株初心者におすすめなのは、株主優待、ちょっと慣れてきたら株主優待クロス取引がおすすめです。

その理由は、バリュー株投資など、株雑誌おすすめの銘柄を買って損ばかりしていた管理人が、ほぼ確実に利益を得る事が出来たからです。

 

特に手持ちの資金が少なくても大量の株を1次的に取得して、株主優待品だけ貰えるというクロス取引は、やり方さえ覚えればとっても簡単です。
株主優待取引は、約20年実施していますが、毎年のトータルでマイナスになった年は1回もありません。

 

月毎の収支では、逆日歩に被弾して1撃で数万円の損失を被った事もありますが、高額逆日歩回避の手法も編み出し、ここ数年は安定的な運用です。

そんな株クロス取引で必要な知識や裏技を公開していますが、今回は、株初心者がまず知って欲しい株主優待の権利を持つために最低限必要な知識をご紹介です。

 

株初心者はなぜ株主優待実施企業がおすすめなの?

株をはじめたばかりの時って、管理人もそうでしたが、どれを買えばよいかわからないし、1円でも買った値段より下がったら嫌だなあと思って、なかなか手を出せないんですよね。

そこで、株雑誌等で紹介されている値上がり候補株なんかを買うんですが、ほぼ確実に損するんです。もちろん値上がりする場合もありますが、雑誌に紹介されているってことは、今でいうステマみたいなもの、雑誌やTVで紹介された時って、もう株のプロはとっくに購入した後なんですよね。なので、運がよければ、騰がるけど、運が悪ければ下がるという、完全に運任せです。

でも、株主優待を実施している企業なら、株価の上げ下げに左右されない、安定的なファンがいる場合もあるんです。そういう株は、長期的にみるとプラスになってくれます。

優良な株主優待を実施している企業の株価は上昇しやすい!

管理人保有の株主優待の1例を挙げると「オリエンタルランド」、「サニーサイドアップ」、「クリエイトレストラン」、「マクドナルド」、株主優待だけじゃなく、株価も大きくアップしてくれています。

今では、「任天堂」や「TOYOTA」といった日本を代表する企業の株を長期保有できる資産を手に入れています。

でも、最初はコツコツ株主優待取引をおこなっていたおかげです。

株主優待が定期的に贈られてくるととっても楽しい!

株主優待が良いのは、楽しく長いスパンで飽きることなく続ける事が出来るからです。

さらに、優待を実施している企業の事が詳しくなれるし、業界の最先端の情報を株主総会などで入手できたり、ビジネスマンならやっておいて損はありません。

企業によっては、市場では入手しずらい新商品を贈ってくれるところもありますし、新型コロナ初期でマスク不足の時も、株主優待で大量にマスク入手もできました。

株の知識が少なくても低リスクではじめる事が出来るのが株主優待

株主優待取引なら、難しい株用語や株テクニックを覚える必要もなく、株主優待を実施していて、応援したくなる企業の株を買うだけでOKです。

株主優待の現物取引に慣れてきたら、クロス取引で優待の権利だけを貰ってしまうという裏技もあります。

まずは、実践してみる事が大事ですが、数万円からスタートできるのも株主優待の魅力です。

 

株主優待取引が初心者向けになる理由をまとめると次のとおりです。

株主優待:初心者おすすめの理由
  • 安価な株価で購入出来る企業が多い
  • 商品が手元に届くので企業を身近に感じる事ができる
  • 株主通信等で、企業の情報に詳しくなる(ビジネス情報入手に最適
  • 少ない株知識でも低リスクではじめる事ができる

あくまで、管理人が株主優待を20年以上実施してきて感じてきた事なので、全ての方に当てはまる事はありませんが、やらないよりやってみた方が人生は楽しくなると思います。

株主優待のメリットとデメリット

株主優待のメリットデメリットも簡単に確認していきましょう。

株主優待のメリット

株主優待のメリットはもちろん、株を保有しているだけで貰える株主優待品の魅力です。映画のチケット、遊園地等のレジャーチケット、ホテル宿泊券、洗剤や食品などの日用品から、有名レストランの割引券迄あります。

超有名フレンチレストランの料金が10%引きになる優待券や人気パンケーキの食事券など、日常のワクワク感がアップする優待品も結構あります。

さらに株を保有していると貰える配当とのW(ダブル)効果で、利回りが5%や10%ぐらいになるのも株主優待の凄さです。簡単に言うと、10万円の株を持っているだけで、毎年5千円や1万円、資産が増えるという事です。

また株主優待ほど有名にはなっていませんが、株主総会に参加するとお土産を貰える場合もあります。ここ数年は新型コロナ騒動でお土産配布を中止している企業も多いですが、参加するだけで株主優待と同等やそれ以上豪華なお土産を貰える企業も存在します。過去には、クラブハリエのバウムクーヘンを貰えるところもありましたよ。

株主優待のデメリット

株主優待を貰えるのは、とっても嬉しいですが、企業判断で急に株主優待が廃止される場合もあります。

また、株価が下がって株主優待以上の損失が出てしまう場合もあります。

株主優待取引は、必ず儲かるという事ではありませんので、それだけはご注意です。

ただし、株主優待クロス取引という手法を行えば、株価上下のリスクにさらされることなく、限りなく低リスクで株主優待の権利だけ取得する事も可能です。

詳しくは「株主優待クロス取引を実践する方法」をご参考ください。

株主優待を貰う為に必要な知識

上場している企業には、本決算や中間決算という決算月があります。

その決算月の最終営業日(権利確定日)に株を保有していると、株主優待を貰える権利を取得できます。

株主優待の権利日を知る

優待取得には、株を証券会社で購入する必要がありますが、株の受け渡しの関係などにより、権利確定日の2営業日前の権利付き最終日に株を保有しておく必要があります。

(2019年7月より権利付き最終日は権利確定日の2営業日前に変更になっています。過去データを比較する場合、日にちが違いますので、ご注意です。)

具体的には、3月31日が権利確定日だった場合、その2日前の3月29日迄に株を購入すればOKです。尚、土日、祝日はカウントされないので、31日が月曜日だった場合、27日(木)が権利付き最終日になります。

また、権利確定日が月末ではなく、15日や20日の企業もあるので、ご注意です。

ここで賢い方は気が付いたかも知れませんが、株主優待を貰える権利を取得するには、その権利日だけ株を保有していればいいんです。企業によっては、長期保有していないと株主優待あげませんよ!というところもありますが、多くの企業は1年のうち1日だけ、株を保有してれば株主優待貰えるんです。

詳しくは、「初心者でも簡単!株主優待を貰う手順を大公開!(株主優待クロスはなぜ儲かるの?驚きの仕組みを大公開!)」を参考にしてください。

この1日だけ株を保有すれば良いので、株のクロス取引で、優待の権利だけ貰う事も可能なんです。

優待株を保有するには証券会社の口座開設が必要

株主優待を貰う為には、株を保有する必要がありますが、買えるのは証券会社だけです。

上場前の株が安く買えますといった詐欺メールが届くこともありますが、絶対に手を出してはいけません。

株を買うなら、国が許可している証券会社からです。

また、証券会社もどれでも良いというわけではなく、株主優待取引を行いたいなら、操作画面、手数料が安い等の基準で選ぶ事が大事です。

さらに、1つではなく、複数の証券会社の口座を開設しておいた方が、よりチャンスを広げる事が可能です。

証券会社の口座開設はどこが良いの?

なぜ、複数の証券会社なの?って思いますよね。それは、色々あるのですが、株主優待に限って言えば、証券会社毎に手数料無料枠が存在するからです。

数百円程度の手数料ですが、手数料の存在って馬鹿に出来なくて、チリも積もって手数料だけで年間数万円になるケースもあります。

ここ最近は、手数料無料の証券会社が増えて、本当に株主優待取引を始める敷居が低くなってきています。長年実施している経験者からしてみれば、ライバルが増えて大変ですが、今から株を始める方は、羨ましい限りです。

それでも、多くの優待株を取得しようとするとやっぱりある程度手数料は必要になりますが、それさえも無料にする超裏技もあります。

詳細は「株主優待取引で口座開設するなら最低限欲しい5つの証券会社」で説明していますが、とりあえず株取引したいなら、次の3つは、管理人も15年以上お付き合いしている証券会社なので、サポート面、安心度も高くおすすめです。