リプライオリティ(242A)が新規上場承認されました。
9月末のIPO、1社で終わりかなと思っていたところに嬉しい発表です。
[html_table_cache file=’csv/html/ipo/242A/type1.html’ table_id=’ipo_table1′]9月末のIPOは、九州地方が激熱です。
Cross Eホールディングス(231A)に続いて、今度は福岡県の企業が上場です。
主幹事もまたもや、Jトラストグローバル証券です。
事業内容の解説【投資家向けポイント】
リプライオリティは、通販支援事業と通信販売事業の2つの事業を展開しています。
1. 通販支援事業
- D2C事業部:通信販売企業やメーカー向けにコールセンターを運営し、顧客のライフタイムバリュー(LTV)の最大化をサポートしています。主な活動内容は、新規顧客の獲得、休眠顧客の再活性化、そしてサンプル購入から本商品購入への促進です。さらに、約150万回の架電を毎月行い、品質管理を徹底することで、取引先の通信販売企業の利益向上に寄与しています。
- リテールメディア事業部:全国の小売店でのプロモーション活動を支援しています。特に、店舗内のスペースを利用してカタログやフリーペーパーを設置し、消費者にアプローチするインストアプロモーションを行っています。
2. 通信販売事業
- アカモクの通信販売:健康志向の高い一般消費者向けに、健康海藻であるアカモクを販売しています。アカモクは栄養価が高く、玄界灘で収穫されたものをすぐに加工・急速冷凍し、高い品質を保ったまま提供しています。また、アカモクの普及を通じて、地方創生や第一次産業の振興にも貢献しようとしています。
通販支援事業で培ったノウハウを活用して、通信販売事業でも効果的な販売体制を構築している点が特徴です。
[html_table_cache file=”csv/html/ipo/242A/type1.html” table_id=”ipo_table2″]IPOスケジュールにも注目です。
先に9月25日への上場を発表したROXX(241A)と同じ上場日です。
それどころか、仮条件決定日、BB期間、購入申し期間まで、全て同じ日程です。
もちろん、証券会社によっては、若干の日にちのずれがあるかもしれません。
どちらのIPOに人気が集まるのか、注目度が高まりそうなので、相場的には大歓迎です。
[html_table_cache file=”csv/html/ipo/242A/type1.html” table_id=”ipo_table3″]市場吸収金額が少ないだけでもプラス要因ですが、売出株数が0なのにも注目です。
配当・優待の期待と投資のポイント
株主への還元を第一として配当原資確保のための収益力を強化、継続的かつ安定的な配当を基本方針としているところからも、上場直後の配当も期待できそうです。
あわせて、決算は9月30日、IPOに当選すれば、配当利益も期待できるかも知れません。
IPO資金の使い道と今後の計画
新規発行株式により得た手取金額(約325,616千円)および第三者割当増資による手取金額(上限50,342千円)は、次の用途に充てる予定です。
- 人材採用費(主にD2C事業部):179,000千円
- 2025年:66,000千円
- 2026年:113,000千円
- コールセンター新設費用:52,000千円
- 2025年:26,000千円
- 2026年:26,000千円
- 家賃等の運転資金:9,000千円(2026年)
- 新商品開発費用(インフォマーシャルビデオ作成):30,000千円
- 2025年:27,000千円
- 2026年:3,000千円
- 借入金返済:105,958千円(2025年)
備考
- 調達資金は、充当時期まで安全性の高い金融商品で運用予定
- 設備資金の詳細は企業情報の設備の状況に記載
参考までに、福岡証券取引所QBoardでのIPO結果のご紹介です。
吸収金額10億円以内の直近福岡証券取引所QBoardでのIPO
| 上場日 IPO名 |
主幹事 | 吸収金額 [億円] |
公募価格 [円] |
初値 [円] |
騰落率 [%] |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年8月29日(木) |
Jトラストグローバル証券 | 8.26 | 1,180 | 1,085 | -8.1 |
| 2021年11月1日(月) |
エイチ・エス証券 | 0.93 | 930 | 958 | 3.0 |
| 2021年9月13日(月) |
エイチ・エス証券 | 2.60 | 2,240 | 3,550 | 58.5 |
Cross Eホールディングス(231A)が公募割れです。
[html_table_cache file=”csv/html/ipo/242A/type1.html” table_id=”ipo_table4″]初値予想の分析【市場動向とIPOの見通し】
10年以上前のIPOであれば、軽く10万越えの利益も期待できましたが、近年はIPOの初値が弱いです。
Cross Eホールディングス(231A)の結果次第という部分もありますが、新規上場発表時点での初値予想は、プラスになるぐらいの予想にとどめておきます。
IPO初値予想:マイナス要因
- 地方単独上場で人気薄
- 2社同時上場で上場日リスクあり
- 事業内容に新規性なし
IPO初値予想:プラス要因
- 財務情報から考慮すると割安感あり
- 市場吸収規模はかなり少ない(Cross E HDの失敗はある)
- オファリング・レシオも低い
- 初値売り目的でなければ、魅力ある銘柄
新規上場承認時には、期待度が高かったのですが、初値高騰の可能性は低くそうです。
公募価格の1.1倍になればよい方で、1,550円の初値予想です。
[include_html file=’csv/html/ipo/242A/type2.html’]主幹事Jトラストグローバル証券以外の幹事団も、Cross Eホールディングス(231A)の幹事団とほぼ一緒です。
違いは、松井証券と東海東京証券の2社が加わっていることです。
また、岡三証券が幹事団入りしているので、ネット申し込み可能な、岡三オンライン証券での取り扱いも期待できます。
[include_html file=’csv/html/ipo/242A/type3.html’]一極集中していますが、ベンチャーキャピタルの影響がほぼないのが、安心材料です。
[include_html file=’csv/html/ipo/242A/type4.html’]売上高や経常利益、純利益など、順調に増えています。(単独決算の場合:2022年の利益は前年割れ)
急激に増えているのではなく、年々少しずつ成長しているのがわかります。
IPO参加スタンスと当選・落選結果
Cross Eホールディングス(231A)のIPO発表時に、Jトラストグローバル証券の口座を開設しなかったことを少しだけ後悔しています。
今回もIPOに間に合う可能性が低いので、Jトラストグローバル証券以外の証券会社でIPO抽選に申し込む予定です。
しかし、2度ある事は3度あるかも知れません。
Jトラストグローバル証券主幹事のIPO、さすがに3度目があったら、真剣に口座開設を検討します。
以下、IPO参加および、当選・落選結果です。
- SBI証券:参加 → 落選
- 松井証券:参加 → 落選
- 東海東京証券:参加 → 落選
- マネックス証券:参加 → 落選
今後も引き続き、情報更新していく予定です。
リプライオリティ(242A)の初値結果後のまとめ
リプライオリティ(242A)のIPOは、公募割れです。市場開始後の9時20分に初値がついています。
初値は1,398円と、市場予想を大きく超える下落だったのではないでしょうか?
前回の(Cross EホールディングスのIPOから1か月ぐらいの期間が経ちましたが、期間が空いても、IPO需要の高まりは少なかったです。
それより、急激な円高など、株式市場全体の影響や、ダブル上場の影響の方が強かったという結果です。
もちろん、Cross Eホールディングス(231A)が公募割れが影響したことも大きかったでしょう。
かつては、注目度の高かった地方上場ですが、いくら市場吸収金額が少なくても、地方上場の人気が衰えているという事が浮き彫りになりました。
財務的には黒字の健全な企業です。これを割安株と捉えるかは、個人の判断になるでしょう。
それにしても、出来高が少ないです。午前の相場が終わった段階で、約70,000株しか取引がありません。
このままフェードアウトしてしまうのかも心配です。
こういう小型株は、一旦上昇すると、大きく値が上がる可能性もありますが・・・
ひとまず、公募割れという悲しい初値でしたが、当記事の更新はこれで終了とさせていただきます。
新規上場承認時の速報から、初値予想、参加スタンス、当落結果、気配運用など、更新の度に見てくれた読者様、ありがとうございます。