IKホールディングス(2722)の株主優待

生協会員への通販カタログを行っている『IKホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

2025年から株主優待も変更、1,000株以上なら送料無料になるので、ちょっとした拡充かもしれません。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ

名古屋に本社がある通信販売代行会社であり、生協向けが強い
テレビ通販プライムダイレクトが有名、、韓国化粧品店も展開中

IKホールディングス(2722)の株主優待

IKホールディングス(2722)の株主優待は、買い物に使える金券やグルメセットです。

優待内容詳細

優待権利日は年1回、5月末のみです。

保有株数に応じた優待品が貰えます。

2025年5月末からの株主優待(現在)

保有株式数 優待内容
100株以上 2,000円相当の商品
500株以上 4,000円の金券
1,000株以上 10,000円の金券

今までの2,000円の金券は、使い勝手が良くなかったので、この変更は、大歓迎です。

1,000株以上は、金額的には少なくなっているので、改悪とも言えますが、10,000円分の好きな買い物ができるのは、メリットが大きいです。

2024年5月末までの株主優待(過去)

保有株式数 優待内容
100株以上 2,000円の金券
500株以上 4,000円の金券
1,000株以上 4,000円の金券と10,000円相当のグルメセット

買い物優待券(金券)を使用した感想

100株以上でもらえる2,000円分や4,000円分のお買い物金券は、専用WEBサイトで使えます。

雑貨、化粧品、食品などの取り扱いがあるオンラインショップですが、2,000円以内で買える商品は、ほとんどありません。

しかも、5,500円(税込)以上の買い物にならないと、送料が別途550円(税込)必要です。

4,000円の金券でも、ピッタリ4,000円で買えるような商品がほとんどなく、数百円を無駄にするか、差額を自己負担するかのどちらかです。

お買物券の利便性は、正直少ないというのが、使ってみた感想です。

専用WEBサイトで使える優待銘柄増えていますが、実は使い勝手がよくない優待もあるので、注意が必要です。

10,000円相当の自社商品も、理研ビタミンのような、だしや、亜麻仁油、即席スープ、好き嫌いが分かれるかもしれません。

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須あり

1年以上の継続保有が必須です。

継続保有の条件

半期ごとに作成する株主名簿に同一株主番号にて3回連続(5月31日現在の株主名簿に2回、11月30日現在の株主名簿に1回)で記載されること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年5月31日」です。

権利付き最終日の「5月28日」までに100株以上の取得が必要です。

IKホールディングスに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

IKホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年5月31日

権利付き最終日:5月28日(水)・・・残り6ヵ月と7日(188日)
逆日歩日数:3日

IKホールディングス(2722)の基本情報

情報更新日:2024年5月31日

code2722優待内容ギフト券
業種小売業上場市場東証スタンダード 
決算5月 優待月5月
本社愛知上場年月日2001年12月4日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数8,308,000企業のHP優待詳細
優待の種類買物優待券、自社製品

株価更新日:2024年11月20日

20日の終値株価379円最低投資額37,900円
最低必要株数100継続保有必須

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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IKホールディングス(2722)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-05-29419-18,900-178,600-159,700237,10012.04.035.0
2023-05-29386-102,600-212,400-109,800195,4000.54.0112.0
2022-05-27500-27,100-121,700-94,600154,2001.854.0112.0
2021-05-2775025,600-35,500-61,100201,7000.056.4112.0
2020-05-2768123,60022,900-70053,500312.0
2019-05-285091,7003,6001,900101,900312.0
2018-05-281,77345,00046,6001,60050,700110.0
2017-05-264,22513,90021,4007,50077,700130.0
2016-05-269822,6001,600-1,00018,000120.0
2015-05-261,05010060050023,900318.0
2014-05-279102,600900-1,70021,300318.0
2013-05-28100,0007045-251393
2012-05-2888,500174146-281181
2011-05-2675,8001511-4641

IKホールディングス(2722)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(5月31日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 5月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄は全部で30、クロス可能な貸借銘柄は22、類似優待銘柄は多いですが、注意が必要です。

    IKホールディングスと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、5月実施の『買物優待券、自社製品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    発行済株式数や浮動株比率などが低く、株不足の原因になる要素が多いです。

    逆日歩更新日:2024年11月21日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/20(水)004,600004,60001.00
    11/19(火)004,600004,60001.00
    11/18(月)06004,60002,1004,60001.00
    11/15(金)3,50005,2006,70006,700-1,5000.780
    11/14(木)001,7000001,700-0
    11/13(水)02001,7000001,700-0
    11/12(火)001,9000001,900-0
    11/11(月)04001,900010001,900-0
    11/08(金)60002,300001002,20023.00
    11/07(木)001,700001001,60017.00
  5. IKホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    高額逆日歩がそのまま最大逆日歩であり、1回発生しているので、注意です。
    • 2024/05/29:1,200円 (3日)
    • 2023/05/29:50円 (1日)
    • 2022/05/27:185円 (1日)
    • 2021/05/27:5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約4万円
    • 500株:約19万円
    • 1000株:約38万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ○:優待価値では低リスク
    1年以上の継続保有が必須なので、他の優待と比較するとややリスクは下がります。

    IKホールディングスと優待価値が2,000円でほぼ一緒、5月実施の優待一覧。


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IKホールディングス(2722)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較

IKホールディングスは、逆日歩の発生しない、一般信用クロス取引も可能です。

11月20日の終値、株価379円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額3.8万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
15/284161668166
25/2752020810207
35/2662424912249
45/237282811152810
55/228323212173212
65/2111454417234516
75/2012494819254917
85/1913535220275319
95/16145756222920
105/15156160233122
115/14187372283726
125/13197776304028
135/12208180314229
145/9218584334431
155/822344632
165/725395236
175/626415438
185/527425639
195/228445841
205/129456042
214/3032506747
224/2933526948

IKホールディングスの権利付最終日(2025年5月28日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額3.8万円、IKホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年11月21日)から直近の優待権利日(2025年5月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、IKホールディングスを3.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:3.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(190日分)+プレミアム料297円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(190日分)+プレミアム料
451円=55円+99円+297円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:3.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(190日分)396円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(190日分)
280円=3円+277円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、IKホールディングスを3.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:3.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ16円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
159円=55円+99円+5円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:3.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ16円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:50円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
152円=50円+97円+5円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:3.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料5円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
159円=55円+99円+5円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:3.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)5円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:3.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)5円
【超割】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
159円=55円+99円+5円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
7円=3円+5円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
7円=2円+5円

優待権利日最終日の制度信用クロスなら、貸株料はごくわずかです。

※IKホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

IKホールディングス(2722)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 優待を取得するためには1年以上の継続保有が必須であり、クロス取引の難易度は高い
  • 100株でもらえる買い物金券は、専用WEBサイトでしか使えなく、優待魅力度は低い
  • 100株保有は、2,000円相当の商品に変更で人気化するかも
  • 優待価値を超えるような高逆逆日歩、過去発生していない
  • 株価が安く、1,000株以上の10,000円分の金券も狙いやすい
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