アステナホールディングス株主優待

元々は「くすりのイワキ」で薬種問屋『アステナホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ

アステナホールディングスは、医薬品の卸業から、ファインケミカル事業、ヘルス&ビューティーケア事業など、多角化に成功している企業です。
機能性食品原料・化粧品原料の販売、化粧品の通信販売などもある!積極的なM&Aに注目!

アステナホールディングス(8095)の株主優待

アステナホールディングスの株主優待は、カタログ冊子から選べるセレクト商品です。

優待内容詳細

アステナホールディングスの優待権利日は年1回、11月末のみです。

2024年11月末から優待制度が変更です。

100株以上の優待制度が廃止、最低保有は500株以上になっているので、注意!

2023年11月末までの株主優待制度

保有株式数優待の内容
継続保有1年以上継続保有3年以上
100株以上AコースBコース
1,000株以上BコースCコース

2023年11月末は、100株保有のクロス取引も可能です。

詳しくは、情報元のPDFファイルに記載ありです。

引用:経過措置として、2023 年 11 月末日が基準日となる次回の株主優待(2024 年 2 月案内分)については、変更前の制度が適用です。

2024年11月より優待制度が変更!

2024年11月末からの株主優待制度

保有株式数優待の内容
継続保有1年以上継続保有3年以上
500株以上AコースBコース
1,000株以上BコースCコース
3,000株以上CコースDコース

保有株数と継続年数のよって、セレクト商品の中身が異なります。
自社商品は、石鹸や化粧水、シャンプーなど、その他のアイテムは、お米やお酒、ラーメン等、日本赤十字社への寄付も可能です。

ハガキ、ネット、それぞれ好きな方で申し込めるので、ネット環境が揃ってなくても、安心して取得できる優待品です。

Aコース

自社商品なら3,000円相当、奥能登産の地場産業品なら1,000円相当

Bコース

自社商品なら5,000円相当、奥能登産の地場産業品なら2,000円相当

Cコース

自社商品なら10,000円相当、奥能登産の地場産業品なら3,000円相当

Dコース(新設)

自社商品なら15,000円相当、奥能登産の地場産業品なら5,000円相当

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須・特典あり

1年以上の継続保有が必須ですが、3年以上保有すると優待価値が約2倍になります。

継続保有の条件

100株以上を継続して1年以上保有しており、毎年11 月末日現在、株主名簿に記載または記録されていること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年11月30日」です。

権利付き最終日の「11月27日」までに100株以上の取得が必要です。

アステナホールディングスに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

アステナホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年11月30日

権利付き最終日:11月27日(水)・・・残り11ヵ月と23日(359日)
逆日歩日数:3日

アステナホールディングス(8095)の基本情報

情報更新日:2023年10月29日

code8095優待内容自社グループ商品等
業種卸売業上場市場東証プライム 
決算11月 優待月11月
本社東京上場年月日1963年7月1日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数40,884,000企業のHP優待詳細
優待の種類自社商品 ファッション

株価更新日:2023年12月1日

1日の終値株価492円最低投資額49,200円
最低必要株数100継続保有必須・特典

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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アステナホールディングス過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-11-28422-101,900-333,100-231,2001,031,1001.354.019.0
2021-11-2653589,300-548,000-637,3001,384,0000.854.819.0
2020-11-265330-206,300-206,300449,0000.04.819.0
2019-11-274941,200-124,300-125,500495,8000.04.037.0
2018-11-2750451,600-131,900-183,500261,0000.04.835.5
2017-11-27496-129,000-147,000-18,000144,0000.054.013.0
2016-11-2521185,000-169,000-254,000432,0000.054.013.0
2015-11-2522901,0001,000241,00013.0
2014-11-25238150,00053,000-97,000252,00033.0
2013-11-2621319,000-138,000-157,000269,0000.36.03
2012-11-2717243,000-46,000-89,000141,0000.156.03
2011-11-25184293,000234,000-59,000173,0001

アステナホールディングス(8095)の最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(11月30日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 11月30日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄は全部で33、クロス可能な貸借銘柄は22、類似優待銘柄は多いですが、注意が必要です。

    11月実施の『自社グループ商品等』関連銘柄。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は40,884,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2023年12月4日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    12/01(金)010,10029,30004005,10024,2005.750
    11/30(木)8,40021,10039,4006001,6005,50033,9007.160
    11/29(水)22,70020052,1001,200218,9006,50045,6008.020
    11/28(火)12,00012,70029,600203,2000224,200-194,6000.130.85
    11/27(月)2001,20030,30012,2002,60021,0009,3001.440
    11/24(金)10,0006,60031,3007,100011,40019,9002.750
    11/22(水)3,00020027,900004,30023,6006.490
    11/21(火)1,5006,30025,10020004,30020,8005.840
    11/20(月)1,900029,9002001,2004,10025,8007.290
    11/17(金)18,70020028,0001,50005,10022,9005.490
  5. アステナホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去6回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2022/11/28:135円 (1日)
    • 2021/11/26:85円 (1日)
    • 2017/11/27:5円 (1日)
    • 2016/11/25:5円 (1日)
    • 2013/11/26:30円 (3日)
    • 2012/11/27:15円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約5万円
    • 1000株:約49万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有が必須と同時に優待額が豪華になる特典付き、警戒は必要です。


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アステナホールディングス(8095)の優待クロス(制度・一般)比較!

逆日歩の事は、わかりましたか?次はアステナホールディングスのクロス取引手数料です。

12月1日の終値、株価492円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額4.9万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
111/2742121811218
211/26526261013269
311/256313112163111
411/227373614193713
511/218424116214215
611/2011585722305821
711/1912636224326323
811/1813686726356824
911/15147372283826
1011/14157978304028
1111/13189493364834
1211/12199998385136
1311/1120105103405438
1411/821110109425639
1511/722445941
1611/625506747
1711/526527049
1811/427547251
1911/128567553
2010/3129587855
2110/3032648660
2210/2933668962

アステナホールディングスの権利付最終日(2024年11月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額4.9万円、アステナホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年12月4日)から直近の優待権利日(2024年11月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、アステナホールディングスを4.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:4.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(363日分)+プレミアム料731円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(363日分)+プレミアム料
885円=55円+99円+731円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:4.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(363日分)975円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(363日分)
686円=3円+682円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、アステナホールディングスを4.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ21円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
160円=55円+99円+6円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ21円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:50円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
153円=50円+97円+6円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料6円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
160円=55円+99円+6円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)6円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)6円
【超割】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
160円=55円+99円+6円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
10円=3円+6円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
9円=3円+6円

優待権利日最終日の制度信用クロスなら、貸株料はごくわずかです。

※アステナホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、アステナHDの一般信用売り在庫の近況です。

月/日朝方日中夕方
12/01(金)1001,1002,1002,000
11/29(水)0000
11/28(火)0000
11/27(月)0023,1000
11/24(金)0028,0000
11/23(木)0000
11/22(水)0023,4000
11/21(火)04,90039,8000

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

11月の株主優待情報をまとめて確認

アステナホールディングス(8095)のクロス取引・株主優待まとめ

アステナホールディングス、知る人ぞ知るセレクト商品が魅力の優待銘柄です。
優待品も豪華、配当利回りも高いのですが、株価が安すぎるという事もあり、警戒されているのかも知れません。それでも10年以上前に比べると2倍、3倍以上の株価にはなっています。

1年以上継続保有の条件が付くこともあり、品不足で逆日歩が発生しても毎回少額です。
投資金額約5万円相当です。
長期保有待遇になって毎年5,000円相当のエマルジョンファンデーション、育毛エッセンスなどの自社商品を貰っていたら、約12年で元がとれる計算です。

もちろん、株価下落のリスクもあるので、想定通りとは行きませんが、岩城製薬株式会社等の自社商品に魅力を感じるなら、現物保有もありでしょう。

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