価値が2倍になるランクアップ特典です。

2025年12月末からは継続保有が必須に変更。

継続保有の条件

株主名簿に記載された株主番号と同一の株主番号で継続保有すること。

株主優待制度を利用した感想

優待品は、毎回、ヒューリック専用のグルメカタログ冊子が届きます。

結構分厚いカタログ冊子には、これでもかというぐらい、美味しそうなグルメ品が揃っています。

ハンバーグやお菓子類などもありますが、フルーツもたくさん選べるのが魅力です。

梨や桃、シャインマスカットなど、毎回旬な時期のフルーツが届いて、大満足の優待品です。

なお、数年前に廃止が決定してしまいましたが、株主総会のお土産も豪華で気に入っていました。

クラブハリエのバームクーヘンなど、さすが儲かっている企業という感じのお土産だったので、なくなってしまったのが悔やまれます。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年12月31日」です。

権利付き最終日の「12月26日」までに300株以上の取得が必要です。

ヒューリックに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

ヒューリックの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年12月31日

権利付き最終日:12月26日(木)・・・残り1ヵ月と5日(35日)
逆日歩日数:7日

ヒューリック(3003)の基本情報

情報更新日:2024年9月29日

code3003優待内容商品
業種不動産業上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本社東京上場年月日1949年5月16日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数767,907,000企業のHP優待詳細
優待の種類カタログギフト

株価更新日:2024年11月21日

21日の終値株価1,423円最低投資額426,750円
最低必要株数300継続保有特典

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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ヒューリック(3003)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2023-12-271,4938,800-392,600-401,4003,388,1001.512.0627.0
2022-12-281,05372,600-254,800-327,4005,023,3001.258.8522.0
2021-12-281,11788,3000-88,3003,804,1000.09.6520.0
2020-12-281,140-79,600-508,400-428,8003,202,2006.09.6518.5
2019-12-261,332-142,700-413,500-270,8001,912,2000.3511.2717.5
2018-12-25944-15,900-153,000-137,1002,643,6000.78.0714.0
2017-12-261,290-146,300-464,600-318,3002,064,0001.810.4612.0
2016-12-271,062-47,200-325,100-277,9002,604,1000.258.859.0
2015-12-251,06459,600-218,300-277,9002,501,9000.258.8510.0
2014-12-251,209148,900-114,400-263,3001,823,0000.010.467.0
2013-12-251,487108,8000-108,8002,148,6000.012.074.0
2012-12-25530961,900776,100-185,8007,383,0007
2011-12-27333-15,300-259,600-244,3001,910,5000.2512.05

ヒューリックの過去の逆日歩は、それほど高額になったことはありません・・・・

2020年は100株保有で600円の逆日歩、つまり優待に必要な株数が300なので、1,800円の逆日歩です。

それでも、優待価値の方が上回ります!

ヒューリック(3003)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(12月31日)の逆日歩日数

    ×:逆日歩日数では警戒範囲
    2024年12月31日は、逆日歩日数が7日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 12月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は180、クロス取引可能な貸借銘柄は114、同じ優待分類の企業も多いです。

    ヒューリックと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、12月実施の『カタログギフト』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は767,907,000と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    逆日歩更新日:2024年11月21日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/20(水)900031,70001009,00022,7003.520
    11/19(火)01,40030,80050009,10021,7003.380
    11/18(月)60030032,2003005,8008,60023,6003.740
    11/15(金)10080031,9005,40040014,10017,8002.260
    11/14(木)20050032,6004008009,10023,5003.580
    11/13(水)6002,60032,9005002009,50023,4003.460
    11/12(火)40040034,90090009,20025,7003.790
    11/11(月)03,30034,9007,8002008,30026,6004.20
    11/08(金)1,00080038,200100070037,50054.570
    11/07(木)07,30038,000040060037,40063.330
  5. ヒューリックの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去9回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2023/12/27:150円 (6日)
    • 2022/12/28:125円 (5日)
    • 2020/12/28:600円 (5日)
    • 2019/12/26:35円 (7日)
    • 2018/12/25:70円 (7日)
    • 2017/12/26:180円 (6日)
    • 2016/12/27:25円 (5日)
    • 2015/12/25:25円 (5日)
    • 2011/12/27:25円 (5日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は300株なので、実際の逆日歩金額はさらに3倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    必要株数によって、優待内容の差はありませんが、必要株数が最低単位ではなく、300なので、やや注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:優待価値では警戒範囲
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

    ヒューリックと同じ3,000円相当の優待価値、12月実施の優待一覧。


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ヒューリック(3003)の優待クロス(制度・一般)比較

総合的な判断でも、ヒューリックの高額逆日歩リスクは、それほど高くありません。

でも、1円でも逆日歩を払いたくないなら、各証券会社が用意している一般信用売り在庫でのクロス取引がおすすめ!

逆日歩リスクの次は、ヒューリックのクロス取引手数料で比較です。

11月21日の終値、株価1,423円の必要株数分(300株)で計算。

投資金額42.7万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/268365360140187365131
212/2511502495193257502180
312/2412547540211281547197
412/2313593586228304593213
512/2014639631246328639229
612/1915684676263351684246
712/1818821811316421821295
812/1719867856333445311
912/1620912901351468328
1012/1321958946369491344
1112/12221,004991386515360
1212/11251,1411,126439585409
1312/10261,1861,171456608426
1412/9271,2321,216474632442
1512/628491655459
1612/529509679475
1712/432562749524
1812/333579772540
1912/234597796557
2011/2935614819573
2111/2836632842590
2211/2739684912639

ヒューリックの権利付最終日(2024年12月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額42.7万円、ヒューリックのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年11月21日)から直近の優待権利日(2024年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ヒューリックを42.7万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:42.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(43日分)+プレミアム料755円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(43日分)+プレミアム料
1,183円=198×2円+33円+755円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(43日分)
2,106円=1,100円+1,006円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(43日分)
734円=29円+704円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ヒューリックを42.7万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:42.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ365円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(8日分)
536円=198×2円+33円+108円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:42.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ360円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(8日分)
500円=187×2円+23円+103円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:42.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)+プレミアム料108円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(8日分)+プレミアム料
536円=198×2円+33円+108円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(8日分)
1,208円=1,100円+108円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:42.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)103円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(8日分)
532円=198×2円+33円+103円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
137円=29円+108円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
130円=27円+103円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の7日に返却日を加えた8日です。

※ヒューリックの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、ヒューリックの一般信用売り在庫の近況です。

一般信用売り在庫の増減が分かる一覧表
月/日朝方日中夕方
11/21(木)13,0003,8003,9005,300
11/20(水)5,2007,100-15,100
11/19(火)21,3006,1007,0005,600
11/18(月)1,1005,4006,1000
11/15(金)10,4006,20013,1001,700
11/14(木)4,0003,8002,60010,500
11/13(水)7003,1004,9006,200
11/12(火)3,7003,2004,3002,000
11/11(月)9,0003,30013,0004,400

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

12月の株主優待情報をまとめて確認

ヒューリック(3003)のクロス取引・株主優待まとめ

  • ヒューリック(3003)の株主優待は、12月末の1回限りですが、毎回人気の優待銘柄!
  • 発行済株式数も多いので、逆日歩リスクが少なく、一般信用クロスより、制度信用クロス向き!
  • 過去逆日歩も300株で最大でも1,800円と、優待価値の方が上!
  • グルメカタログという優待価値が素晴らしい!
  • 優待に必要な最低保有株数が300株なので、それさえ間違えなければ、かなりおいしいクロス取引銘柄!
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