アステナホールディングス株主優待

元々は「くすりのイワキ」で薬種問屋『アステナホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ

アステナホールディングスは、医薬品の卸業から、ファインケミカル事業、ヘルス&ビューティーケア事業など、多角化に成功している企業です。
機能性食品原料・化粧品原料の販売、化粧品の通信販売などもある!積極的なM&Aに注目!

アステナホールディングス(8095)の株主優待

アステナホールディングスの株主優待は、カタログ冊子から選べるセレクト商品です。

優待内容詳細

保有株式数優待の内容
継続保有1年以上継続保有3年以上
100株以上AコースBコース
1,000株以上BコースCコース

アステナホールディングスの優待権利日は年1回、11月末のみです。

保有株数と継続年数のよって、セレクト商品の中身が異なります。
自社商品は、石鹸や化粧水、シャンプーなど、その他のアイテムは、お米やお酒、ラーメン等、日本赤十字社への寄付も可能です。

ハガキ、ネット、それぞれ好きな方で申し込めるので、ネット環境が揃ってなくても、安心して取得できる優待品です。

Aコース

自社商品なら3,000円相当、奥能登産の地場産業品なら1,000円相当

Bコース

自社商品なら5,000円相当、奥能登産の地場産業品なら2,000円相当

Cコース

自社商品なら10,000円相当、奥能登産の地場産業品なら3,000円相当

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須・特典あり

1年以上の継続保有が必須ですが、3年以上保有すると優待価値が約2倍になります。

継続保有の条件

100株以上を継続して1年以上保有しており、毎年11 月末日現在、株主名簿に記載または記録されていること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年11月30日」です。

権利日最終日の「11月28日」までに100.0株以上の取得が必要です。

アステナホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年11月30日

権利日最終:11月28日(火)・・・残り5ヵ月と26日(179日)
逆日歩日数:1日

アステナホールディングス(8095)の基本情報

code8095優待内容自社グループ商品等
業種卸売業上場市場東証プライム 
決算11月 優待月11月
本拠地東京上場年月日1963年7月1日 
単位100貸借区分貸借
継続保有必須・特典企業の優待HP優待詳細
優待の種類自社商品 ファッション
最低必要株100.0最低投資額43,300円
配当予想18.0配当落日2022年11月29日
発行済株数40,772千株データ調査日2022年11月26日

最低投資額のみ、6月1日の終値株価で計算。

アステナホールディングス過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-11-2653589,300-548,000-637,3001,384,0000.854.819.0
2020-11-265330-206,300-206,300449,0000.04.819.0
2019-11-274941,200-124,300-125,500495,8000.04.037.0
2018-11-2750451,600-131,900-183,500261,0000.04.835.5
2017-11-27496-129,000-147,000-18,000144,0000.054.013.0
2016-11-2521185,000-169,000-254,000432,0000.054.013.0
2015-11-2522901,0001,000241,00013.0
2014-11-25238150,00053,000-97,000252,00033.0
2013-11-2621319,000-138,000-157,000269,0000.36.03
2012-11-2717243,000-46,000-89,000141,0000.156.03
2011-11-25184293,000234,000-59,000173,0001

アステナホールディングス(8095)の最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待11月の逆日歩日数

    ○:少しだけ安全圏かも
    2023年11月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 株主優待クロス取引11月の銘柄数

    △:やや注意
    優待実施銘柄は、全部で30ありますが、クロス向けの貸借銘柄は19とやや少ないので注意が必要です。

    アステナホールディングスの優待と同じ分類の『自社グループ商品等』等の銘柄一覧です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は40,772千株であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    06/01(木)50006,8005002005,2001,6001.310
    05/31(水)5009,8006,30002,9004,9001,4001.290
    05/30(火)5,7004,00015,600100187,4007,8007,8002.00
    05/29(月)11,10012,40013,900183,100100195,100-181,2000.071.25
    05/26(金)8,00020015,2005,00010012,1003,1001.260
    05/25(木)6002,8007,4001,5006007,2002001.030
    05/24(水)6,9004,1009,60050011,7006,3003,3001.520
    05/23(火)006,8002,00018,10017,500-10,7000.390
    05/22(月)1005006,80080010033,600-26,8000.20
    05/19(金)50007,2002,30010032,900-25,7000.220
  5. アステナホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去5回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2021年11月:85円 (1日)
    • 2017年11月:5円 (1日)
    • 2016年11月:5円 (1日)
    • 2013年11月:30円 (3日)
    • 2012年11月:15円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約4万円
    • 1,000株:約43万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有が必須と同時に優待額が豪華になる特典付き、警戒は必要です。

アステナホールディングス(8095)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の事は、わかりましたか?次はアステナホールディングスのクロス取引手数料です。

6月1日の終値、株価433円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額4.3万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
111/282994593
211/273141457145
311/244181879187
411/2252323912238
511/218373614193713
611/2010464518244616
711/1711515019265118
811/16125554212820
911/15156968273525
1011/14167473283826
1111/13177877304028
1211/10188382324230
1311/9198786344531
1411/822101100395236
1511/723415438
1611/624425740
1711/225445941
1811/126466143
1910/3130537149
2010/3031557351

アステナホールディングスの権利付最終日(2023年11月28日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額4.3万円、アステナホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年6月2日)から直近の優待権利日(2023年11月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、アステナホールディングスを4.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:4.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(179日分)+プレミアム料316円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(179日分)+プレミアム料
470円=55円+99円+316円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:4.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(179日分)422円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(179日分)
298円=3円+295円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、アステナホールディングスを4.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ9円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
157円=55円+99円+3円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ9円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:50円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
150円=50円+97円+3円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料3円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
157円=55円+99円+3円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)3円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)3円
【超割】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
157円=55円+99円+3円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
6円=3円+3円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
5円=3円+3円

優待権利日最終日の制度信用クロスなら、貸株料はごくわずかです。

※アステナホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

アステナホールディングス(8095)のクロス取引・株主優待まとめ

アステナホールディングス、知る人ぞ知るセレクト商品が魅力の優待銘柄です。
優待品も豪華、配当利回りも高いのですが、株価が安すぎるという事もあり、警戒されているのかも知れません。それでも10年以上前に比べると2倍、3倍以上の株価にはなっています。

1年以上継続保有の条件が付くこともあり、品不足で逆日歩が発生しても毎回少額です。
投資金額約5万円相当です。
長期保有待遇になって毎年5,000円相当のエマルジョンファンデーション、育毛エッセンスなどの自社商品を貰っていたら、約12年で元がとれる計算です。

もちろん、株価下落のリスクもあるので、想定通りとは行きませんが、岩城製薬株式会社等の自社商品に魅力を感じるなら、現物保有もありでしょう。

毎日更新中、フォローすることで最新情報を逃しません!
にほんブログ村 投資ブログ 投資情報へ ブログ村登録1週間で「投資情報」ランキング1位獲得!